News1st.jp

埼玉工大、新一万円札発行記念イベントに自動運転バスの運行で協力

News1st

渋沢栄一を「知って・学んで・得して」自動運転バスを体験するツアー

埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、URL www.sit.ac.jp/ )は、深谷観光バス株式 会社(本社:埼玉県深谷市、代表:高田勇三、URL www.fukayakanko.com/ )が渋沢栄一新一万円札 発行記念イベントである第74回深谷七夕まつりに合わせて運行する自動運転バスの体験ツアーに協力します。
また、深谷市が主催する、新一万円札発行祝賀パレード(7月14日(日)11時~12時)にも登場します。

第74回深谷七夕まつりが、7月5日(金)~7日(日)深谷市で開催されますが、今年の七夕まつりは、本年7月3日に新一万円札発行記念イベントとして開催されます。
今回、深谷観光バスが渋沢栄一を「知って・学んで・得して」自動運転バスを体験するツアーを企画し、7月3日(水)、6日(土)、7日(日)の3日間に各日、午前9時と午後1時出発の1日2便を運行します。コースは、深谷市役所から出発して、渋沢栄一記念館、中の家、鹿島神社、尾高惇忠生家などを巡ります。
本ツアーは、定員30名、費用:1,000 円で、予約・問い合わせ先は(一社)深谷観光協会です。

<渋沢栄一・新一万円札発行記念、特別ラッピング(準備案)の自動運転バス>

埼工大*は、渋沢栄一翁の生誕地、埼玉県・深谷市において実施される自動運転バスを体験するツアーにおいて、本学自動運転技術開発センター(センター長:副学長・渡部大志教授)が開発した自動運転バス(全長9m、レインボーII)を提供して運行に協力します。
2021年(令和3年)2月から放映された NHK 大河ドラマ第60作「青天を衝け!」に合わせて、深谷駅近 辺から渋沢栄一翁のゆかりの論語の里を巡る論語の里バスを運行しました。ドラマの放映終了と共に運行は終了していましたが、自動運転バスへの乗車を望む多数のリクエストに対応して、今回特別運行します。

●自動運転バスを体験するツアーの概要

*・・・埼玉工業大学では、自動運転技術に対応する人材育成に向けて、「自動運転技術専攻」を工学部情報 システム学科(2025 年 4 月開設)に新設予定です。 www.sit.ac.jp/gakubu_in/kougaku/self-driving/

<参考情報>
◯自動運転バスについて
埼玉工業大学が開発した自動運転機能を後付けで搭載した大型バスは、路線バスとして営業運行するために緑ナンバー(業務用)を取得しています。車両の仕様は、日野レインボーをベースにした長さ:910cm、幅:244 cm、高さ:307 cm、定員 58 人乗り、5.19L ディーゼル車で、Autoware* を採用した自動運転の実証実験用車両です。Autowareジョイスティック車** として架装された車両にカスタマイズする形で開発された自動運転 AI を搭載し、AI による障害物の検知(識別・分類)機能を強化して、複数のライダーやカメラの画像 情報をディープラーニング(深層学習)により周囲環境として AI で認識して、障害物を回避して走行可能で す。
埼工大は、埼玉県先端産業創造プロジェクトのスマートモビリティ実証補助に 2 年連続で採択されました。 令和 3 年度埼玉県デジタル技術活用製品開発費補助にも採択されています。同車両の開発は、これら埼玉県の 補助と株式会社ミクニライフ&オート(社長:佐藤 好宏、本社:埼玉県加須市)の全面的な技術協力により産 学官連携で実現しています。

*:「Autoware」は The Autoware Foundation の商標です。
**:「ジョイスティック車」株式会社ミクニライフ&オートから販売されている障がい者向け車両です。

<関連情報>
●新一万円札発行記念イベント開催について www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/shibusawa/seisaku/tanto/16513.html
●深谷観光バス株式会社:www.fukayakanko.com/
●自動運転関連情報
・埼工大 自動運転特設サイト:saikocar.sit.ac.jp/
・「運転バス試乗会 in 深谷」乗車レポート(動画)

モバイルバージョンを終了