日本のお客様の働き方改革を支援するためのエコシステムを強化し、パートナー企業とのさらなる協業を推進
ISVプログラムに参加する国内初のパートナーとして、ウイングアーク１ｓｔ、ロココ、システムサポートの3社が、Now Platformを利用した独自のアプリケーションを開発し、ServiceNow Store上で提供予定
ServiceNow Japan株式会社（本社：東京都港区、社長：村瀬 将思 以下、ServiceNow Japan）は、ISV（独立系ソフトウェアベンダー）プログラムおよびサービスプロバイダープログラムを新たに日本国内で開始したことを発表します。これらのプログラムにより、お客様のデジタルトランスフォーメーションや働き方改革を加速させ、ビジネスの成長をサポートするために、ISVやサービスプロバイダーとの協業を強化します。
新たなISVプログラムおよびサービスプロバイダープログラムは、パートナー企業によるNow Platform®を利用したアプリケーションの開発や提供を支援するものです。お客様はこれまでも、ServiceNowが提供するワークフローのカスタマイズや、Now Platform®を活用した独自のアプリケーションの構築を容易かつ迅速に行うことができましたが、新たなプログラムにより、日本の企業や組織に特有のニーズを満たすためにパートナーが独自開発した多様なアプリケーションなどをServiceNow Storeから入手できるようになります。お客様は、個々の要件に合わせたアプリケーションを必要な都度インストールすることで、より短い期間でソリューションを利用することが可能となります。
パートナー企業は、これらのプログラムに参加することで、以下の恩恵を受けられます。
- 技術的な恩恵
- Now Platform® App Engineを開発フレームワークとして活用することによるアプリケーションの迅速な開発と提供
- 開発者がアプリケーションの設計や開発に専念することを促進する、アプリケーションの管理の負担やセキュリティに関するリスクの軽減
- これまでのマルチインスタンスアーキテクチャに加えて、新たにマルチテナントアーキテクチャも選べるようになり、お客様の多様な要件に対応可能
- ビジネス上の恩恵
- サブスクリプション型のアプリケーションサービスの提供・拡張を限られた予算や期間で実現可能
- ISVアプリケーションの収益分配モデルによる、高い利益率の確保
- ServiceNow Japanとの共同販売やセールスパートナーとの協力などを通じたマーケティングサポート
- ServiceNow Storeを通じたグローバル市場への展開
ウイングアーク１ｓｔ株式会社、株式会社ロココ、株式会社システムサポートの3社は、ISVプログラムにすでに参加、または参加を予定しており、2019年中にServiceNow Store上で独自のアプリケーションを提供する予定です。
ウイングアーク１ｓｔ株式会社の代表取締役社長である田中 潤氏は次のように述べています。
「ウイングアーク１ｓｔ株式会社は、ServiceNow Japan株式会社の日本国内データセンター開設と、日本国内でのISVパートナープログラム展開を心より歓迎いたします。弊社は、日本の企業活動において、なくてはならない帳票を効率的に開発し、様々な形態での出力を実現するクラウドサービスの『SVF Cloud』を提供しております。この度、ServiceNowと連携するアダプターを開発しました。SVF Cloudが提供する高い帳票開発の生産性、様々な運用に適応する帳票出力環境をServiceNowのユーザーの皆様に提供することで、日本における『働き方改革』が促進するものと期待しております」
株式会社ロココの常務取締役である長谷川 正人氏は次のように述べています。
「ロココは、1994年の設立時よりIT運用サービス事業を軸に成長してきました。ServiceNow関連事業は、2013年のServiceNow Japan様設立時より開始し、日本での先駆者として、お客様における生産性の向上、業務プロセス改善に取り組んできました。今回のISVプログラムへの参画は、これまでのServiceNowの導入経験と自社HRソリューションの開発・販売経験を最大限に活かすことが出来ると確信しております。今後は、ServiceNowのNow Platform上に『人事申請ワークフロー』、『目標管理』『研修管理』『タレントメマネージメント』を順次、開発・提供して参ります」
株式会社システムサポートの専務取締役である能登 満氏は次のように述べています。
「株式会社システムサポートは、この度のServiceNow社の発表を歓迎します。弊社は2015年にServiceNow社とパートナー基本契約を締結し、多くの企業様に対してServiceNowの導入や運用の技術的な支援、個別アプリケーション開発を行ってまいりました。ISVプログラムへの参加にあたり、『コンポーネント・ベンダー』をコンセプトにServiceNowの機能を補完するようなコンポーネントを提供し、より広範にお客様のニーズにお応えしたいと考えております」
ServiceNow Japanの社長である村瀬 将思は次のように述べています。
「日本において働き方改革やデジタルトランスフォーメーションのニーズが高まる中で、当社は国内初となるデータセンターの開設やパートナープログラムの開始などのエコシステムへの投資を拡大し、また、人材の採用や育成にも投資しています。新たなパートナープログラムを通じて、日本のお客様が働き方改革を推進し、従業員体験をより良くしていくためのデジタルトランスフォーメーションの実現をより一層支援していきます。ISVプログラムに国内初のパートナーとして参加いただくウイングアーク１ｓｔ株式会社、株式会社ロココ、株式会社システムサポートの3社に心から感謝を申し上げます。また、今後より多くの日本のISVやサービスプロバイダーにパートナープログラムにご参加いただき、さらなる協業ができることを大変楽しみにしております。」
ServiceNowについて
ServiceNowはITから人事、セキュリティ、カスタマーサービスまで企業全体の定型業務プロセスを簡素化、自動化するシングルプラットフォームNow Platform®を中核として、企業向けのクラウドサービスを提供しています。世界中の企業が、多様なニーズに合わせてカスタマイズ可能なサービスポータルやワークフロー、機械学習などの機能を活用することで、デジタルトランスフォーメーションを推進し、従業員や顧客に優れた体験を提供しています。詳細は www.servicenow.co.jp/ をご確認ください。
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