Coltデータセンターサービス、「Colt印西データセンター4」を開設
千葉県印西市に位置する4つ目の拠点として、成長を続ける国内のデジタル経済をさらに支援
ハイパースケールおよび大企業向けデータセンターソリューションのグローバルプロバイダーであるColtデータセンターサービス(以下、Colt DCS)は本日、千葉県印西市に新たなハイパースケールデータセンター「Colt印西データセンター4(以下、当データセンター)」を開設したことを発表しました。当データセンターは、三井物産とフィデリティ・インベストメンツとの合弁事業における2箇所目の拠点であり、日本およびアジア太平洋地域で拡大するデータセンターならびにパブリッククラウドサービスへの需要に対応するために開設されました。

現在、開発の第一フェーズが完了し、4.8MWが稼働中です。完成時の電力容量は20MWとなり、印西にあるColt DCSのデータセンター4棟を合計すると70MWに達する予定です。なお、当データセンターは既に100%が成約済みであり、Colt DCSのソリューションに対する需要の高さを示しています。グローバルで柔軟なソリューションを展開するColt DCSは、顧客にとって最高のデータセンターパートナーであり続けていきます。
当データセンターは、Colt DCSのグローバル・リファレンス・デザイン(GRD)ガイドラインに沿って建設されました。このガイドラインに基づき、冷却プロセスにおける水の消費量の削減、低GWP(地球温暖化係数)の冷却チラーの導入、鉄鋼とコンクリートの使用を最小限に抑えたサイト構造など、さまざまな低炭素化を実現する方策が組み込まれています。
Colt DCSは、印西エリアで初のハイパースケールデータセンターを2011年に立ち上げた事業者です。以来、同地域に対する投資を継続して行ってきており、現在、5番目の拠点となるデータセンターの開発計画が進行中です。印西は安定した地盤、高密度のファイバー接続、利便性の高い交通網、東京都心への良好なアクセス、そして協力的な地方自治体の存在により、データセンターの拡大に最適なロケーションとなっています。
Colt DCS最高経営責任者(CEO)のニクラス・サンフリッドソンは、次のように述べています。「デジタルサービスの継続的な成長に伴い、日本においてハイパースケールデータセンターへの需要が高まっています。Colt印西データセンター4は、そうした需要に応え、アジア太平洋地域のデジタル経済を支援する当社の姿勢を示した象徴的な存在です。Colt DCSが地域社会の発展に貢献できることを誇りに思うと同時に、引き続き世界中のお客様にとって信頼できるパートナーであり続けるよう努めて参ります。」
Colt データセンターサービスについて
Coltデータセンターサービス(Colt DCS)は、ヨーロッパ、日本、インドにおいてデータセンターの設計、構築、運用を行っております。8地域にまたがる16の最新鋭のキャリアニュートラルなデータセンターで、ハイパースケール、および大企業のお客様に持続可能なデータセンターソリューションを提供しています。
当社のハイパースケール・コロケーション・ソリューションにより、お客様は、データセンター戦略が将来の需要に対応していることを認識しながら、ビジネスの成長に向けて効果的な計画を自由に立てることができます。当社は、25年以上にわたってこの業界で経験を積み、市場で最も信頼される顧客中心のデータセンター事業者であるというビジョンを実現してきました。
私たちは環境への配慮をすべての行動の中心に据えています。そのため、私たちは環境への影響を低減するためのオーナーシップをグローバルに展開し、サステナビリティを重要な戦略的推進力としています。サステナビリティへの道のり一環として、Colt DCSはSBTiの最新のネットゼロ基準に沿って排出量を削減するため、包括的な短期および長期の科学的根拠に基づく目標を設定しています。
Colt DCSの詳細はこちらをご覧ください: www.coltdatacentres.net/ja-jp