キャンパスおよびデータセンターネットワークにジュニパーを導入し、国境を超えた信頼性の高いインフラサービスへの高まる需要に対応
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、アジアで急成長しているインフラプロバイダであるデジタルエッジが、拠点全体にわたってジュニパーネットワークスのアクセスポイントおよびMist AI™ソリューション、Juniper Networks® QFXシリーズ、MXシリーズ、EXシリーズの有線および無線製品を全面的にアップグレードしたことを発表しました。これにより、アジア全域における発展途上市場および新興市場で高成長しているデジタル需要に向けた、同社の急速な拡大に対応することを可能にします。
デジタルエッジは、アジアにおけるデジタルインフラへのアクセス格差を解消する架け橋となるという使命を掲げて設立されました。アジア地域の6つの市場にある17カ所のデータセンターを介して、キャリアニュートラルなコロケーションおよび接続サービスを提供しています。同社は、アジア地域で急速に加速するデジタル経済と、それに伴って高まっている現地データセンター設備の需要によって、急速に成長しているエンタープライズおよびハイパースケール顧客基盤のためにネットワークのアップグレードを必要としていました。
今後5年間でフットプリントを拡大し、容量を500MWに増加する計画を実現するため、デジタルエッジはキャンパスおよびデータセンターネットワークのアップグレードに求められる拡張性に優れたパワー、容量、スペース効率を可能にするにジュニパーネットワークスのフルスタックのソリューションを採用しました。これにより、同社はインフラのエンジニアリングの簡素化、ネットワーク運用の自動化、拡張を維持しながら運用効率の向上に取り組んでいます。
各データセンターでは、高スループットで低レイテンシのQFX5120データセンタースイッチによってクロスコネクトが可能になり、顧客が自ら選択したデジタルリソースやビジネスパートナーと接続して、充実したデジタルエコシステムに対応できるようになります。さらに、MX204ユニバーサルルーターにより、デジタルエッジのデータセンター間に高密度で信頼性が高く、運用が簡素化されたプラットフォームを提供し、コストを最適化した相互接続を実現します。
また、AP43無線アクセスポイントとEX2300およびEX3400イーサネットスイッチは、複数の拠点をまたいで信頼性の高いキャンパス接続と、直感的なAIOps機能を提供します。Juniper Mist™クラウドとWi-FiおよびWired Assuranceサービスに加え、仮想ネットワークアシスタント「Marvis」を活用することで、AIOpsによる自動化、エクスペリエンスに関する豊富なインサイト、AIドリブンのRF最適化、プロアクティブな障害解決を実現します。Mist AIを活用することで、ビジネス上重要なシステムは最小限の介入で実行されます。デジタルエッジのIT部門は貴重な時間とリソースを確保できるようになることで、同社の顧客により付加価値の高いサービスを提供することに注力できます。
ジュニパーネットワークスは、スペースと処理能力のみを提供するのでなく、場所を選ばず、シームレスでハイパフォーマンスなサービスの相互接続エコシステムを拡大することで、デジタルエッジが差別化を図れるように支援しています。これにより、同社の顧客は、必要に応じて自社のペースで制限なく拡張できるようになります。
デジタルエッジとジュニパーネットワークスは、長年のパートナーとして、デジタルエッジのデータセンターにおけるスピード、容量、密度への需要に対応し、アジア全域のユーザーにより高度な相互接続を実現することを目指しています。デジタルエッジは、ジュニパーネットワークスのソリューションを活用し、ポートフォリオとサービス地域の意欲的な拡大計画を進めており、今後もアジアにおいて、さらに多くの地域社会へサービスを提供するために取り組んでいきます。
本リリースへのコメント
ジュニパーネットワークス、アジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、サイアム・グアン・アン(Thiam Guan Ang)
「デジタルデバイドを解消して、アジア地域のより多くの人々をつなぐネットワークを実現するという信念は、『私たちが提供するネットワークエクスペリエンスで人々の働き方や暮らし方を変革する』というジュニパーネットワークス自身の使命と近いものがあります。当社は、デジタルエッジがアジア全域のユーザーのためにシームレスなデジタルエコシステムを構築し続ける中で、当社のフルスタックのAIドリブンの有線および無線ソリューションを介して、同社のネットワークインフラを実現できることを嬉しく思います」
デジタルエッジ、インターコネクトエンジニアリング&オペレーションズ責任者、ラファエル・ホー(Raphael Ho)氏
「パートナーとして最高のベンダーとは、連絡をしなくてもあらゆることがうまく進むベンダーであり、ジュニパーネットワークスとの関係はまさにそれが実現できています。当社が拡大を続ける中、ジュニパーネットワークスは、当社が相互接続したエコシステムを顧客のために構築する上で、不可欠なネットパートナーとなっています。私たちは近い将来、協力して一層多くの地域社会をつなぐことを楽しみにしています」
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。 www.juniper.net/jp/ 、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)