GIS開発ツール「MapQuestDotNET」最新版 Ver4.8を2017年6月15日にリリースしました。
「MapQuestDotNET」最新版では、測地成果2011の座標系へ対応させたほか、地図描画の高速化やラベル主題図の見やすさ向上を図りました。
GIS開発の株式会社マップクエスト(本社:愛知県豊橋市 代表取締役社長:佐藤亮介)は、
.NET開発環境に対応したGIS開発ツール「MapQuestDotNET」を発売中です。
製品情報:www2.mapquest.co.jp/campaign/navi.ashx?gid=N170627MQD_1&ref=/products/engineMqnet.html
2017年6月15日に最新版 Ver.4.8をリリースしました。主な新機能をご紹介いたします。
●「測地成果2011」対応
Ver.4.8では東北地方太平洋沖地震によって発生した大規模な地殻変動を考慮した「測地成果2011」の座標系に対応しました。 これにより、本州東日本及び北陸4県において、より正確な地図の表示や座標の取得が可能となります。
また、開発キットと同梱されているMapQuestユーティリティの一部のツールも「測地成果2011」に対応しました。シェープ→MQX変換ツールが測地成果2011に対応したことで、「測地成果2011」の座標値で国土数値情報の行政区域データなど、すでに提供されているデータ(shapefile形式)が利用できるようになります。
●ハイライトレイヤ再描画の高速化
これまで、移動体表示や強調表示に使用するハイライトレイヤは、背景地図とともに再描画を行っていました。
Ver.4.8では背景地図の再描画を行わず、ハイライトレイヤのみを再描画する機能を追加しました。
これにより、タクシーなどの移動体の更新や、選択した建物の強調表示など地図の移動を伴わない場合に、地図の再描画が80%も高速化され、業務の効率化が期待できます。
●ラベル主題図の画面内自動配置
これまで、ポリゴン(市区町村、建物)やライン(線路)の中心にラベル(名称など任意の属性値)を表示していました。
Ver4.8では、ラベル位置の「自動配置」機能を追加しました。
「自動配置」機能では、ポリゴンやラインの中心が画面外でも、ラベルを自動的に画面内に表示します。
地図上の情報が簡単に把握できるようになり、地図の見やすさやユーザビリティの向上につながります。
「MapQuestDotNET」は進化し続けるGIS開発ツールです。地図機能の導入をご検討中の方、是非ご相談ください。
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【会社概要】www.mapquest.co.jp/
◇名称 株式会社マップクエスト
◇所在地 愛知県豊橋市大岩町下渡27-1
◇設立 1992年2月
◇資本金 6,000万円
◇代表者 代表取締役社長 佐藤亮介
◇事業内容
GISエンジン「MapQuest」の開発・販売
GISコンサルティングと「MapQuest」を利用した顧客ソリューションの開発・販売