アメリカの国防機関はシミュレーションを活用することで、時間、リソース、コストを大幅に節約しながら、重要なプログラムを迅速に提供することが可能に
ハイライト
- Ansysは、BAE Systems社によるセキュリティ、防衛アプリケーション向けの重要なデジタルおよびモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)アプローチの開発と統合を支援
- Ansysのソリューションにより、5G、人工知能(AI)、機械学習(ML)、クラウド管理、およびデジタルツインの開発段階の早い段階で、より適切な意思決定が可能に
- Ansysのオープンエコシステムアプローチは、既存ツールへのソリューション統合をサポートし、導入とワークフロー管理を簡素化
- エンジニアリングシミュレーションソフトウェアの世界的リーダーであるAnsys(NASDAQ:ANSS)は本日、BAE Systems社と協業し、アメリカ国防総省(DoD)全体でデジタルエンジニアリングとMBSEの導入を加速することを発表しました。Ansysは、最近の国防総省ガイドライン5000.97に準拠し、BAE Systems社のお客様が手作業によるプロセスからMBSEアプローチを通じたシステム設計、デリバリー、運用の近代化に移行するのを支援します。
BAE Systems社は、電子システム、セキュリティソリューションなど、防衛、情報、民間システム向けの包括的な製品とサービスを提供しています。同社はAnsysと協力し、Mission Advantage™技術パートナーシッププログラムを通じて、国防総省プログラムのシステム開発、テスト、評価、維持のための効率的なシミュレーションプロセスとデータ管理を構築しています。Ansysは機密性の高いデジタルエンジニアリングアプリケーション向けに、戦略的な入札サポート、アーキテクチャエンジニアリング、市場参入促進を提供します。
Ansysを利用することで、動作するシステム全体をいつでも領域横断的にシミュレーションできるため、その動作やミッションのパフォーマンスを常に明確に把握できます
このAnsysの戦略的パートナーシップは、次世代デジタルエンジニアリング環境の解析、テスト、開発において中心的な役割を果たし、以下の重要な分野における相互運用性と新しい技術の能力を迅速に評価します。それは、AIと自律性、統合ネットワークシステムオブシステムズ、ヒューマンマシンインターフェース、統合センシングです。
BAE Systems社のインテリジェンス&セキュリティ部門のDirector of Strategy and Technology PartnershipsであるDaniel Perkins氏は、次のように述べています。「私たちは共に、国防総省にデジタルミッションエンジニアリングを導入するための戦力となります。BAE Systemsは、Ansysをシミュレーションのリーダーとして認識しており、この戦略的パートナーシップを拡大できることを嬉しく思います」
AnsysのSenior Vice President of Worldwide Sales and Customer ExcellenceであるWalt Hearnは、次のように述べています。「Ansysのソリューションは、防衛コミュニティが優先度の高いプログラムに迅速に対応する上で、極めて重要な役割を果たしています。競争力を維持するには、ロバストなデジタルエンジニアリングエコシステムが不可欠です。Mission Advantageプログラムに参加することで、Ansysは多様な業界におけるデジタルエンジニアリングの推進と次世代のイノベーションの支援への取り組みを強化します」
AnsysのマルチフィジックスシミュレーションソリューションとSpace 2.0における役割の詳細については、4月8~11日に開催されたSpace SymposiumのAnsysブース(ブース番号1049)に展示されました。
Ansysについて
当社のミッション: 人類の進歩を促進するイノベーションに力を™
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイデアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
※本プレスリリースは、米Ansys Inc.が2024年4月9日(現地時間)に発表したリリースの抄訳です