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キンドリル、ポートフォリオの最適化を発表

ニューヨーク – 2024年5月13日(現地時間)発 – 世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるKyndryl(以下 キンドリル)は、本日、専門的なワークロードサービスの大手プロバイダーである株式非公開企業Skytapを買収したことを発表しました。

キンドリルのクラウドのグローバルプラクティスリーダーであるデイブ・シンプソン(Dave Simpson)は次のように述べています。「Skytapの買収は、当社のミッションクリティカルな能力への積極的な投資を反映しており、グローバルでのアライアンスパートナーシップとイノベーションによって、お客様の変革と成長を支援することができます」

キンドリルは株式非公開企業のSkytapを買収することで、ハイブリッドクラウドサービスのポートフォリオを強化します。Skytapの革新的なテクノロジーとキンドリルが持つ専門知識が融合することで、お客様へクラウドネイティブサービスを利用した高度な分析、人工知能、開発・セキュリティ・運用(DevSecOps)の導入を加速できるようになります。Skytapは、ハイパースケーラー環境をサポートする複雑なワークロードの移行について、特に優れた機能を備えていると評価されています。Skytapのテクノロジーによって、お客様は最小限の変更でミッションクリティカルなシステムをパブリッククラウドに移行し、運用できるようになります。

ポートフォリオの最適化を拡大
また、キンドリルはセキュリティーズインダストリーサービス(SIS)として知られるカナダの証券業界向けの取引処理プラットフォームを、Broadridge Financial Solutions社に売却する正式契約を結んだことも発表しました。キンドリルは売却後に、SISに関連するマネージドサービスと機能を同社に提供する予定です。
過去12カ月の SkytapとSISの収益は、キンドリルの年間収益の1%未満でした。キンドリルはSISの売却に伴う関連利益(調整後の業績から除外)の計上を見込んでいますが、この取引は2024年5月7日に発表したキンドリルの2025会計年度の見通しには影響しません。2つの取引から得られる純収益については、一般的な企業目的に使用する予定です。
取引条件については開示されていません。また、SISの取引完了には、必要な規制当局の承認など、通常の取引完了条件が適用されます。

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、 www.kyndryl.com または www.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。

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