Mist AIによりWi-Fi 6Eのパフォーマンスと容量を最大化し、IoTデバイスのオンボーディングを簡素化
IT部門とエンドユーザーに優れたエクスペリエンスを提供
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、Mist AIを活用することでWi-Fiのパフォーマンスと容量を最大化し、ITオペレーションを簡素化する2つの新たな6GHz帯域アクセスポイントを発表しました。また、ネットワークアクセスコントロール(NAC)を使わずに、セキュアで効率的にIoTデバイスのオンボーディングや拡張を可能にするIoT Assuranceサービスを新たに提供します。無線アクセスポートフォリオにおけるこれらの機能強化は、ジュニパーネットワークスのミッションである「エクスペリエンスファーストネットワーキング」を推進するものであり、IT管理者はエンドユーザーに優れたネットワークエクスペリエンスを提供できます。
「AI for 6E」
Wi-Fi 6Eは、現在サポートされている2.4GHz帯域と5GHz帯域に加え、6GHz帯域でさらなるスペクトラム容量を利用可能にし、ネットワーク容量を拡張する新しい無線規格です。ジュニパーネットワークスは、Wi-Fi 6Eを最大限に活用するために、他のJuniper Mistポートフォリオと同様にMistクラウドとMist AIエンジンで管理できる、以下の2つの新しいトライバンドアクセスポイント(AP)を発表しました。
AP45:2.4GHz/5GHz/6GHz帯域クアッド無線、4×4:4SS、vBLEアレイ
AP34:2.4GHz/5GHz/6GHz帯域クアッド無線、2×2:2SS、無指向性BLE
これらの新アクセスポイントは、Juniper Mistポートフォリオにおける既存の2.4GHz/5GHz帯域のアクセスポイントを補完するもので、802.11acおよび802.11axの両方のプロトコルをサポートします。すべてのアクセスポイントが、Wi-Fiに加えて、ジュニパーネットワークスの特許取得済み仮想Bluetooth LE(vBLE)/無指向性BLEアンテナをサポートしており、拡張性とコスト効率に優れた方法による幅広い位置情報サービスを提供します。
Juniper Mistソリューションは、他社のWi-Fi 6Eソリューションとは異なり、クライアントに関する豊富なインサイトとAIベースの運用を取り入れ、コンフィギュレーションの最適化やパフォーマンスの最大化、パケットスケジューリングの最適化によって容量を向上させます。また、従来の2.4GHz/5GHz帯域対応クライアントであってもパフォーマンスを犠牲にすることなく、こうした機能を提供し最大限の投資保護を可能にします。
NACのない環境でセキュアなIoTオンボーディングを実現
新しいJuniper Mist IoT Assuranceクラウドサービスは、ポリシーの割り当て、セグメンテーション、トラフィックエンジニアリング、重要なライフサイクル管理など、ワンストップのIoTオペレーションをお客様に提供します。カメラ、スマートロック、HVACシステム、ウェアラブルデバイス、センサー、MRI/CT/超音波装置、ベッドサイドモニター、デジタルディスプレイなどの多くのIoTデバイスは、802.1xをサポートしていないため、従来のNACソリューションを用いたオンボーディングを利用できません。ジュニパーネットワークスは、セルフサービス方式のプログラマブルなクラウドポータルから、容易に設定と管理が可能なPPSK(Private Pre-Shared Key)を採用したクラウドでのオンボーディングを行えるようにし、この課題を解決します。高価なサードパーティ製のハードウェアやオーバーレイソフトウェアは不要であり、直感的で、クラウドサービスによるシンプルなIoTオンボーディングを可能にすることで一般的な課題に対処し、既存の顧客だけでなく将来の顧客にも卓越したIoTエクスペリエンスを提供します。
本リリースはジュニパーネットワークス本社が2021年11月2日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。 www.juniper.net/jp/ 、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)