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RubrikとCisco、サイバー攻撃からデータを保護

Rubrik Zero Labsのレポートによると、IT/セキュリティリーダーの66%が、データの増大がデータの保護とリスク軽減の能力を上回っていると報告しています。サイバー攻撃者はこうした状況に気づき、サイバー攻撃を高度化し、重要なデータを破壊、窃盗、恐喝しています。データ量が増加し続け、可視化の課題が深刻化する中、組織は絶えず拡大するデータを管理し、保護する方法を見出さなければなりません。

こうした組織の複雑化する課題対応を支援するため、RubrikとCiscoは本日、組織のサイバーレジリエンスを強化し、サイバー攻撃からミッションクリティカルなデータを保護することを発表しました。

Rubrikのグローバルチャネル/アライアンス/インサイドセールス担当バイスプレジデントのガザル・アシーフ(Ghazal Asif Farhadi)によると、RubrikはCiscoのSolutionsPlusプログラムへの参加を予定しています。この戦略的な取り組みを通じ、データセキュリティ態勢管理(DSPM)ソリューションを含むRubrikの全ての製品がCiscoのGlobal Price Listに追加されます。

ガザル・アシーフは次のように述べています。「DSPMは、オンプレミス、クラウド、SaaSの環境においてデータの漏洩・窃取リスクをプロアクティブかつ包括的に軽減します。あらゆるデータの保存場所と保護方法の特定は、データセキュリティにおける極めて重大な課題です。DSPMは、その課題に対する効果的な役割を担います。またSolutionsPlusプログラムの一環として、今後はCiscoの直販およびチャネルの販売網を通じ、Rubrik Security CloudとCisco Unified Computing Systems(UCS)およびCisco XDRを組み合わせて提供できます。」

さらに以下のように述べています。「エッジ、パブリッククラウド、プライベートクラウドの環境で、両社の共通のお客様は検証済みのアーキテクチャを活用することで、ランサムウェアを軽減し、オーケストレーションのリソースに基づき事業継続性を迅速に確保することができます。またRubrikとCiscoは、単一のソースによるシームレスな購買体験を通じ、統合型コンピューティングとゼロトラスト・データセキュリティを実現し、サイバー攻撃や悪意のある内部関係者、業務妨害に対するデータの回復力を保証することを目指しています。」

Cisco UCS対応のRubrik Security Cloudは、Cisco Validated Designsによってテストされ、事前に設計されており、Cisco Intersightを通じ自動デプロイ、マルチサイトスケーリング、ライフサイクル管理の機能を提供します。

Cisco XDRとの連携
RubrikがCisco XDRと連携することで、企業は、データに対する標的型攻撃を迅速、容易に特定し、安全なリカバリ機能によってビジネスを継続させることができます。

主なメリットは以下の通りです。
データに対する標的型攻撃を特定:RubrikとCisco XDRの包括的な脅威カバレッジにより、お客様は自社の環境とデータの豊富で統一された可視性を獲得し、潜在的なデータ攻撃を迅速に検知・阻止することができます。
調査と優先順位の決定を迅速化:組織は脅威インテリジェンスとデータコンテキストを組み合わせることで、重要なデータを標的とする脅威に、優先順位を付けて、効果的に対応することができます。
効果的なリカバリと復旧を実現:セキュリティとIT運用を合理化することで、攻撃からのセキュアなリカバリ/修復機能によってビジネス継続性を担保することができます。
TCOを削減しつつ、ライフサイクル管理も簡素化:Cisco Intersightにより、グローバル規模のCisco UCS Computingインフラストラクチャ上で、Rubrik Data Management Platformの展開と調整された構成を実現することができます。

Cisco Computeのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのジェレミー・フォスター(Jeremy Foster)氏は、次のように述べています。「サイロ化された複雑なシステムは、可視性の溝を生み、運用を妨げるため、組織は脅威の検知・対応が遅くなります。CiscoとRubrikが脅威検知とデータコンテキストを一元的に提供することで、企業のセキュリティチームは重大な攻撃に効果的に優先順位を付け、迅速に対応することができます。今回のパートナーシップは、運用を簡素化しつつ、組織のデータを保護し、より多くの価値を引き出すことを可能にするコンピューティングインフラストラクチャ上で、統一された最新のソリューションを提供するという我々のコミットメントを反映しています。」

WWT社のセールス部門エグゼクティブバイスプレジデントのマット・ホーナー(Matt Horner)氏は、次のように述べています。「RubrikとCiscoは、当社が長年にわたり強固な関係を構築してきました。Ciscoは企業のITとビジネスに関する複雑な問題解決を支援する一方、Rubrikは組織がビジネスの回復力を達成する上で不可欠な存在です。今回の連携により、両社の強みを融合し、データの安全性とシステムの稼働を維持しようとする組織にとっては、計り知れない価値がもたらされると確信しています。」

Presidio社のサイバー部門セールス担当バイスプレジデントであるジム・フィン(Jim Finn)氏は、次のように述べています。「すべての組織はデータ中心の高度な攻撃から防御するための包括的な脅威インテリジェンスを導入するべきです。当社はCiscoとRubrikの主要パートナーとして、今回の両社の連携により、お客様がデータセキュリティをプロアクティブに高度化・簡素化できるようになると確信しています。」

Rubrikは現在、CiscoのSolutionsPlusプログラムに掲載されています。詳細については、こちらをご覧ください。

Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。

*本メディアアラートは、米国で2024年8月29日(現地時間)に発表されたブログの抄訳版です。

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