クリーンエネルギーの社会実装を目指した技術開発を紹介
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、略称:埼工大、 www.sit.ac.jp/ )は、文部科 学省情報ひろば(新庁舎 2 階エントランス)において、「持続可能な未来社会の実現に貢献するクリーンエネルギー技術開発」をテーマに令和 6 年 4 月 15 日(月)~ 5 月 15 日(水)に企画展示を実施します。
※参考: www.sit.ac.jp/news/240415_1/
埼工大では、「工業大学ならではの先端的な技術革新による地域振興の実現」という目標を掲げて、社会ニ ーズにマッチした様々な研究開発を推進しています。その一環として、地域特性を活かした脱炭素社会のモ デルを構築し、地域おこしと脱炭素社会を同時に実現する“脱炭素ドミノ”を牽引する社会実装研究を加速 させるため、クリーンエネルギー技術開発センターを開設し、本年 4 月より稼働しました。
今回の企画展示では、本学が独自に進める研究の中でも、地元深谷の農業分野に おける技術革新に関連する実物展示や、再生可能エネルギーの高効率利用の中核と なる定置型新型蓄電池の社会実装研究成果をデジタルサイネージにより展示します。
また、AI を活用した最適な自動運転技術の紹介パネルや映像展示など、持続可能 な未来社会の実現に貢献する埼工大の技術開発を紹介します。
写真1:ゆりの茎を材料にした和紙による行燈
写真2:和紙づくり用のゆり茎の材料
写真3:デジタルサイネージによるレドックスフロー電池の紹介画面
写真4:ものづくり研究棟で実証実験中のレドックスフロー電池
*文部科学省情報ひろば: www.mext.go.jp/joho-hiroba/
【主な展示物】
○実物展示
- 深谷市特産のゆりの茎から和紙を製造する技術プロセスと試作品の実物展示
○映像
- 自動運転バス乗車時のリアル映像紹介(渋沢栄一 新一万円札発行記念 自動運転バス試乗会 in 深谷)
- デジタルサイネージによる脱炭素社会の実現に貢献する定置型新型蓄電池に関する紹介(長寿命と高い安全性を誇るバナジウム系レドックスフロー電池の実証実験)
○パネル(別紙添付:パネルの PDF 版参照) ・埼玉工業大学クリーンエネルギー技術開発センターの研究紹介
- 革新的な AI 搭載技術の社会実装(後付け自動運転 AI 技術の研究開発と公道走行試験による実験実証)
- 深谷の農業分野における技術革新(ブランド農作物の効果的な利活用を目指す「ゆり和紙」の生産技術開発)
〇参考情報
・クリーンエネルギー技術開発センター開設の紹介とプレスリリース
www.sit.ac.jp/news/240328_1/
www.sit.ac.jp/media/202403284.pdf
・レドックスフロー電池の紹介動画
www.youtube.com/watch?v=WGK69MzgU9o
・自動運転技術開発センターの特設サイト
saikocar.sit.ac.jp/
埼玉工業大学について
1976 年 4 月に現在の深谷市で大学を設置し、創立 48 年目を迎えます。埼玉工業大学は、工学部(機械工学科、生命環境化学科、情報システム学科)の 3 学科 7 専攻と、人間社会学部(情報社会学科、心理学科)2 学科 4 専攻で、全学では計 2 学部 11 専攻で構成されます。
大学院において、工学研究科では、「機械工学専攻」、「情報システム専攻」、「生命環境化学専攻」の 3専攻があり、人間社会研究科では、「情報社会専攻」と「心理学専攻」の 2 専攻があります。学部学生が計 2,182 名、大学院生が計 91 名(2023 年 5 月 1 日現在)在籍しています。