2017年度第4四半期および通年決算を発表
アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、2017年度第4四半期および通年(2017年10月28日終了)決算を11月21日(米国東部時間)に発表しました。
アナログ・デバイセズ社の社長兼CEOのヴィンセント・ロウチ(Vincent Roche)は、次のように述べています。「2017年第4四半期は、好調な年度の締め括りをもたらしました。質の高いビジネス運営により収益は大きく成長し、売上高総利益および営業利益を押し上げました。1株あたり利益も素晴らしい結果となりました」
「季節要因による売上減少が見込まれる2018年第1四半期には、売上高は14.4億~15.4億米ドルになる見通しであり、これには同四半期が14週あるという利点も反映されています。多様性に富む産業市場に牽引され、売上高が前年同期比増となる見込みです」
アナログ・デバイセズ社はまた、取締役会が今四半期の配当金を発行済み普通株1株当たり0.45米ドルとすることを承認したと発表しました。これにより、年間の配当金は1.80米ドルとなります。この配当金は、2017年12月1日の業務終了時点におけるすべての株主名簿登載者に対して2017年12月12日に支払われます。
2017年度第4四半期業績に関するその他の諸表は以下をご覧ください。
2017年度第4四半期決算
•売上高:GAAPベースの総売上高は15.4億米ドル、直前期比8%増、前年同期比54%増、非GAAPベースは直前期比6%増
•売上高総利益率:GAAPベースでは65.3%、非GAAPベースでは70.9%
•営業利益率:GAAPベースでは29.1%、非GAAPベースでは42.6%
•希薄化後1株当り利益:GAAPベースでは0.93米ドル、非GAAPベースでは1.45米ドル
2017会計年度通年決算
•売上高:GAAPベースの総売上高は51億米ドル、前年比49%増、非GAAPベースの総売上高は52億米ドル、前年比52%増
•売上高総利益率:GAAPベースでは59.9%、非GAAPベースでは69.5%
•営業利益率:GAAPベースでは20.7%、非GAAPベースでは39.5%
•希薄化後1株当り利益:GAAPベースでは2.07米ドル、非GAAPベースでは4.72米ドル
2017年度第4四半期ならびに前四半期と前年同期の売上高と利益の概要、貸借対照表の抜粋、およびキャッシュフロー計算書は英文の決算情報の表をご覧ください。マーケット別売上高の詳細は表D(Schedule D)をご参照ください。
2018年度第1四半期(14週間)の見通し
以下の記載は現時点での予想に基づくものであり、GAAPベースおよび非GAAPベースの数値を示したものです。これらの記載は将来予想に基づく表明であり、実際の結果は英文リリース末尾に記載された重要事項、ならびにその他の要因に基づき大幅に異なったものとなる場合があります。以下の記載はアナログ・デバイセズの以前のプレスリリースに示されたすべての業績見通しに優先し、またアナログ・デバイセズはこれらの将来予想に関する記述の更新の義務を負いません。
GAAP |
非GAAPベース |
非GAAP |
|
売上高 |
14.4億米ドル~ |
― |
14.4億米ドル~ |
売上高総利益率 |
67.5%~68% |
44百万米ドル(1) |
70.5%~71.0% |
営業費用 |
565百万米ドル~ |
125百万米ドル(2) |
440百万米ドル~ |
営業利益率 |
約28%~31% |
169百万米ドル(1), (2) |
約40%~42% |
利子および |
約65百万米ドル |
― |
約65百万米ドル |
税率 |
約13% |
16百万米ドル~ |
約12% |
希薄化後 |
0.79米ドル~ |
0.41米ドル(4) |
1.20米ドル~ |
* 小数点以下を端数処理しているため、1株当たりの金額の合計値はかならずしも総額と一致するものではありません。
(1) 非GAAPベースの売上高総利益からは、以下のコストからなる44百万米ドルが除外されています。
•取得無形資産の償却費35百万米ドル
•取得固定資産の評価額引上げに伴う減価償却費8百万米ドル
•リニアテクノロジー社の買収における株式ベースの報酬の転換に伴う評価額の調整1百万米ドル
(2) 非GAAPベースの営業費用からは、以下のコストからなる125百万米ドルが除外されています。
•取得無形資産の償却費107百万米ドル
•リニアテクノロジー社の買収における株式ベースの報酬の転換に伴う評価額の調整8百万米ドル
•リニアテクノロジー社の買収に伴う取引/統合関連コスト10百万米ドル
(3) 非GAAPベースの税率からは上記2つの調整項目の税効果を除外しています。
(4) 非GAAPベースの1株当たり利益は0.41米ドル。これは、上述の非GAAPベースの調整が1株当たりの金額に与える最終的な影響を反映したものであり、内訳は以下のようになります。
• 取得無形資産の償却費、取得固定資産の評価額引上げに伴う減価償却費、リニアテクノロジー社の買収における株式ベースの報酬の転換に伴う評価額の調整を含む買収関連費用(0.43米ドル)
• 買収関連の取引費用(0.03米ドル)
• 優先項目の所得税への影響(-0.05米ドル)
アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術で、アナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ http://www.analog.com/jp
アナログ・デバイセズの公式Twitter(日本版) @AnalogDevicesJP
本プレスリリースは、米Analog Devices, Inc. が2017年11月21日(米国東部時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
米証券取引法他各種法令に基づく注記、その他詳細につきましては、下記URLより全文(英語原文)をご参照下さい。