リモート対応が柔軟に実施できる安定した環境構築により、新型コロナウイルスの影響下における運用管理の心理的負担軽減にも寄与
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長: 福田 安広)が提供しているホステッド・プライベートクラウドサービス「Praclaホステッド プライベートクラウド」の基盤にNutanix Enterprise Cloud OSが導入されたことを発表しました。
TOKAIコミュニケーションズは、TOKAIグループの情報通信事業を担う企業として1977年3月に設立されました。総延長約7,000kmの光ファイバーを活用してキャリア・企業向け通信サービスを展開する通信事業をはじめ、静岡および岡山に設置されたデータセンターにてシステムの運用管理を手掛けるデータセンター事業、そしてビジネスに必要な環境整備を行うシステムインテグレーション事業を三位一体となって提供しています。
「Praclaホステッド プライベートクラウド」の基盤として利用してきたハイパーバイザーのサービス終了に伴い、新たな基盤を導入することになりました。新たな基盤づくりにあたって、迅速な環境構築だけでなく、旧基盤で生じていたバージョンアップ時のサービス停止、限定的なスナップショット機能などの運用面での課題の解決も求められました。調達におけるコストや、移行時の環境構築にかかる工数が最小限に抑えられる点、また将来的なサービス拡充に対する期待から、Nutanixの導入が決定しました。
Nutanix移行後は安定して動作しており、障害が少なくなったことから、少ない人的リソースでの運用が可能となり、運用における負荷が大幅に軽減しました。また、サービスを停止することなく、ノード追加ができる柔軟な環境が整備できたほか、Prismの導入に伴い、顧客からの問い合わせ件数が大幅に減少しました。ディスクの処理能力を示すIOPS(入出力操作毎秒)が約3倍向上するなど、レスポンスの高速化も実現しています。さらに、リモート対応が柔軟に実施できる環境が整備できていたことで、新型コロナウイルス感染症の影響下における運用管理の面での心理的な負担軽減にも寄与しました。
ITサービス本部 インフラ基盤事業部 データセンターサービス部 クラウドサービスグループ グループ長の村松 一幸氏は、次のように述べています。「実績のあるNutanixを取り扱っているということがアピールポイントとなり、お客様に対する安心感の醸成に大きく貢献しています。お客様からは、コストはほぼ変わらずに機能面や性能面が良くなったとお褒めの言葉をいただいています。マルチクラウドでお客様にソリューションを提供しているため、ハイブリッドな環境でAmazon Web Services(AWS)の活用が可能な面も評価したポイントの1つです。」
現在Nutanixを展開している静岡データセンターに続き、いずれは岡山データセンターにもNutanixを展開していくことで、自社内でのDR環境を整備していく方針です。仮想マシンの管理性能を向上させることができるNutanix Guest Toolsなどの活用により、提供機能の拡充も計画しています。「Praclaホステッド プライベートクラウド」の基盤以外にも、グループ会社でNutanixを業務利用しており、今後も幅広いNutanixの活用を検討しています。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
www.nutanix.com/jp/viewer?type=pdf&path=/content/dam/nutanix/ja/resources/case-studies/cs-tokai-communications-jp.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。