株式会社IDCフロンティア(以下「IDCフロンティア」)は、株式会社ヒナプロジェクト(以下「ヒナプロジェクト」)が、月間約24億PVを誇る日本最大級の小説投稿・閲覧サイト「小説家になろう」「小説を読もう!」のインフラにIDCフロンティアの「IDCFクラウド」を採用した経緯や選定理由などを導入事例として発表します。
■背景
「小説家になろう」は運営20周年を迎えた、現在登録ユーザー数255万人超、作品掲載数100万件超のWeb小説投稿サイトです。「君の膵臓をたべたい(著 住野よる)」、「Re:ゼロから始める異世界生活(著 長月達平)」、「本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?(著 香月美夜)」など、多数の作品が本サイトへの掲載をきっかけに書籍化や映像化をされています。
掲載作品が大手出版社から書籍化されたことで注目度が増し、Web小説投稿サイトとして広く知れ渡りWebサイトのアクセスは月間24億PVという巨大なサイトに成長しました。コンテンツへの注目度が上がるにつれて、外部からの悪意ある攻撃を多々受けるようになり、ユーザーがWebサイトにアクセスしにくい状況となることがありました。そこで、「他社データセンターへの分散」、「より堅牢なセキュリティ対策ができるサーバー」などの要件を満たしているサービスを探すことになりました。
■「IDCFクラウド」の採用理由
「小説家になろう」はユーザー生成コンテンツが主体であり、いつでも利用できることが求められるWebサービスであるため、「サービス提供を途切れさせない」ことを最優先に運営されています。よって、Webサイトのインフラ機器選定には、「冗長構成」「堅牢なセキュリティ」「障害時の対応」が必須条件です。
そのため、マルチクラウドで構成されるパブリッククラウドの一つとして「IDCFクラウド」と出会い、社内検討の結果「大手金融系企業での利用実績があること」「DDos対策サービスがあること」「東西リージョンで負荷分散できること」「国産クラウドであること」といった特徴が決め手となり、採用に至りました。
株式会社ヒナプロジェクト システム部 部長 上田氏、システム部 インフラ課 課長 寺島氏からのコメント
「IDCFクラウド」の仮想マシンは、弊社提供サービスでの利用においては他社同等スペックの機器を明確に上回る性能を発揮しており、仮想マシンのトータル台数の削減につながったため、費用対効果に優れていると感じており、大変助かっております。今後はコンテナ化による負荷に対する柔軟な対応、運用負荷の軽減なども検討しており、引き続きIDCフロンティア様のサービスを活用したいと考えています。
ヒナプロジェクトの「IDCFクラウド」導入事例、および、「IDCFクラウド」の詳細は次のURLをご参照ください。
・ヒナプロジェクト導入事例:月間約24億PVを誇る日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」-国産クラウドかつ安定稼働の実績で「IDCFクラウド」を採用
https://www.idcf.jp/case/hinaproject/
・「IDCFクラウド」
https://www.idcf.jp/cloud/idcfcloud.html
以上