- Rubrik Security Cloud(RSC)が、データセキュリティ態勢管理(DSPM)とサイバーリカバリの機能を単一の信頼できるサイバーレジリエンスプラットフォームに統合
- 既存顧客向けにDSPMの導入を簡素化することで、データの拡散状況をほぼリアルタイムで把握し、機密データの漏洩リスクを低減
- Microsoft MIPのラベリングを活用することで、クラウド、SaaS、オンプレミスの環境全体においてデータを分類し、リスクを特定
The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、Rubrik Security Cloud(RSC)へのRubrik データセキュリティ態勢管理(DSPM)の統合を発表しました。
機密データの漏洩は、生成AIが消費するデータの量や種類を考えると、最大の懸念事項です。機密データの不適切な管理の結果、情報漏洩が発生することで、革新的なAIツールを使用できなくなる可能性があります。一方、DSPMは、データリスクを迅速かつ容易に特定することで、AIの導入を支援します。本機能は2025年初頭の提供開始を予定しており、組織は迅速にDSPMを実現することで、既存のRubrik Security Cloudインスタンスから、クラウド、SaaS、オンプレミス環境におけるデータの可視化と機密データの管理を迅速に有効化でき、新たなデータスキャンを実行することなく、機密データを管理できます。
今回の発表は、最近提供を開始したRubrik DSPM for Microsoft 365 Copilotに続くもので、機密データの可視化と管理を強化し、漏洩リスクを低減させ、組織がCopilotを迅速かつ安全に導入できるよう支援します。
Rubrikの最高ビジネス責任者であるマイク・トルニンカーサ(Mike Tornincasa)は、次のように述べています。「生成AIは、あらゆる規模の組織や業界にイノベーションをもたらす可能性がありますが課題もあります。多くの企業はこうしたツールの導入に意欲的ですが、適切なデータを確実に入力する業務には時間がかかり、最終的には導入の遅れにつながります。さらに、断片化された環境でデータが急速に拡大する中、組織は、機密データや重要データが生成AIを通じて漏洩するリスクを抑えることに苦労しています。Rubrikの包括的なサイバーレジリエンスプラットフォームにRubrik DSPMを組み込むことで、こうした複雑性を軽減し、AIの導入を加速させ、データの保存場所に関わらずデータを保護できます。」
単独のDSPMソリューションの場合、数か月間に及ぶ長期的な導入プロセスが必要ですが、Rubrik DSPMは、既存のRubrikの顧客企業が現在のRubrik環境内で容易にDSPM機能を有効化できるようにします。この有効化により、組織はクラウド、SaaS、オンプレミスの分散した環境におけるデータリスクを積極的に削減し、安全なAIの導入を加速させ、機密データを保護し続けることができます。
Rubrik Security CloudにおけるDSPMの主な利点:
データの制御と可視性を実現:クラウド、SaaS、オンプレミス環境全体の機密データを自動的に検出および分類し、セキュリティ制御を導入することで、機密データの漏洩リスクを低減します。
生成AIのユースケースを安全かつ確実に実現:過剰な権限を特定・修正することで、生成AIツール経由で権限のないユーザーに機密データが漏洩するリスクを低減します。
データ分類の識別および修正:欠落しているまたは不正確なデータの機密性ラベルを特定して修正することで、権限のないユーザーによる機密データへのアクセスを防ぎます。
即時的な価値を提供:既存の信頼されるRubrik Security Cloudインフラストラクチャを活用してDSPMを導入し、導入期間を短縮し、分断したツール用のデータのスナップショットの作成、稼働中のシステムのスキャンによる中断を回避し、別のツールによる追加のセキュリティ監査の必要性を低減します。
Rubrik Security CloudのRubrik DSPMは、2025年初頭の一般提供開始を予定しています。
Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP
*本プレスリリースは、米国で2024年12月10日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。