2019年7月16日

Box、「Box Relay」新バージョンを国内で提供開始

社内外の組織を横断するビジネスプロセスを簡素化・加速化

クラウド・コンテンツ・マネジメントをリードするBox, Inc.の日本法人である株式会社Box Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古市 克典、以下Box Japan)は本日、従業員、パートナー、顧客など、社内外の組織を横断するビジネスプロセスを簡素化・加速化する「Box Relay」の新バージョンを 国内で提供開始したことを発表しました。よりパワフルになったワークフローエンジンや、シンプルなユーザーエクスペリエンス、トリガーなどの豊富な機能が新たに追加されたことで、コンテンツに関するプロセスの自動化がこれまで以上に容易になり、IT部門によるサポートや管理がなくてもビジネスユーザーがビジネスプロセスをさらに効率良く作成できるよう支援します。

今日、企業のビジネスはこれまで以上にスピードが加速し、大量の情報を生み出しています。情報化が進む中で、企業における資料のレビューや承認、従業員の入れ替わり時のコンテンツ管理に関するワークフローの多くは、部署が日々使用するアプリとは切り離され、IT部門の管理下からも外れ、外部コラボレーションに対応していません。
この度提供を開始するBox Relayの新バージョンは、営業企画やマーケティング資料の作成、予算の承認プロセス、契約更新などのクリティカルなビジネスプロセスを自動化します。企業は、セキュアなコンテンツ管理やワークフロー、コラボレーションをひとつのプラットフォーム上で実現することができます。

Box Relayが提供する新機能の特長は以下の通りです。

  • パワフル ワークフロー エンジン:IFTTT(イフト:If This Then That)のトリガーおよび出力の広範なリストを搭載し、連続的かつ並行して発生するワークフローなど、複数の業務プロセスをサポート。また、日付やドロップダウン、マルチセレクト、またはオープンテキストフィールドなどのメタデータ属性にもとづいて、コンテンツのルーティングを行う条件付きロジックも搭載されています。
  • コード不要のシンプルなワークフロービルダー:ビジネスユーザー向けに新たにデザインされたUIを採用。プロセスのオーナーは、IT部門のサポートを受けずにプロセスの構築や編集、さらには実行をすることができます。
  • シームレスな外部コラボレーションと直感的なモバイル・エクスペリエンス:顧客、ベンダー、またはパートナー等外部関係者へのタスクの割り当ても可能で、組織全体または組織間におけるコンテンツのフローで発生しがちなプロセスの中断を回避します。また、ユーザーは、モバイルデバイス上で、保留中のタスクリストの確認やリアルタイムでプッシュ通知を受け取ることも可能です。
  • 視認性とアクセスコントロールの向上:ワークフローの履歴確認にリアルタイムで可視化できるダッシュボードを採用し、進捗を追跡。プロセスオーナーは、レポート要件を簡素化するための出力可能な監査履歴で、誰がワークフローを作成、更新、削除をしたかを確認することができます。また、管理者は、ワークフローの作成、編集、管理の割り当てに、特定のユーザーまたはあらゆるユーザーを選択することができます。
  • 他の組織のワークフロー プラットフォームとの連携を強化:SalesforceやPega、Nintexなどのビジネスプロセスと既存のBoxの連携をさらに強化します。
  • Boxとの緊密な統合:既存のBox上に構築することで、高度なセキュリティやコンプライアンス、コンテンツにとって信頼できる唯一の情報源(Single Source of Truth)、Box Platform APIのほか、生産性を高めるために従来から構築されていたSlackやOffice 365、DocuSignなどとの統合、モバイルやWeb上での自動プッシュ通知などのユーザーフレンドリーなコラボレーション機能といった、Boxのクラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームのあらゆるメリットを提供します。

Box Relayを活用することで、企業は、ビジネスに不可欠なコンテンツを中心としたプロセスにかかるサイクルタイムを短縮し、ビジネスの効率性と生産性を向上することで業務コストを削減します。また、セキュリティが不十分なコンテンツ・マネジメント、ワークフロー、コラボレーション・プラットフォームにおけるビジネスプロセスから発生するデータ損失リスクを軽減することから、結果IT投資コストの削減につなげることができます。

新しいタスク機能と通知機能の強化

  • Boxの画面上でそれぞれのユーザーに割り当てられた承認やレビュー依頼といったタスクを表示するタスク機能も、この度提供開始となるBox Relayの新バージョンと連携し、新たに下記の機能が追加されました。
  • モバイルのプッシュ通知を搭載したタスク機能と最新UIにより、割り当てられたすべてのタスクを1ヶ所で確認し、どこからでも承認を可能にします。
  • 各グループへのタスクの割り当てと、拒否内容や承認内容に関するレポートを外部出力することができます。
  • Box Relayのワークフロー上でタスクを設定し、繰り返し行われるビジネスプロセスの自動化を促進します。

価格および提供情報

  • Box Relayの新バージョンは、一般提供を開始しています。Box Relayは、有料版と無料のLite版で提供します。
  • 製品に関する詳細は、こちらをご参照ください:https://www.box.com/ja-jp/collaboration/relay-workflow

Boxについて
クラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームをリードするBox (NYSE: BOX)は、ベスト・オブ・ブリード型アプローチで提供されるITスタックにより、企業のビジネスプロセス加速、業務におけるコラボレーション強化、さらに企業が保有する情報の保護を支援します。2005年に設立され、アストラゼネカ、ゼネラル・エレクトリック、JLLなどを含むFortune 500企業に選ばれている企業の7割、また、日本における4,800社以上の企業を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。
Boxに関する詳細は、https://www.box.com/ja_JP/にてご覧ください。
株式会社Box JapanはBox Inc.の日本法人です。

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