追加機能により、ディスプレイ、ビデオ、モバイル広告においてブランドセーフティ基準を満たす広告在庫への入札が可能に
【米国ニューヨーク発 2017年5月23日】広告業界のパワーを高め、場所・デバイスを問わず消費者への広告効果を最大化させるテクノロジーおよびデータをグローバルに提供するIAS(インテグラル・アド・サイエンス、本社:米国、CEO兼プレジデント:Scott Knoll)は、広告購買者向けにグローバル・テクノロジー・プラットフォームを提供するThe Trade Desk, Inc.(NASDAQ:TTD)との技術統合を拡大しました。これにより、The Trade Deskプラットフォームから、デスクトップおよびモバイルアプリの動画広告とディスプレイ広告の広告在庫に関するブランドセーフティ・データを参照できるようになります。今回の統合拡大に伴い、IASはThe Trade Deskプラットフォーム内でモバイルアプリのブランドセーフティ・データを提供する初の企業となります。
IASは、The Trade Deskプラットフォーム内でディスプレイ広告とビデオ広告のブランドセーフティおよび不正インプレッションのレポートを直接提供する初のパートナーでもあり、お客様は一カ所でこれらのデータにアクセスできるようになります。今回、IASのレポート機能が統合されたことで、The Trade Deskをご利用中のお客様はログレベルのデータを深く掘り下げ、カスタマイズが可能な、より実用的かつ踏み込んだ内容のレポートを作成することができます。
昨年から続くブランドセーフティに対する懸念と注目度からもわかる通り、不適切なコンテンツからブランドを保護することがこれまで以上に重要になってきています。今回の統合により、広告主はアダルト、アルコール、ヘイトスピーチ、不快な表現、不法ダウンロード、違法薬物、暴力といったリスク・カテゴリーのすべてにおいて、自身が定めた基準を満たす広告在庫のみを入札することが可能になります。
IASの事業開発&プラットフォーム・ソリューション部門のシニアバイスプレジデント(SVP)Harmon Lyons は次のように述べています。「ブランドセーフティに対する関心は日々、高まっており、モバイルでは特にその傾向が顕著です。この事実を踏まえ、IASでは広告主の皆様に対して問題に対処するためのデータと有効な証拠を提供しています。The Trade Deskはプログラマティック・エコシステムの透明性を高めることに注力しており、同社との連携は当然の流れといえます」
The Trade Deskのデータ・パートナーシップ部門のバイスプレジデント(VP)であるDavid Danziger氏は次のように述べています。「The Trade Deskは、広告主の皆様がすべてのチャネルとデバイスでブランド基準に合った広告在庫を利用できるよう支援することに力を注いでいます。当社プラットフォームへのIASデータの統合は、ブランドセーフな広告在庫、および意思決定のための情報を提供する仔細かつ実用的なレポート機能を可能にし、お客様の広告キャンペーンを一括管理するための一歩となるものです」
The Trade Deskについて
The Trade Desk™は、広告購買を支援するテクノロジー企業です。同社が提供するセルフサービスによるクラウドベースのプラットフォームを利用することで、広告購買者はパソコン、モバイル、コネクテッドTVなどのさまざまなデバイスにおいて、データ主導型のデジタル広告キャンペーンを、ディスプレイ、ビデオ、オーディオ、ネイティブ、ソーシャルといったあらゆる広告フォーマットで作成、管理、最適化することができます。データ、広告在庫、パブリッシャーなど重要パートナーとの技術統合によりリーチが最大化すると同時にタイムリーな意思決定力を確保します。また、エンタープライズAPIを駆使し、ニーズに合ったカスタム開発も可能にします。The Trade Deskはカリフォルニア州ベンチュラに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアの各地でビジネスを展開しています。
【IAS(インテグラル・アド・サイエンス)について】 integralads.com/
IASは場所やデバイスを問わず、インターネット広告主のための安全かつ高品質な広告掲載面環境およびデジタルキャンペーンの透明性を提供するグローバル・テクノロジー企業です。提供するソリューションはグローバルトップ100広告主様のうち80社、2,500社を超えるパブリッシャー様、150社を超えるテクノロジーパートナー様に採用されています。IASはニューヨークに本社を構え、サンフランシスコ、シカゴ、ロンドン、ベルリン、シドニー、メルボルン、シンガポール、東京など、12カ国・21都市で事業を展開しています。IASのソリューションを利用することで、従来の無駄を省き、効率的かつ効果的にROI改善を実現することが可能になり、広告主様・広告代理店様・パブリッシャー様・テクノロジーパートナー様のすべてにメリットをもたらします。また、アドベリフィケーション計測ベンダーとして最多となるデスクトップ・モバイル・ディスプレイ・動画 ビューアビリティ、及び不正インプレッション検知(Sophisticated Invalid Traffic)すべてで MRC(Media Rating Council: メディア調査会社の監査や認定審査を行なう米国の業界団体)の認定を得ています。