ソフトウェア開発ライフサイクルの全フェーズを通じ、価値創出を追跡管理できるよう設計されたクラウドベースのソリューションMicro Focus ValueEdge Platform
2022年3月8日 米国カリフォルニア州サンタクララ
Micro Focus(LSE:MCRO; NYSE:MFGP、以下マイクロフォーカス)は本日、新たなバリューストリーム管理プラットフォームであるMicro Focus ValueEdge Platform[TM](以下 ValueEdge)の一般提供を開始することを発表しました。ValueEdgeは、企業の既存のツールチェーンと統合でき、スマートなオートメーションによってシステム同士の不整合を解消し生産性を高めることができる、モジュール型のクラウドソリューションです。ソフトウェア開発企業は、この革新的なエンドツーエンドのソリューションによって得られる可視性を活かし、戦略からデリバリーまでの価値、品質、リスク等のバランス考慮した効果的な意思決定と改善を行うことができます。
マイクロフォーカスのADM担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ロヒット・デ・ソーザ(Rohit De Souza)は、次のように述べています。「企業は、ValueEdgeを利用して、ソフトウェア製品ライフサイクルの極めて重要なフェーズにおける価値の創出を概念化、視覚化することができます。弊社は、バリューストリーム管理は完全なゲームチェンジャーであり、これによって企業が優れた業績を達成するためにどのようにアプリケーションを開発しデリバリーするかを評価、計画、管理する方法が一変すると考えています」
このプラットフォームでは、AIを利用したアナリティクスにより、ディープラーニングと予測に基づいた実用的なインサイトを得ることができます。トレンド検出や異常検出などのインテリジェントな機能により、直感的でカスタマイズ可能なユーザーインターフェースでインサイトや実用的な分析結果を得ることができます。また、スマートポリシーに基づいたパイプライン追跡機能と管理機能により、アイディア出しからリリースまで、自律的なデリバリーを実現できます。
さらに、ValueEdgeの重要な継続的品質と機能テスト活動を管理する機能があるため、無駄とリスクを最小限に抑えつつROIを最大限に高め、アプリケーションのデリバリーに要する時間を短縮し、顧客満足度と競争上の優位性を高めるために役立ちます。ValueEdgeの主要な継続的品質および機能テスト活動を管理する機能と組み合わせることで、このソリューションは無駄とリスクを最小限に抑え、ROIを最大化し、アプリケーションデリバリーの迅速化、顧客満足度の向上、競争力の強化に貢献します。
Jaguar TCS Racingのチーム代表であるジェームズ・バークレイ(James Barclay)氏は、次のように述べています。「競争の激しいフォーミュラEの環境において、Jaguar TCS Racingのメンバーは常に競争力の向上を確立しようとしています。マイクロフォーカスとパートナーシップを締結し、マイクロフォーカスのデータアナリティクスツールを導入することで、私たちは成功を収めることができました。急速に進むフォーミュラEのソフトウェア開発競争に向け、次世代のValueEdge Platformを探求し、アプリケーションの理解をより深めていくことを楽しみにしています」
統合できる既存の有償ツールやオープンソースツールの数は、100を優に超えています。ユーザーは、ValueEdgeのRESTベースのAPIやSDKを利用して既存のツールチェーンや今後新たに登場するツールチェーンを統合しつつ、ソフトウェア開発ライフサイクル全体の可視性を高めることができます。Micro Focus ValueEdge Platformの主な機能は、以下のとおりです。
- エンドツーエンドのバリューストリーム管理:完全統合型のプラットフォームで「戦略からデリバリーまで」の製品デリバリープロセス全体を強化することにより、価値の提供を最適化し、効率を最大限に高め、品質を改善し、リスクを最小限に抑えることができます。
- クラウドベースのアーキテクチャ:ValueEdgeはコスト効率の良い柔軟かつ安全な設計で、迅速に導入してシームレスに拡張できるため、ソフトウェアチームの厳しい要求とニーズに応えることができます。
- インテリジェントで高度なアナリティクス:この革新的なソリューションを利用すれば、直感的でカスタマイズ可能なインターフェースでリアルタイムの実用的なインサイトを獲得し、予測を立て、アプリケーションのデリバリーを最適化するための対策を講じることができます。
- 継続的品質:ValueEdgeの最先端機能を駆使したエンドツーエンドの追跡管理と自動化されたワークフロープロセスにより、エンタープライズレベルのソフトウェア品質を実現できます。
- 機能テスト:このプラットフォームは、モデルベースのテスト、物理的なモバイルデバイスやエミュレーターへのアクセス、テスト実行の最適化など、さまざまな次世代のテスト機能を備えています。
- 手軽な統合:100以上の専用アプリケーションと統合できるため、企業がすでに利用しているオープンソースまたは有償のソフトウェア開発ツールチェーンと組み合わせて簡単に利用できます。
- AIを駆使したオートメーション:繰り返し発生する不可欠なソフトウェアデリバリープロセスを簡単に自動化し、最大限のスピードで最大限の価値を提供できます。
今回提供開始されるMicro Focus ValueEdge Platformには、ValueEdge Insights、ValueEdge Agile、ValueEdge Quality、ValueEdge Release用のモジュールのほか、年内に順次リリースすることが予定されているクラウドサービス用のモジュールが4つ含まれています。
マイクロフォーカスについて
マイクロフォーカスは、エンタープライズソフトウェアを通じてグローバルで40,000社以上のお客様のビジネスの遂行と変革、適応を支援しています。堅牢な分析エコシステムに支えられた包括的なポートフォリオを持つマイクロフォーカスは、既存技術と新興技術のギャップを埋める実用的で顧客中心のソリューションを提供し、企業がスマートデジタルトランスフォーメーションを実現できるよう支援しています。
マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、マイクロフォーカスの日本法人です。マイクロフォーカスに関する詳細は www.microfocus.com 、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は www.microfocus-enterprise.co.jp/ をご覧ください。
※本資料は、Micro Focus社が、3月8日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。