
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、URL www.sit.ac.jp/ 、以下:埼工大)は、 株式会社ティアフォー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤真平、URL tier4.jp/ 以下ティ アフォー)との新たな協力体制により、「埼玉工業大学 自動運転専攻 ティアフォー連携室」を埼工大キャ ンパス内に設置します。
両者は産学連携により、同連携室を設置して、自動運転技術の普及拡大と自動運転に携わる人材の育成を 目的とした協力をしていきます。

今、自動車産業が 100 年に一度の大改革を迎え、自動運転技術が注目されています。そのため、自動運転 分野のエンジニアのニーズが高まる一方、その人材育成が課題となっています。
埼工大は、本年4月に工学部情報システム学科の定員を150名から200名へ増員し、同学科に AI専攻に 次いで、4つ目の新専攻として、「自動運転専攻」を新設します。この新専攻は国内の大学として初となる 自動運転分野に特化した教育・研究をおこない、自動運転関連の技術者の育成を目指します。
●自動運転専攻の開設のプレス: www.sit.ac.jp/media/202405161.pdf
●自動運転専攻開設動画:
〇ティアフォーと埼玉工業大学との連携強化
ティアフォー、埼玉工業大学及び同大学発ベンチャーであるフィールドオートは、これまで民間企業や地 方自治体による自動運転の実証実験の支援を連携して進めてきました。今回の自動運転の実証実験を機に、 新たな協力体制として、埼玉工業大学の構内に自動運転専攻ティアフォー連携室を設置します。同連携室は、 埼玉県北地域での自動運転技術の普及拡大と自動運転に携わる人材の育成を目的としています。ティアフォ ーは今後も埼玉工業大学との連携を強化し、地域に根差した自動運転サービスの実装に貢献していきます。
ティアフォーの本学との連携強化のプレスリリース:
tier4.jp/media/detail/?sys_id=1h10ObtXmoVvEMOvgAH8nL&category=NEWS&utm_content =324024666&utm_medium=social&utm_source=twitter&hss_channel=tw-1169844413608054785
両者は、深谷市が高齢化社会における地域交通の課題に向けて、地産・地消による自動運転の実現を推進 する中、「深谷自動運転実装コンソーシアム」の 8 事業者のメンバーとして参画しています。
<参考情報>
○埼工大のティアフォーの自動運転の開発について
埼工大は、ティアフォーが主導して提供するオープンソースの自動運転 OS「Autoware(オートウェア)」 を採用して自動運転車両の研究・開発を推進してきました。Autoware の利用において豊富な経験を持ち、 普通自動車からマイクロバス、中・大型バスの自動車運転車両に採用して開発をしています。
○ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転 ソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を 推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これ らの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコ システムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会 の実現を目指しています。
*Autoware は、ティアフォーの登録商標です。