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Schaefflerグループ、2万ユーザーが利用するエンジニアリングコックピットにArasを採用

自動車および産業サプライヤーの大手がAras PLMプラットフォームを使用して、IoTデータの統合やデジタルスレッドの創出を実現可能に

ANDOVER, Mass. and Tokyo, Japan . 2017年2月7日(米国東部時間) . エンタープライズ・プロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソフトウェアの次世代リーディングカンパニーであるAras .は、本日、自動車および産業機械分野における総合的サプライヤーであるSchaefflerグループが、Schaefflerのエンジニアリングコックピットアプリケーションを支援するためにAras Innovator.プラットフォームを選択したことを発表しました。Schaefflerのエンジニアリングコックピットは、最大2万ユーザーに対して、さまざまな部門やインターフェース、システム、オーサリングツールに関する情報をロールベースアクセスで提供し、より良い意思決定を行います。Schaefflerとのコラボレーションは、昨年12月に発表したAras とIBMのパートナーシップ後初めての成果となります。

デジタル変革は、Schaefflerが抱える主要な課題のひとつです。エンジニアリングコックピットアプリケーションは、すべての部門やシステムに接続する主要なツールのひとつで、ウェブベースで多数の開発センターが開発データへ直接アクセスできるようになります。初期フェーズでは全社的なコンフィグレーションおよび変更管理をサポートします。

Schaefflerのエンジニアリングコックピットに対する要件を満たし、デジタル変革戦略全体に対応するために、同社は柔軟性や拡張性があり、無駄のないプロジェクトの文書化を行うビジネスニーズに対応しつつ、一方では製品ライフサイクルに沿ったタスクを全てサポートできるプラットフォームを探していました。

Schaefflerは以下に挙げる主要な領域を向上させるためにAras Innovatorを使用します:

  • エンジニアリング変更プロセスにおけるコンフィグレーションおよび変更管理プロセスの全社的なソリューションを6か月以内に提供
  • 製品エンジニアリング領域においてSchaeffler の全社的なデータ整合性および製品コンフィグレーション管理を実現
  • サービスリクエストの効果的な管理
  • 製品データおよびエンジニアリングプロセスをサプライヤーチェーン全体に拡大するための部門横断的コミュニケーション
  • 包括的なプロジェクト調整
  • マネジメントレポートと意思決定サポート
  • エンタープライズシステム(SAP、PTC Windchill等)との統合

ArasはそのPLMプラットフォームにより、データに基づいた製品開発プロセスの中で各部門が使用する異なるシステムを接続する柔軟性を確保しつつ、デジタルスレッドおよびIoTプラットフォームの統合を実現する状況を創出します。Aras のソリューションは、エンジニアリングコックピットの製品コンフィグレーション管理において、システムズエンジニアリングおよび組み込みソフトウェア開発ツール(ALM/MBSE)の密な統合を提供します。さらに、このソリューションにより、当初のシステム開発基準を重視したデジタルプラットフォームによる分析が可能になります。

「当社はAras を使用して、データ統合の新たな領域に足を踏み入れています。新たなサービス指向型プロセスを作成するだけではなく、デジタル的にプロセスと手順を最適化したいと考えています。次の論理的なステップは、現在使用している複数システムと全社的なデータ交換のより密な統合です。」と、Schaeffler のシニアヴァイスプレジデント R&DであるDirk Spindlerは述べています。

「当社のプラットフォームは既存の複数システムを統合し、Schaefflerの投資を保護します。この統合により、Business of Engineering(ものづくりのビジネス全体の効率化)のすべての領域やプロセスへのアクセスだけでなく、コンフィグレーションおよび変更管理の提供も可能になります。」と、Aras CEOのPeter Schroerは述べています。

「ArasはIBM社と協力し、自動車サプライヤー業界最大手のデジタル化の課題をサポートすることを大変光栄に思います。」

Schaefflerについて
Schaefflerグループは、自動車および産業機械の分野において世界をリードする総合サプライヤーの一社で、その高品質、優れた技術、極めて革新的な能力には定評があります。エンジンやトランスミッション、シャーシに使われる精密部品やシステム、および幅広い産業機械向けのころがり及びすべり軸受製品は、「明日のためのモビリティ」に大きく貢献しています。Schaefflerは2016年に約133億ユーロの売上を達成しています。約85,000人の従業員が働くSchaefflerは、世界でも最大の同族企業の一社です。50か国以上で約170拠点の製造拠点や研究開発施設、販売会社を持つグローバルなネットワークを有しています。

Arasについて
Arasは、複雑な製品・プロセス構造に悩むグローバル企業にベストなプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソフトウェアを提供しています。高い拡張性、柔軟性、アップグレード性を備えたそのレジリエント(しなやか)なプラットフォーム技術は世界の大手企業に採用されており、Business of Engineering(ものづくりビジネス全体の効率化)を実現するための機能として必要なアプリケーションも完備しています。Airbus、GE、GM、日立、ホンダ、川崎重工業、モトローラ、ゼロックスなど、世界中のビジネス顧客がArasを採用しています。Arasは米国マサチューセッツ州に本社を構えるプライベートカンパニーです。詳細に関しては www.aras.jp、Facebook www.facebook.com/ArasPLMJapan、および Twitter @ArasJapan をご覧ください。

ここに掲載されている製品名称やサービス名称はそれぞれ各所有者の登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先:
アラスジャパン合同会社
Tel : 03-5797-7920
E-mail : info@aras.jp
URL : www.aras.jp

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