社内テストによる推定スキャン速度、60秒以内で7万5,000件をバックアップ
クリーンなリカバリポイントを数秒で特定し、サイバー攻撃後のダウンタイムを最小化
The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、「Rubrik Turbo Threat Hunting」を発表しました。広範なサイバー攻撃によるダウンタイムと収益損失に組織が苦悩する中、本機能はサイバーリカバリの大幅な高速化を念頭に設計され、企業はデータ資産全体を対象に、クリーンなリカバリポイントを数秒で特定できます。Turbo Threat Huntingは、顧客企業がクリーンなリカバリポイントを即座に特定し、運用の中断を最小限に抑えながら、サイバーインシデントから迅速に復元できる環境を実現します。
Rubrik Zero Labsの最新版レポートによると、ITおよびセキュリティリーダーの60%は、自社がサイバー攻撃を受けた際の事業継続性を維持する能力について、「極めて心配」または「非常に心配」と回答しています。従来型のプロセスの場合、クリーンなバックアップの特定には数日または数週間を要することもあり、障害の長期化や財務状況の悪化につながる可能性があります。RubrikのTurbo Threat Huntingによって、組織は60秒以内で最大7万5,000件のバックアップのスキャンが可能です。
Rubrikの最高製品責任者であるアネカ・グプタ(Anneka Gupta)は、次のように述べています。「RubrikのTurbo Threat Huntingは、サイバー攻撃から最も迅速に復旧を可能にします。本機能は、リカバリ時間を短縮すると同時に、サイバーレジリエンスの新しい可能性を切り開いています。Rubrikが提供するスピードと規模は、他のプラットフォームでは実現できないものであり、組織が迅速に業務を再開し、利益を守る自信を得ることができます。」
Turbo Threat Huntingは、一度に1つのオブジェクトをスキャンすることや複数の管理画面を使用する必要がある従来型の手法とは異なり、Rubrikのメタデータ内に保存された事前計算済みのハッシュを活用し、大規模なスキャンを実施します。この手法により、ファイル単位のスキャン作業が不要となり、複雑なデータ環境においても、マルウェアなどの脅威が存在しないリカバリポイントを数秒で迅速・正確に特定することが可能です。
Turbo Threat Huntingの主な機能は以下の通りです:
- 事前計算済みのハッシュ:Rubrikのメタデータ内で事前計算済みのハッシュ値を使用することで、個々のファイルのマウントとスキャンの必要がなく、悪意のあるファイルを即座に特定できます。
- 悪意のあるファイルを隔離:発見された悪意のあるファイルの履歴と量を取り込む形でバックアップ・メタデータを更新することで、侵害の痕跡のない最新のバックアップを選択する際のヒューマンエラーのリスクが軽減されます。
- マルチクラスターのスキャン:個別または複数のクラスターと組織の全体的な環境を単一のアクションでスキャンし、クリーンなバックアップを特定することで、複雑性を軽減しながら、すべてのデータのリカバリポイントを同時に特定できます。
- 資産全体を中断することなく分析:Turbo Threat Huntingは、すべてのワークロードでIOC(侵害の痕跡)のスキャンを実行しながら、運用への影響を最小限に抑えられるよう設計されています。
Turbo Threat Huntingは現在、Rubrik Enterprise Editionとクラウドのすべての顧客企業を対象にベータ版を提供中です。本機能の一般提供は、2025年1月末までの開始を予定しています。詳細については、Rubrikのブログをご覧ください。
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Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP
*本プレスリリースは、米国で2024年12月12日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。