―さまざまなデジタル・エコシステムにおいて、セキュリティの提供範囲を拡大し、データの完全性を強化―
デジタルトラストの世界的リーディング・プロバイダーである米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業、以下デジサート)は、ドイツテレコムAG(本社:ドイツ ボン、以下ドイツテレコム)と戦略的パートナーシップを提携し、デジタル証明書およびID管理サービスの強化を図ることを発表いたします。
ドイツテレコムは、この提携によりデジサートの専門知識を活用し、欧州における顧客の多様なニーズに合わせた包括的なソリューションを提供します。今回のパートナーシップにより、ドイツテレコムは、公開鍵基盤やID・アクセス管理から、デジタル証明書やスマートフォン、コンピューターを含むさまざまな機器向けのハードウェア・セキュリティ・ソリューションまで、幅広い要件に対応できるようになります。また、シングルソースのアプローチにより、ドイツテレコムは顧客とその子会社の両方の需要に対応し、シームレスな統合を実現することを目指します。
ドイツテレコム・セキュリティGmbHのトラストセンター&IDセキュリティ部門責任者であるアンドレアス・ブラッシング氏は、次のように述べています。
「今回のパートナーシップは、欧州の法的標準への準拠を確保しつつ、地理的に冗長化されたデータセンターで認証されたトラストサービスの提供を維持するという当社のコミットメントと合致するものです。両社が手を組むことで、デジタル・セキュリティ業界におけるリーダーとしての地位が強化され、データの完全性と主権に関する最高水準を維持しながら、進化し続ける顧客ニーズに対応できます」
ドイツテレコムは、今後の発展を見据えデジサートと協力することで、サービス提供の柔軟性と拡張性を高めることを目指しています。IoTが急速に普及し攻撃対象が拡大する昨今において、ドイツテレコムはこのパートナーシップにより、進化するセキュリティニーズに対応できる俊敏でスケーラブルなプラットフォームを提供できるようになります。さらに、多様な機器のアプリケーションやインスタンスにおけるシームレスなID管理は、ドイツテレコムのセキュリティ・ポートフォリオを充実させ、顧客のデジタル・エコシステムにおけるコントロールとアジリティを高めることが見込めます。
デジサートのグローバル・チャネル&アライアンス担当 副社長であるスチュアート・シラックは、次のように述べています。
「デジタルイノベーションとトラストサービスのリーダーとして名高いドイツテレコムと協力できることを嬉しく思います。このパートナーシップは、企業や個人が今日の複雑なデジタル環境を安心して利用できるようにする最先端のセキュリティソリューションを提供するという、両社共通のコミットメントを強調するものです。両社は専門知識を共有し、イノベーションを推進するとともに、欧州をはじめとする世界におけるデジタルトラストとセキュリティの新たな基準を確立していきます」
ドイツテレコムは、ドイツ市場におけるサービスプロバイダーからの長年の評判を維持しています。1994年にドイツ初の認定トラストセンターを先駆けてオープンして以来、同社はさまざまな業界や政府機関において、電子データ通信の信頼される機関として極めて重要な役割を果たしてきました。ドイツテレコムが発行した何百万ものデジタル証明書は、データの完全性、証拠価値、機密性を保護し、安全なIT対応ビジネスプロセスを支え続けています。
デジサート(DigiCert、Inc.)について:
米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームが DigiCert® ONE です。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。
また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%子会社です。
最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイト www.digicert.com/jp/news#pr 、もしくは@digicert(英語)をご覧下さい。