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アナログ・デバイセズ、2017年度「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞

アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は1月3日(米国東部時間)、同社の「高性能データ・コンバータ技術/製品の開発における持続的なイノベーションとリーダーシップ」が高く評価され、2017年度「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞したと発表しました。1985年に設けられたこの賞は世界中の組織から選ばれた、傑出したイノベーションを表彰するものであり、IEEEの関連領域における教育、産業、研究およびサービス等に関する技術的進歩の発見、拡大、または補完に対する決意を称える賞です。

当社は、サンプル・レート、ダイナミック・レンジ、電力効率、集積化などの分野で、データ・コンバータの性能や可能性を拡げ続けていると評価されました。こうしたイノベーションによって新しいシステム・アーキテクチャが実現し、新たな市場やアプリケーションを開拓するデジタル革命を促進します。ADIのコンバータは、科学/産業用機器、無線通信、オーディオ、ビデオ、画像処理、医療用画像処理、自動車、コンスーマ、航空宇宙/防衛システムなど広範な領域において、高い機能を実現する重要な要素技術を提供しています。

共同創立者兼取締役会会長のレイ・ステータ(Ray Stata)は、次のように述べています。「データ・コンバータに関する当社のリーダーシップは、半導体業界への顕著な貢献であり、当社の過去50年以上に渡る成功の基盤を成す重要な要素です。今回の受賞は、当社が誇る豊かな歴史を象徴・称賛する、記録的な偉業です。この度の栄誉に対してIEEE審査委員会に謝意を表するとともに、エンジニアリングのイノベーションに絶えず専念してきた当社の全従業員に感謝したいと思います」

アナログ・デバイセズは、システムレベル設計、集積化、アーキテクチャ、回路、マテリアル、テストなどさまざまな階層において、高度なコンバータ技術を有しています。こうしたイノベーションが、SAR ADCの分解能、コスト/電力/インテグレーションに関する大きな利点を備えたシグマ・デルタ・コンバータ、極めて高精度なDAC、幅広いダイナミック・レンジでコンバータ速度の限界を拡張し続けてきた高速ADCおよびDACなどの飛躍的向上を導いてきました。

アナログ・デバイセズは、専門家や大学双方に様々な教材を提供してきましたが、これが業界の変化を促す重要な推進力ともなっています。当社の啓蒙的文化と、研究成果を進んで公表し共有しようという意欲は、受賞歴のあるIEEE学会論文、教育助成金、各種アプリケーション・ノート、機関誌、テキスト、セミナーなどの積極的公開からも明らかなように、業界全体を動かす力となってきました。

レイ・ステータがアナログ・デバイセズを代表し、2017年度IEEE表彰式に出席します。表彰式は、サンフランシスコのパレス・ホテルで2017年5月25日に開催される、「IEEEビジョン、イノベーション、チャレンジ・サミット」を締めくくるイベントとなります(ieee-vics.org/)。

【関連資料】
IEEEコーポレートイノベーション賞について詳しくは、こちらをご覧ください(英文):www.ieee.org/about/awards/recognitions/corpinnov.html

IEEEについて
IEEEは、人類社会に有益な技術革新の前進に貢献すべく設立された、世界最大の専門家組織です。出版物や、国際会議、技術規格、および専門的・教育的活動を通じ、航空宇宙、コンピュータ、医用生体工学、電力、家電など多岐にわたる分野についての信頼のおける「声」となっています。
詳しくは、www.ieee.orgをご覧ください。

アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは、半導体製品とソリューションを提供しています。1965年に設立され、世界をリードする信号処理技術で「アナログとデジタル」「夢と現実」との懸け橋を担ってきました。
「想像を超える可能性を」という新たなスローガンを掲げ、イノベーションを加速し、ブレークスルーを生むソリューションをお客様と共に切り拓いていきます。www.analog.com/jp

* 本リリースは2016年1月3日(現地時間)、米国で発表したプレスリリースを翻訳したものです。

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