エンタープライズ SaaS と DevOps サービスの組み合わせにより無制限のカスタマイズが可能な最も強力な「クラウドファースト」なプラットフォームを提供し、グローバル企業を支援
【米国マサチューセッツ州アンドーバー 2021年4月14日(現地時間)/東京 2021年4月15日発】製造業向けデジタルアプリケーションのためのレジリエント(しなやか)な製品ライフサイクル管理(PLM)プラットフォームを提供する Aras(本社:米国マサチューセッツ州、CEO 兼 創業者:ピーター・シュローラ、日本法人:アラスジャパン合同会社、本社:東京都千代田区、社長:久次昌彦)は、本日、大手グローバル企業のクラウド要件に対応可能な新サブスクリプションサービスを発表しました。「Enterprise サブスクリプション」と呼ばれる強力な新しい SaaS サービスは、既存の Standard サブスクリプション(旧:プレミアサブスクリプション)および Free 版(旧:オープン版)にはないサービスを提供します。「Enterprise サブスクリプション」は、複雑な業務プロセスの難易度の高い要件仕様を満たすように特別に設計された DevOps プロセスを使用して、包括的な SaaS 形式で完全なカスタマイズ機能を提供します。Aras のこの新しいサブスクリプションサービスは、大手企業のシステム導入に、これまでにないクラウド機能を提供します。
これまで、大手グローバル企業は、設計と製造のための SaaS 機能を検討する際に、受け入れがたい選択を迫られてきました。機能、カスタマイズに制約があり、他のシステムとの連携・統合が難しいクラウド専業 SaaS プロバイダーを選択するか、旧式のアーキテクチャに基づく、将来性のないレガシーシステムを選択するしかありませんでした。
クラウドを大手企業のミッションクリティカルで難易度の高い業務に対して機能させるために、Aras は、独自のメリットを提供する真のエンタープライズ SaaS サービスを開発しました。
- Aras Innovator のすべてのアプリケーション:グローバルな製品開発、システムズエンジニアリング、シミュレーション管理から製造プロセスの定義、品質管理、デジタルツインまでを網羅
- すべての統合機能:MCAD、ECAD、CAE、MBSE、ALM、ERP、PDMなどへ直接接続
- ソリューション全体のカスタマイズ:Aras ローコードプラットフォームの特長を制約なく利用可能
- 実用的な DevOps プロセス:グローバルなアジャイル(SAFe*)チームをサポートするエンドツーエンドのマルチ環境 CI / CD
- 安全なデータ分離:サプライチェーンとのコラボレーションに対応した優れた知的財産保護
- アップグレード:お客様のスケジュールに合わせ、カスタマイズ部分も含めたアップグレード保証
※Aras で採用しているアジャイル開発メソッド :https://www.scaledagileframework.com/
「大手製造業は、主要な製品開発プロセスをクラウドに移行することに関心を示しています」と、米国調査会社 IDC の産業エコシステムおよび製品イノベーション戦略のリサーチ担当副社長であるジェフ・ホイロ(Jeff Hojlo)氏は述べています。「より複雑なサプライチェーン、顧客およびパートナー主導の設計の増加、および、地域別にカスタマイズされた製品の需要の高まりにより、多様なグローバルチームとのコラボレーションの必要性が高まっています。クラウドはこれを加速し、製品開発プロセスとビジネス全体を進化させるための柔軟な環境を提供します」
Aras のエンタープライズ SaaS により、大企業は最新のクラウド環境を適用し、レガシー PDM システムの置き換えを迅速に進めることができます。既存のオンプレミスのレガシーシステムの完全な置き換えを望まない場合も、Aras の柔軟性とオープンな接続性により、クラウドプラットフォームをハブとした既存システムと新システムの共存・補完が可能になり、レガシーの置き換えを待つことなく優先度の高い業務プロセスをより迅速にデジタル化できます。自社のデータセンターで Aras Innovator を構築・運用している既存の Aras サブスクリプション契約企業であれば、SaaS への移行はさらに簡単です。
Aras は、新しい包括的なエンタープライズ SaaS サービスの提供に加えて、社内クラウドを使用したりインフラストラクチャを独自に管理するお客様に柔軟なオプションを用意しています。Aras は、Aras DevOps と Aras マネージドサービスを Standard サブスクリプションのアドオンとして利用できるようにしました。
「Aras のレジリエンスへの取り組みは、クラウド技術の進歩がお客様にとって常にシームレスさをもたらすことを保証します」と Aras のCEO 兼創業者であるピーター・シュローラ(Peter Schroer)は述べています。「私たちの設立当初からの目標は、テクノロジーの進歩に適応する将来性のあるプラットフォームを提供することでした。これにより、サブスクリプション契約のお客様は独自のプロセスをシームレスに進めて、非互換性やアップグレードの障害なしにデジタル化のメリットを実現できます」
新しい Aras サブスクリプションの詳細については、2021年4月20〜22日(日本時間)に開催される無料のオンラインイベント ACE 2021 にご参加いただきご確認ください。https://www.aras.com/ja-jp/services でもご確認いただけます。
Aras について
Aras は、製造業向けデジタルアプリケーションのためのレジリエント(しなやか)なプラットフォームを提供しています。当社のオープンかつローコードなテクノロジーにより、ますます複雑になっている製品の設計開発、製造、保守等の部門を対象に、柔軟でアップグレード性を備えたソリューションを迅速に提供しています。Aras のプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。米国マサチューセッツ州アンドーバーの本社をはじめ、世界の主要なオフィスから、350を超えるグローバル顧客と25万を超えるユーザーをサポートしています。Aras Innovator プラットフォームは無料でダウンロード可能で、すべてのアプリケーションはアップグレードを含めて単一のサブスクリプション価格でご利用いただけます。川崎重工業、デンソー、日産自動車、⽇⽴製作所、富士フイルム、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、GE、GM、Microsoft などの顧客に採用されています。
URL: www.aras.com/ja-jp
※当報道資料は2021年4月14日(現地時間)にArasが発表したプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては原文が優先します。予めご了承下さい。
※Aras および Aras Innovator の社名、ブランド名、製品名、または商標は、米国および/またはその他の国々における Aras Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべての社名、ブランド名、製品名、または商標は、各所有者に帰属します。