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Nutanix、ストレージサービスをハイブリッドクラウドプラットフォームにも拡張

エッジ、プライベート/パブリッククラウド向けに、オブジェクトストレージとファイルストレージのソリューションを提供

Nutanix Inc. (本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、非構造化データストレージソリューションの「Nutanix Objects」と「Nutanix Files」に関するハイブリッドクラウドの新機能を発表しました。今回追加された新機能により、さまざまなクラウド環境における、使い勝手に優れたスケールアウト型のストレージファブリックの導入と、シンプルなデータ管理および効果的なコスト管理を実現します。これにより、企業のITチームは、ハイブリッドクラウドモデルでの運用が可能になります。

ストレージに特化した今回の機能拡充は、Nutanix Clustersの提供開始を経て実現されたものです。現在、NutanixはAWS環境でのハイパーコンバージドインフラストラクチャーソフトウェアの利用をサポートしており、今後はMicrosoft Azure環境への対応も予定しています。Nutanixは、共通の運用モデルを採用することで、IT管理の簡素化と、顧客企業が選択したクラウド上であらゆるアプリケーションを実行できる柔軟性を提供し、あらゆるクラウド上でNutanixのテクノロジーを実行できる環境を実現しています。

NutanixのCTOであるRajiv Miraniは、次のように述べています。「企業のITチームは、ハイブリッド環境への移行を迅速かつ円滑に進めるため、分散したテクノロジーの管理やオペレーションを簡素化するソリューションを求めています。お客様のこうした取り組みを支援するため、当社はNutanix Clustersの提供を開始し、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソフトウェアをパブリッククラウドへと拡張しました。現在、さまざまなクラウド環境上で、使い勝手に優れたスケールアウト型のストレージファブリックを提供するなど、プラットフォーム全体の強化に取り組んでいます。」

新機能の主なメリットは、以下の通りです。

● オブジェクトストレージ向けのクラウド階層化:Nutanix ObjectsにAWS S3などのクラウドストレージを含む、S3互換オブジェクトストアにオブジェクトデータを階層化できる機能が追加されました。これにより、顧客企業はパブリッククラウドインフラストラクチャーを活用し、ストレージと保管にかかる長期的なコストを削減できます。この最新の階層化機能により、さまざまなクラウド環境において、データのライフサイクル管理を大幅に改善します。また、メタデータはオンプレミス環境に保持されるため、検索が容易で、高い可視性と制御が実現されます。Nutanix Objectsへの階層として、お客様は任意のS3互換ターゲットを利用することができます。
● ハイブリッドクラウド向けファイルストレージ:Nutanix Clustersを通じたパブリッククラウドでの運用向けに、Nutanix Filesの一般提供を開始しました。Nutanix Filesは、真のハイブリッドクラウド対応ファイルストレージソリューションであり、今後、エッジ、リモートオフィス、コアデータセンター、パブリッククラウドを対象に、クラウドの導入形態に関わらず、統一されたエクスペリエンスと単一のUIによるシンプルな管理機能を提供します。これにより、適切なクラウドを選択する自由、容易な拡張性、ハイブリッドクラウドのファイルストレージに対するより細かな制御が可能になります。
● ディザスタリカバリ(DR)の簡素化:Nutanix ObjectsとNutanix Filesの目標復旧時点(RPO)をさらに改善し、災害時にはデータセンターとクラウドを通じて、データの常時可用性を保証します。Nutanix Objectsは、わずか数秒のRPOで実行できる、ストリーミングレプリケーションを提供しています。この機能では、プライマリストレージでS3エンドポイントを使用でき、コンテナ化されたワークロードに特に効果を発揮します。これにより、顧客企業はミッションクリティカルなステートフルアプリケーションをコンテナ化し、いかなる状況下でもビジネスの継続性を確保できます。さらにNutanix Filesは、NFSとSMBエンドポイントを使用したエンタープライズ向けアプリケーションの運用時に有益な機能として、これまでの1時間に対して最短1分のRPOをサポートします。

IDCのインフラストラクチャー・システム/プラットフォーム/テクノロジー・グループ、リサーチバイスプレジデントであるEric Burgener氏は、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションと真のハイブリッドクラウドへの移行に取り組む企業は、その過程を支援するソリューションを必要としています。企業の課題を解決する上で必要となる重要な機能は、すべての導入場所とマルチクラウドを横断した、シンプルな運用と統一性です。今回のNutanix FilesやNutanix Objectsのように、保存場所に関わらず、データアクセスに統一されたエクスペリエンスをもたらすソリューションは、今後多くの企業が求める選択肢となるでしょう。」

Nutanixは、クラウドを横断したデータストレージの簡素化に加えて、すべてのストレージ製品のパフォーマンス向上と規模拡大を実現し、より多くの選択肢をお客様にご提供します。新機能はすでに提供を開始しており、現在利用可能です。
(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2020年12月3日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

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