無駄な支出を回避するクラウド財務管理ソリューションHybrid Cloud Management X FinOps Express
2022年12月6日 Micro Focus(LSE: MCRO; NYSE: MFGP、以下マイクロフォーカス)は本日、米国ラスベガスで今週開催中の「Gartner ITインフラストラクチャ、オペレーション&クラウド戦略コンファレンス(Gartner IOCS)」において、Hybrid Cloud Management X FinOps Express(以下 HCMX FinOps Express)のリリースを発表しました。現在クラウドインフラストラクチャ向け支出は約5,000億ドルに上りますが、今回SaaSとしてリリースされたHCMX FinOps Expressは、クラウド投資の財務管理向けに設計されており、想定外の支出を回避してクラウド支出の最適化を実現します。
マイクロフォーカスのITOM製品マーケティング担当シニアディレクターであるトラビス・グリーン(Travis Greene)は次のように述べています。「企業や組織がワークロードをクラウドに移行する理由のひとつがデータセンターのコスト削減ですが、多くの企業が非効率なクラウド運用管理により、削減効果を実感できていません。HCMX FinOps Expressにより、企業のCIOはすべてのステークホルダーの関与のもとで、アジャイルかつ統制のとれた方法でクラウドを最適化して運用できるようになります」
HCMX FinOps Expressは、以下の機能を提供します。
- クラウド全体の支出を可視化:AWS、Azure、Google Cloudのクラウド支出を完全に一元化して可視化します。これには、ITコストのショーバック、およびプロジェクト、ビジネスユニット、コストセンターへのクラウド支出のマッピングが含まれます。
- 非効率項目の特定:支出の急増や非効率項目を示すレポートにより、アイドル状態のクラウド上のリソースや、過剰なサイズまたは過剰にプロビジョニングされたリソースを特定できます。
- 予算の策定:予算策定用内蔵モジュールを活用することで、エンジニアリングチームやその他のチームにまたがる財務責任レイヤーを追加することができます。
- AIレコメンデーションによるコスト削減:AIによる予約プランレコメンデーションの自動作成により、クラウド料金を引き下げ、最大72%のコスト削減を可能にします。
- セルフサービスガードレールの実装:主要なクラウドベンダーのサービスをひとつのカタログに統合し、コストのかかるオプションや条件に合わないオプションを除外しながら支出限度を運用することにより、想定外の支出を未然に防ぎます。
HCMXの一部であるHCMX FinOps Express は、マルチクラウドの設計とプロビジョニング、ポリシーベースのコンプライアンス、およびハイブリッドクラウドサービスのライフサイクルオーケストレーションも備えています。クラウド移行とデジタルトランスフォーメーションが戦略的なビジネス変革を推進するなか、Micro Focus HCMX FinOps Expressは、コスト効率の高いクラウド移行をサポートし、クラウド支出を最適化し、最終的にはIT総所有コストの削減に貢献します。HCMX FinOps Expressは現在サービス提供中です。
詳細情報
HCMX FinOps Expressに関する詳細は、こちらにてご覧いただけます。 www.microfocus.com/ja-jp/products/finops-express/overview 。
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※ 本資料は、Micro Focus社の事業部門であるCyberRes が、9月22日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。