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ウォッチガードがActZeroを買収、スケーラブルなオープンプラットフォーム AIセキュリティで24時間365日のMDRサービスを簡素化

MDRサービスに対する需要が急増する中、MSPは社内にSOCを構築・維持することなく、クラス最高のMDR機能を容易に追加

2025年1月24日(金) – 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュアWi-Fi/多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、MDRサービスの先進プロバイダであるActZeroを買収したことを発表しました。同社はプロアクティブかつ迅速な自動化された脅威レスポンス、およびクロスプラットフォームのAIを活用した脅威分析サービスを提供し、高速で脅威に対応することが可能になります。シンプルなサイバーセキュリティサービスの提供をミッションとして掲げるウォッチガードは、今回ActZeroを買収することにより、自社の革新的な24時間対応のMDRサービスの拡張と強化を実現します。ActZeroの優れた人材とサービスが加わることで、WatchGuard MDRの機能を強化するとともに、ウォッチガードのUnified Security Platform(統合型セキュリティプラットフォーム)のスケールとスピードを増強し、効率的に卓越したセキュリティサービスの提供が可能となります。また、今回の統合はマネージドサービスプロバイダ(MSP)にとっても、運用効率の向上といった面でメリットをもたらし、サイバーセキュリティプラットフォームベンダーとしてウォッチガードはMSPに大きく貢献することができます。

ウォッチガードのCEO、Prakash Panjwani(プラカッシュ・パンジャワニ)は次のように述べています。「私たちは、MDRサービスが年間を通じて需要が高まっていることから、急速に規模を拡大する必要性を認識しました。ActZeroの買収により、ウォッチガードはキャパシティ、スケーラビリティ、そして新たなテクノロジーを獲得することができ、MDRサービスにおけるウォッチガードの全てのポートフォリオとサードパーティのセキュリティ製品に拡大することができます。さらに規模を拡大することで、より多くのパートナーに効率的に対応することで信頼関係を構築し、MDRの機能を拡張する際にパートナーはより容易に各種のサービスを追加することができます。ActZeroは、このようにカスタマーエクスペリエンスの拡大を念頭に置き、サービスを構築してきました。」

ActZeroのテクノロジーとチームは、WatchGuard MDR製品ラインの基盤となり、セキュリティエキスパートのエリートチームによって管理され、AIを搭載したサービスは、MSPの運用ニーズに合わせて以下に示す柔軟なサポートを提供します。

ウォッチガードのマネージドサービス担当ジェネラルマネージャ、Hal Libby(ハル・リビー)は以下のようにコメントしています。「ウォッチガードはMSP向けに先進のMDRサービスを提供し、サイバーセキュリティの管理をシンプル化することにコミットしています。私たちは、より多くのMSPがウォッチガードのプラットフォーム機能を活用し、我々とともに今後MDR製品の拡大を加速していけることを楽しみにしています。」

マネージド検知/レスポンス(MDR)では、IT環境全般(クラウド、オンプレミス、エンドポイント、アイデンティティなど)に渡り、継続してモニタリングし、侵入者や潜伏マルウェアからダメージを受ける前に対処します。経験豊富なMSPは、クライアントを包括的に保護するために高度なMDRサービスを提供したいと考えていますが、SOCの拡大と自動化による効率化に課題があります。ウォッチガードのようなベンダー発のMDRサービスにより、MSPはサイバーセキュリティインシデントのリスク削減といったクライアントの要望に応えるために、自社のサービスの拡張と充実を可能にすることができます。

ウォッチガードは2023年10月にWatchGuard MDRを導入し、修復の推奨ガイドとともに、エンドポイントやMicrosoft 365のモニタリング、脅威のハンティング、検知、調査、封じ込めに対応した包括的かつスケーラブルなソリューションをMSPに提供してきました。このサービスにより、パートナーは従来のSOCインフラや高度なテクノロジー、不足しているセキュリティの専門家に新たに投資することなく、MDRを自社のポートフォリオに追加することができ、自社のペースでサービスを拡大しつつ、世界規模で問題となっている専門家や予算の不足に対処できるようになるため、高い需要があります。

ActZeroの共同創業者兼CEOであるSameer Bhalotra氏は、以下のように述べています。「ActZeroのチーム全員にお礼を述べるとともに祝福したいと思います。ウォッチガードと統合することにより、エキスパートの分析とAIを活用したMDRソリューションの開発に対するチームの尽力は、世界中に行きわたり、優れたプロテクション機能により、サイバー脅威を防御することが可能になります。強力で統合されたMDRソリューションでMSPを強化するという同社のレガシーを継承しながら、このチームがウォッチガードと共に成し遂げること全てを楽しみにしています。」

両社の統合における当面のフォーカスは、全ての顧客とパートナーがこれまでと同一品質のサービスを受け続けられるようにすることです。ActZeroのSOC、人材、プロセスは、今後ウォッチガードのMDRサービス全般の提供を指揮することになります。

アドバイザー
Kirkland & Ellis LLPとK&L Gates LLPがウォッチガードとVector Capitalの法律顧問を、BarclaysがウォッチガードとVector Capitalの財務アドバイザーを、そしてCooley LLPがActZeroの法律顧問をそれぞれ務めました。

【WatchGuard Technologiesについて】
WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform(TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細は www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

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