Box、クラウド・コンテンツ・マネジメントでデジタルワークプレースを促進するBoxの新機能を年次イベント「BoxWorks 2018」で発表
新しいアクティビティストリームにより、様々なアプリケーションのエコシステム間でのコラボレーションを推進
クラウド・コンテンツ・マネジメントの分野をリードするBox Inc.(本社:カリフォルニア州レッドウッド、NYSE: BOX、以下Box)は本日、米国で開催されている年次イベント「BoxWorks 2018」で、デジタルワークプレースにおいてセキュアなコラボレーションを促進するBoxの新機能として、新しいアクティビティストリームを発表しました。Box内のコンテンツが、SlackやSalesforce、DocuSignなど、ユーザーが日常的に使用するSaaSアプリケーションとどのように連携しているのか把握しやすくなります。
Boxの最高製品責任者(CPO)であるジーツ・パテルは次のように述べています。「デジタルワークプレースは、ベスト・オブ・ブリードのアプリケーションとプラットフォームを組み合わせたエコシステム上に構築されています。Boxは、デジタルワークプレースのコンテンツハブであり、ひとつの場所で複数のユーザーがコラボレーションしながらファイルを編集できるほか、使用するアプリケーション間を簡単に移動して仕事を行うことができます。今日、複数のエンドユーザーアプリケーションやバックエンドシステムが存在しているため、企業は、情報源の単一化を必要としています。そこで力を発揮するのが、クラウド・コンテンツ・マネジメントです。単一プラットフォームで、コンテンツの管理、セキュリティ、コラボレーションを可能にします。」
また、Boxは、新しい「Box for G Suite」連携のパブリックベータ版と、Box上でパーソナライズされたリアルタイムのアップデート、アクティビティ、推奨コンテンツを提供する「Box Feed」のパブリックベータ版も発表しました。
ファイルと推奨アプリの新しいアクティビティストリーム
Boxは、1,400以上のアプリケーションを統合し、いつでもどこでも容易にセキュアなファイルへのアクセスを可能にします。新しいアクティビティストリームでは、最新のアクティビティや関連のあるコンテクストをBoxのファイルプレビューで確認できるようになります。
例えば、ある契約書がSalesforce Sales Cloudのアカウントに追加されたり、Slackチャンネル内でマーケティングプロポーザルをめぐって会話が生じたり、請求書がDocuSignで顧客に送られたりする場合、そのアクティビティに関連したコメントやタスク、その他Box上でのアップデートが、ファイルのプレビュー上で直接見ることができるようになります。ユーザーはクリック一つで、Box上から直接、それらの記録やスレッドに容易に飛ぶことができます。
また、アクティビティストリームに加え、新しいファイルプレビューは、ユーザーがBoxから直接アクションを起こせるように、ユーザーが特定のファイルで使用することが想定される推奨アプリケーションのキュレーションリストを表示します。それにより、Gmailを使ってすぐにリンクを共有したり、Workplace by Facebook内にファイルへのリンクを投稿したり、AdobeSignを使って署名が必要なファイルを送信したりすることができます。これらの推奨アプリは、作業者が頻繁に使うアプリや、社内で最も使われているアプリ、そのファイルタイプに最も関連性の高いアプリなど、さまざまな要素に基づいて推奨されます。また、ファイルプレビュー内に表示される推奨アプリは、組織内のBox管理者が承認したアプリのみで構成されます。
世界で最も利用される生産性スイートで、コンテンツ作成とコラボレーション
Boxは、G Suiteとの包括的連携を可能にする「Box for G Suite」のパブリックベータ版を発表しました(本件は、7月のGoogle Nextで明らかにされたものです)。「Box for G Suite」には以下の機能が含まれます。
•Boxの強固な管理者機能、セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスの機能を維持しながら、Google Docs、Sheets、Slidesを含むG Suiteファイルの作成、編集、コラボレーションを全てBox上で行う機能
•Gmail上で、Boxファイルの添付や、電子メール添付のBoxへのダウンロードを可能にするBoxとGmailの連携機能
このほかに、Boxは、日常的に使用する生産性ツールとの新たな連携や連携強化への投資を継続します。
Box Feed:最も重要性の高い作業を遂行
Boxは、インテリジェントにコンテンツのキュレーションと抽出を行い、作業者にとって最も重要性の高いコンテンツをアップデートする「Box Feed」のパブリックベータ版を発表しました。Box上で行われる全ての作業を閲覧したり、コラボレーションするためのまったく新しい方法です。最新のコメントや作業者が現在行っているファイルやフォルダへのアップデートを表出させ、作業者とチームのネットワークに基づき個々の作業者にとって最も重要なファイルを推奨します。
なによりも重要な点は、「Box Feed」内のすべてのアップデートと推奨が、Box内ですでに設定された許可とプライバシー設定を維持していることです。つまり、「Box Feed」は、直観的でセキュアであることを意味しています。
「Box Feed」は以下を可能にします。
•最も関連性の高いコンテンツを容易に取得:組織内の人とコンテンツとの関係に基づいて、作業者に関連性の高いコンテンツを提供し、ファイル検索や継続中の作業の検索にかかる無駄な時間を短縮します
•組織内の状況を把握:社内で最も注目されているファイルを把握することができます。
•シームレスなコラボレーション:「Box Feed」内で直接ファイルのコメント、共有、お気に入り登録ができるため、コラボレーションを加速させるとともにアクションまでの時間を短縮します
•プライバシーとセキュリティの確保:ファイルは、閲覧許可を持つ作業者の「Box Feed」にしか表示されないほか、「Box Feed」でのファイル表示を希望しない場合は、プライベートのマークを付けておくことができます
価格および提供情報
•新しいアクティビティストリームと推奨アプリは、来年にベータ版で提供される予定です
•Box for G Suite 連携は、本日パブリックベータ版で提供開始され、BoxのGmail連携機能は年末に提供が開始される予定です
•Box Feedは、本日パブリックベータ版で提供開始され、Box Admin Consoleで使用を開始できます
Boxについて
Box (NYSE: BOX)は、安全に人と情報とアプリケーションを連携させながら、組織の働き方を変革させるクラウド・コンテンツ・マネジメント企業です。2005年に設立され、アストラゼネカ、ゼネラル・エレクトリック、P&G、GAPをはじめとする87,000以上のグローバル企業を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。Boxの詳細は、https://www.box.com/ja_JP/ にてご覧ください。 株式会社Box JapanはBox Inc.の日本法人です。