包括的で実行可能なインサイトにより運用コストを低減し、ネットワークのアップタイムを最大化
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、AIを活用することでJunosポートフォリオ全体に包括的な可視化とインサイトを提供する新たなソリューション「Juniper Support Insights」を発表しました。このソリューションは、ジュニパーネットワークスのエクスペリエンスファーストネットワーキングのビジョンのもと、AIドリブンサポートと運用を拡張し、お客様のネットワークをクラウドに容易かつセキュアに接続してネットワークと運用効率を向上させます。
容易でセキュアな接続、収集、再構成
「Juniper Support Insights」は、ジュニパーネットワークスの大手顧客の運用とサポートに対する要件を満たすために設計されました。ジュニパーネットワークスのAIドリブンサポートは、ネットワークの規模にかかわらず、Junosベースの顧客プラットフォーム(ACXシリーズ、EXシリーズ、MXシリーズ、PTXシリーズ、QFXシリーズ、SRXシリーズ)とジュニパーネットワークスのクラウドとの接続を簡素化します。また、データを迅速に収集し、ジュニパーネットワークス特有のナレッジ(既知の欠陥、契約状態、製品終了(EOL)/サポート終了(EOS)、製品のナレッジベース、セキュリティの脆弱性)と相関させることにより、実行可能なインサイトとして再構成します。
ソリューションの特長は、以下の通りです。
使いやすさ:お客様は、Device Direct to Cloud(DDC)またはDevice to Collector to Cloud(DCC)の接続、データ収集モデルから選択できます。DCCには、完全に管理されたLightweight Collector(LWC)と自動プロビジョニングが含まれます。いずれの接続モードにも、ソフトウェアインプレース機能が搭載されており、コレクターやネットワークデバイスにおけるソフトウェアのアップグレード、インストールが不要になります。
セキュリティとプライバシー:データのプライバシーやセキュリティ、効率性は、最低限必要なデバイスファクトデータ収集の原則を用いて維持されます。Zero-Residual Footprint(ZRF)とエフェメラルコンピューティングの使用により、データアーティファクトがどこかに恒久的に保存されることを防ぎ、データ漏えいを回避します。すべてのデータフローは、TLS(トランスポート層セキュリティ)暗号化されています。
動的な拡張性:DCC運用モードのLightweight Collectorは、大規模な導入に対応できるように設計されており、それぞれが最大2万台のネットワークデバイスをサポートします。
実行可能なインテリジェンス
「Juniper Support Insights」には、デバイスのオンボーディングとディスカバリを管理するセキュアなポータルへのアクセスのほか、運用ダッシュボードとレポートの閲覧が含まれます。このダッシュボードは、ネットワーク全体の包括的な運用健全性の指標とインサイトのサマリーを提供します。標準レポートには、ハードウェアやソフトウェアインベントリ(シャーシレベルからトランシーバやシリアル番号付きのコンポーネント、論理または物理インターフェース、OSバージョンに至るまで)、EOL/EOSをカバーするエクスポージャなどの領域に関する分析が含まれます。詳細なカスタムレポートは、ジュニパーアドバンストケアサービス部門から入手できます。
エクスペリエンスファーストのサービス
パーソナライズされたプロアクティブなカスタマーエクスペリエンスを実現するため、ジュニパーケアの既存のお客様には、「Juniper Support Insights」のオプションが自動的に提供されます。ソリューションを導入するには、セールス部門の担当者、レジデントエンジニア、またはサービスマネージャーにご連絡ください。
このほかにも、ジュニパーケアが提供するデジタルサポートツールには、パーソナライズされたセルフサービスポータル、24時間365日体制のデジタルアシスタント、サードパーティ製システムに統合するためのサービスAPI、政府支援、パートナー更新などが含まれます。
本リリースはジュニパーネットワークス本社が2021年11月2日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。 www.juniper.net/jp/ 、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)
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