データセキュリティのリーダーとして、組織のサイバーレジリエンスのさらなる強化に向けて生成AI機能発表
The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、VMwareの顧客企業向けの最新の生成AI機能として、「Rubrik AI-Powered Cyber Recovery」を発表しました。この最新ソリューションは、生成AIと大規模言語モデル(LLM)を活用することで、データ損失の最小化とダウンタイムの短縮という、サイバー攻撃後の管理者が迫られる困難な問題の解決を支援します。バックアップ管理者は本ソリューションにより、推奨タスクリストとガイド付きワークフローを活用することで、効率的なデータリカバリーとサイバーレジリエンスを実現します。
サイバー攻撃は、組織の仮想マシンにとって最も重大な脅威の1つです。サイバー攻撃を受けた際にサイバーレジリエンスを維持するには、仮想マシンのように、クリティカルなデータを迅速かつ安全に復旧する能力が求められます。レガシーバックアップツールの場合、サイバー攻撃からの復旧作業には一般的に時間を要する手作業のプロセスを伴い、高度なスキルを備えたITプロフェッショナルが求められます。こうした手間のかかるプロセスにも関わらず、初期のバックアップからデータを復旧する際、不完全な復旧やデータの損失という問題が残っています。これに加えて、Rubrik Zero Labsの最新調査レポート「データセキュリティの現状」によると、ランサムウェアの要求金額の支払い後、全データを復旧できた外部組織は全体の16%にすぎません。
Rubrikの最高製品責任者であるアネカ・グプタ(Anneka Gupta)は、次のように述べています。「サイバー攻撃の予測は極めて困難であり、複雑かつ巧妙な脅威の性質により、データ損失を最小限に抑えつつ、データを迅速・安全に復旧することは、不可能ではないですが困難です。サイバー攻撃に直面した場合、一分一秒を争う事態であることを私たちは理解しています。そのため、『Rubrik AI-Powered Cyber Recovery』を使用することで、組織は限られた時間を存分に活用し、ビジネスクリティカルなシステムとデータのバックアップと稼働を維持できます。世界のデータ保護に向けたRubrikのミッションを継続する中、お客様が真のサイバーレジリエンスをより効果的に実現するために、生成AIは今後の鍵となるでしょう。」
「Rubrik AI-Powered Cyber Recovery」は、生成AIベースのガイド付きワークフローと包括的なタスクリストを活用することで、データ損失を最小限に抑えつつ、ダウンタイムを短縮することを目指しており、サイバーインシデントの発生に際し、ITプロフェッショナルはサイバーリカバリーにおける複雑な対応を容易に実行できます。
「Rubrik AI-Powered Cyber Recovery」の特長は以下の通りです。
- 最もクリーンな最新データを通じ、目標復旧時点(RPO)を強化:段階式のガイダンスにより、最新のスナップショットから影響を受けていないファイルを、疑わしい脅威を検知する前のスナップショットから影響を受けたファイルを復旧します。これらはすべて、ゴールドマスターテンプレートにより構築されたクリーンな仮想マシン上に構成されます。
- 仮想マシンのより安全なリカバリーを通じ、マルウェアの再感染リスクを排除:vSphereテンプレートを特定することで、クリーンで安全な仮想マシンを再構築し、OS内の未検知の脆弱性を排除します。
- AI対応のタスクリストにより、アプリケーションのダウンタイムを最小化:Rubrikのデータ脅威分析機能とAzure OpenAIとの統合により、クリーンなリカバリーを成功させる上で選択すべきスナップショットやファイルについて、明確な推奨情報が得られます。
今回の発表に先立ち、RubrikとMicrosoftが発表した共同コラボレーションでは、生成AIと自然言語処理(NLP)を通して、「Rubrik Security Cloud」と「Microsoft Sentinel」および「Azure OpenAI Service」を統合させることで、サイバーリカバリーの迅速化を目指しています。サイバー攻撃の調査・対応に必要な時間を短縮し、最終的にはサイバーレジリエンスを全面的に強化できるよう、Rubrikは現在、革新的かつ実用的な形でAIを活用し、サイバーリカバリーを変革する新たな手段の開発に取り組んでいます。
Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP
本プレスリリースは、米国で2023年8月21日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。