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キンドリル、2024年度のフェローと技術理事を発表

キンドリルジャパンから、メインフレームモダナイゼーション技術者が選任される

キンドリルジャパン株式会社は、技術者の最高職位であるキンドリルフェローに2名が選任され、また、技術理事(Distinguished Engineer:ディスティングイッシュドエンジニア、以下DE)に5名が選任されたことを発表しました。日本からは、メインフレームにおけるアプリケーションインテグレーションとインフラ運用という両方の技術力を持ち、お客様ビジネスの俊敏性やコスト最適化を支援するためのメインフレームモダナイゼーションをリードしている山下文彦(やました・ふみひこ)が、DEに選任されました。

キンドリルは、独立して以来、初めて、キンドリルフェローを発表しました。キンドリルフェローおよびDEは、卓越かつ持続的なリーダーシップを発揮し、幅広いテクノロジー分野における深い技術的専門知識を持ち、社内だけでなく業界や技術コミュニティにて活躍し、お客様のビジネス変革に技術的価値をお届けする職位です。

山下文彦は、メインフレーム事業に携わるプリンシパル・テクニカル・スペシャリストとして、お客様ビジネスの俊敏性やコスト最適化を支援するための「適切なワークロードに適切なプラットフォーム」という考えのもと、ハイブリッドクラウド環境への移行やクラウド化などのメインフレームモダナイゼーションをリードしてきました。また、技術コミュニティにおける積極的な活動や、STEM教育を実践するための学生との交流など、さまざまな領域で活動しています。

キンドリルはミッションクリティカルなITインフラを中心に、日本のITモダナイゼーションに貢献するため、今後数年間で日本における事業で1億ドルを投資することを昨年発表しました。今回、日本においてDEが選出されたことは、日本のお客様を高い技術力でご支援できることの証であり、今後の人材育成やスキル強化への積極的な姿勢を示しています。

キンドリルジャパンの代表取締役社長であるジョナサン・イングラムは次のように述べています。「山下さんがDEに任命されたことをうれしく思います。山下さんは、アプリケーションインテグレーションとシステムインフラに関する優れた専門知識を持つメインフレームモダナイゼーションの専門家であり、その卓越した深い知識により多くのお客様から信頼をいただいています。キンドリルジャパンには、AI、ネットワーク、パブリック/プライベートクラウド、メインフレーム、IT 運用といった専門知識を持つさまざまなDEがいて、イノベーションの加速によりテクノロジーソリューションを進化させています。DEはキンドリルの社会への貢献を支え、まさにキンドリルのブランドアイデンティティである「社会成長の生命線」を体現する存在です。今後も日本のお客様に高品質なサービスを提供するため、DEは重要な役割を果たすと考えています」

キンドリルフェローおよびDEの発表に関する詳細はこちらをご覧ください。

【略歴:山下文彦】
1980年:日本将棋連盟付属新進棋士奨励会入会(将棋棋士の養成機関)
1990年:SI企業入社(システムエンジニアとして、メインフレームでのアプリケーション設計・開発と、運用システムの設計開発に従事)
1998年:日本IBM入社(アプリケーションインテグレーションスペシャリストとして、メインフレームアプリケーション基盤の設計・開発に従事)
2008年:日本IBM IT Specialist Expert認定(SOプロジェクトのテクニカルリーダーとして、システム更改に加え、システム統合やセンター移転など高度で複雑なプロジェクトを推進)
2015年:日本IBM IT Specialist Thought Leader認定(インフラスペシャリスト、セキュリティスペシャリストとして、金融SOに向けたセキュリティ管理強化を推進)
2024年:Kyndryl Distinguished Engineer就任(メインフレームモダナイゼーションの専門家として、お客様のビジネスとシステムの俊敏性ならびにコスト最適化を推進)

以上

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、 www.kyndryl.com または www.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。

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