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培養細胞の経過観察など、生きた細胞の蛍光観察に最適
顕微鏡用デジタルカメラ「DP23M」を発売

観察時間を短縮させる機能を搭載し、サンプルダメージ低減と作業者の負担軽減に貢献

オリンパス株式会社(取締役 代表執行役 社長兼CEO:竹内 康雄)は、顕微鏡用デジタルカメラ「DP23M」を2021年11月4日(木)から国内で発売します。顕微鏡用カメラの「DP」シリーズは、ライフサイエンス分野で観察対象をモニターに表示しながら、観察や画像撮影を行うことができます。今回発売する「DP23M」は、蛍光観察※1の性能に特化したモデルです。がん研究や再生医療研究をはじめとしたライフサイエンス研究では、培養細胞が頻繁に使用されています。培養過程の確認に用いられる蛍光観察は、高感度・高精細な画像の取得、サンプルダメージを最小限に抑えた観察、また作業者の負担軽減などが求められます。「DP23M」は、640万画素の高解像な背面照射型高感度CMOSセンサーにより、微弱な蛍光も感度よく捉え、励起光によるサンプルダメージを抑えつつ、明るく高精細な画像を取得できます。さらに当社独自技術により、長い露光時間でも表示速度を維持し、素早い手元の操作にもスムーズに追従する高速ライブ機能などの機能を搭載し、サンプルダメージの低減と作業者の負担軽減に貢献します。

※1 無色透明の細胞に蛍光色素を導入し、色素から発せられた微弱光を観察する方法

※本プレスリリースは下記のリンクからPDFでご覧いただけます。

20211104-1

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