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シーメンス、2021年度第1四半期の業績見通し、市場予想を大きく上回る

(2021年1月21日 ドイツ、ミュンヘン発)
予想を大幅に上回る好調な事業を受け、シーメンスの2021年度第1四半期の業績見込みは、市場予想を上回るものになりました。
デジタルインダストリーズのオートメーション事業およびソフトウェア事業の大幅改善、中国事業の予想を上回る成長が牽引し、業績は前年同期比で大幅に向上する見込みです。

シーメンスは2021年度通期の見通しを見直し、2021年度第1四半期の全業績を2021年2月3日に発表する予定です。

暫定的な2021年度第1四半期の業績は、以下の通りです。

デジタルインダストリーズ

デジタルインダストリーズの利益(調整済みEBITA)は57%増の8億4,800万ユーロでした。高利益率で短期サイクルのオートメーション事業の、需要回復による稼働率向上、ソフトウェア事業の稼働率向上および大きな利益貢献が功を奏しました。さらに、前年度より大幅に減少した退職金、コロナ禍の制約による出張、マーケティング費用などの経費節減による恩恵も受けました。利益(調整済EBITA)率は、昨年同期の14.4%から22.5%に向上しました。

スマートインフラストラクチャー

スマートインフラストラクチャーは、概ね各事業が好業績で、特に製品事業が好調で稼働率も向上したことを受け、利益(調整済EBITA)は39%増の3億9100万ユーロでした。デジタルインダストリーズ同様、前年度より大幅に減少した退職金、コロナ禍の制約による経費節減の恩恵を受けました。利益(調整済EBITA)率は、昨年同期の8.0%から11.2%に向上しました。

モビリティ

モビリティは予想通り、コロナ禍による逆風に関わらず、引き続き好調な業績でした。利益(調整済EBITA)は2億1900万€、利益(調整済EBITA)率は10.0%と堅調で、コロナ禍前の前年同期並みを維持しました。

【参考資料】
本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2021年1月21日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。https://sie.ag/3qGm1Vn

■ シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの半数未満の株式を保有しています。2020年9月30日に終了した2020年度において、シーメンスグループの売上高は571億ユーロ、純利益は42億ユーロでした。2020年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万3000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。

■ 日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2020年9月末に終了した2020年度において、日本のシーメンスの売上高は約1582億円、社員数はおよそ2,300人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。

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