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ネットスコープ、セコイア・キャピタル・グローバル・エクイティズ主導の追加投資で3億4,000万ドルの資金を調達

-成長著しいSASE*, 及びクラウド・セキュリティ企業として、クラウド・ネイティブ・ネットワークとデータセキュリティ・プラットフォームに対する世界的な需要急増を追い風に30億ドル近い評価-

SASE Secure Access Server Edge(セキュア・アクセス・サーバーエッジ)

クラウドを安全に活用するためのソリューションを提供する米Netskope, Inc.(略称:ネットスコープ)の日本法人、ネットスコープジャパン株式会社(代表:大黒 甚一郎、ジャパン・カントリーマネージャー、所在地:東京都千代田区、以下:ネットスコープジャパン)は本日、新たな投資会社であるセコイア・キャピタル・グローバル・エクイティズ(Sequoia Capital Global Equities)が主導する3億4,000万ドルの新規投資が合意に達したことを発表しました。
この追加投資には、新たな投資会社であるCanada Pension Plan Investment BoardとPSP Investmentsのほか、Lightspeed Venture Partners、Accel、Base Partners、ICONIQ Capital、Sapphire Ventures、Geodesic Capital、Social Capitalをはじめとする既存の全投資会社が参加しています。
これにより、ネットスコープの評価額は約30億ドルに達することになります。

世界の先進的投資会社によるこの追加投資は、ネットワークとデータセキュリティに対する世界的な需要の高さを示すものであり、「The Netskope Security Cloud Platform」に対する幅広い需要を改めて示す強力なメッセージとなります。顧客企業数が前年度比80パーセントで増加しているネットスコープは、セキュア・アクセス・サーバーエッジ(SASE)とクラウド・セキュリティというサイバー・セキュリティの急成長分野において成長が最も著しい企業です。ネットスコープの急成長は、デジタル・トランスフォーメーションの実現およびレガシー/オンプレミスセキュリティ・ソリューションのアップグレードに対する同社のクラウド主導のセキュリティ・アーキテクチャが、企業の間に急速に普及していることを表しています。

「Netskope Security Cloud」は、クラウドサービス、Webサイト、プライベートアプリにアクセスする際に、場所やデバイスの種類を問わずに高い可視性とリアルタイムのデータおよび脅威に対するセキュリティを提供します。次世代セキュアWebゲートウェイ(SWG)機能、ゼロトラストセキュアアクセス、許可されていないデータの流出を検出する高度な機械学習、従来の防御機能が通用しにくいクラウドベースの攻撃を防止する高度な脅威防御を組み合わせ、変化する市場需要に対応している点は他社にはないネットスコープの強みといえます。ネットスコープは、世界で最も大規模、高性能、かつセキュアなクラウドネットワーク、「NewEdge」上の、クラウドベースの単一プラットフォームでこれらすべてを提供します。さらに、クラウドを理解した上でデータ中心のアプローチを採用し、デジタル・トランスフォーメーションに必要なセキュリティとスピードをバランスよくセキュリティ部門に提供できるのは、ネットスコープのみです。

ネットスコープのCEOであるサンジェイ・ベリ(Sanjay Beri)は次のように述べています。
「ネットスコープが創設された2012年の時点で、クラウドがすべてを変えていることは明白でしたが、それによってセキュリティがどれほど損なわれるかに気づいていた人はほとんどいませんでした。当社は創設以来、真のクラウドプラットフォームの構築に常に重点をおいてきました。それは時が経つにつれ、企業の全トラフィックの保護と管理を実現する境界である高パフォーマンスなワールドワイド・クラウドエッジに進化します。世界の有力企業およびセキュリティ投資会社からの今回の投資は、ネットスコープをクラウドで提供されるセキュリティの新たな世界標準として押し上げるだけでなく、クラウド・セキュリティの市場が今後さらに拡大していくことを証明しています。」

セコイア・キャピタル・グローバル・エクイティズ(Sequoia Capital Global Equities)のマネージング・パートナーであるパトリック・フー(Patrick Fu)氏は次のように述べています。
「ネットスコープは、クラウド、データ、ネットワーク・セキュリティのイノベーションを推進するリーダーとなり、今日のセキュリティ市場の最大部分を構成しています。ネットスコープは、既存テクノロジーの限界を押し上げて市場を再構成するゲームチェンジャーのために水準を引き上げています。ベリCEOをはじめ、ネットスコープは、素晴らしい軌道にあります。この優秀なチームと長期的に連携できることを嬉しく思います。」

2019年8月に公開されたGartner社の「The Future of Network Security Is in the Cloud(ネットワークセキュリティの未来はクラウドの中に)」によれば、「デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション、SaaSおよびクラウドベースのその他サービスの採用、新興のエッジコンピューティング・プラットフォームは過去のパターンに捉われず、企業ネットワークを全く違ったものにします。セキュリティの境界は、かつてデータセンターにある箱の中にありましたが、現在は、企業が必要とするあらゆる場所に境界、つまり、動的に構築されるポリシーベースのセキュア・アクセス・サーバーエッジ(SASE)があります。」*

2019年のネットスコープのハイライト
ネットスコープは、最も成長著しいSASE企業として、昨年は次のような卓越したビジネス成果を達成しました。

ネットスコープは、以下のような多数の製品イノベーションも推進しました。

RSA Conference 2020

ネットスコープ(Netskope, Inc.)について
ネットスコープはクラウドセキュリティのリーダー企業です。世界の大規模組織がセキュリティを犠牲にすることなく、クラウドとWebのメリットをフル活用できるように支援しています。特許技術であるCloud XDテクノロジーは、他のセキュリティプロバイダーよりも深く探ることで盲点を排除し、 数千ものクラウドサービスと数百万ものWebサイトを対象にアクティビティを迅速に特定して制御します。当社のお客様は、クラウドネイティブな単一インターフェイスを利用して、あらゆる場所のデータを保護する360度のデータ保護と、検出が困難な攻撃を停止する高度な脅威防御を活用しています。 ネットスコープは、スマートなクラウドセキュリティを提供します。

セコイア・キャピタル・グローバル・エクイティズ(Sequoia Capital Global Equities)について
セコイアは、伝説的企業を築き上げる大胆な起業家を発想段階からIPO以降の段階まで支援します。セコイア・キャピタル・グローバル・エクイティズ(SCGE)は、セコイアの活動をパブリック/プライベートのクロスオーバー市場へと拡大します。SCGEは、ディスラプティブ・テクノロジーのテーマを特定し、実際にディスラプションが進行している大規模市場の長期的勝者に投資することに重点を置き、主にパブリックおよび後期段階のプライベート企業に投資しています。セコイアの投資先企業は、合計でNASDAQの全市場価値の20%以上を占めています。

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*本件は、去る2月6日米国カリフォルニア州サンタクララで発表されたリリースの抄訳です。

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