SnapRoute社のクラウドネイティブネットワークOSとInfobloxのクラウドネイティブプラットフォームにより、ネクストレベルのネットワークエクスペリエンスを提供
2019年12月3日(火)- クラウドマネージド型セキュアネットワークサービスのリーダーであるInfoblox Inc.の日本法人、Infoblox 株式会社(本社:東京都港区、日本代表兼社長:望月賢、以下Infoblox)は本日、業界先端のクラウドネイティブ・ネットワークオペレーティングシステム(CN-NOS)を提供するSnapRoute社の買収を発表しました。同社の卓越した専門知識とテクノロジーはInfobloxの製品/サービスのさらなる充実に貢献し、企業のネットワーキングを大幅にシンプル化するとともに、より迅速かつ効率的に画期的なサービスを提供することが可能になります。
昨今のデジタル化に伴い、ビジネス環境は絶え間なく進化しており、分散化が進むと同時にハイブリッドクラウドアーキテクチャの元で多様なプラットフォームやデバイスが利用されています。そのため、テクノロジーやサービスプロバイダは自在にスケーリングが可能なネットワークおよびセキュリティサービスを提供・管理するために、新たなプラットフォーム/アーキテクチャを必要としています。InfobloxのBloxOneプラットフォームはクラウドネイティブのアーキテクチャで開発されており、スケーリングが可能なクラウド型のセキュアネットワークサービスの提供を実現しています。SnapRoute社のクラウドネイティブOSにより、Infobloxは今後自社のプラットフォームを活用した新たなネットワークサービスの開発と提供を加速させることが可能になります。
ガートナー社は本年7月に発表したレポートにおいて、WANエッジおよびネットワークセキュリティ市場は、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)モデルの上に構築された新たなマーケットに集約されることを予測しています。レポートではまた、SASEに理想的なプラットフォームはクラウドネイティブのアーキテクチャを中心として構築され、SaaSベースの実装モデルによってエッジサービスの提供をサポートしていくだろうと述べています。
BloxOne ThreatDefenseソリューションと最近リリースしたBloxOne DDIソリューションにより、InfobloxはSASEアーキテクチャで構築されたDDIサービスおよびセキュリティを中心としたサービスをすでに提供開始しています。SnapRoute社のテクノロジーとIP、および優れた専門知識は、Infobloxのクラウドネイティブのアーキテクチャにより提供されるSASEサービススイートの拡大に大きく寄与します。
Infobloxのプレジデント兼CEO、Jesper Andersen(イェスパー・アンダーセン)は以下のようにコメントしています。「私たちは将来の鍵はクラウドにあると認識しており、お客様が求める柔軟性、拡張性、適応性、高度なセキュリティ、そしてスピードに応えるためには、ネットワークおよびセキュリティサービスがクラウドネイティブになることが非常に重要になってくると考えています。私たちはSnapRoute社のチームを歓迎し、今後協業して彼らの革新的なテクノロジーとIPを活用し、BloxOneプラットフォームで提供するサービスを迅速に拡大していきたいと思います。」
「クラウドネイティブを基盤とした構築は、今日の企業が必要とするスケーラブルかつ柔軟なサービスを提供する上で必須だと言えます。Infobloxは、ネットワーキングおよびセキュリティサービス向けに真のクラウドネイティブプラットフォームの構築に投資している唯一の企業であり、当社のサービスと相互補完できるものと考えています。今後Infobloxチームを支援し、サービスや機能の充実に貢献できたら幸いです。」(SnapRoute社CEO、Dom Wilde氏)
Infobloxについて
Infobloxは、クラウドマネージド型セキュアネットワークサービスを通じてネクストレベルのネットワークエクスペリエンスを提供しています。Infobloxは世界で最も信頼性の高いセキュアかつ自動化されたネットワークの提供におけるパイオニアとして、ネクストレベルのネットワークのシンプル化を厳密に追及しています。業界のリーダーとして認知されており、DDIネットワーキング市場で50%以上のマーケットシェアを誇り、Fortune 500の350社を含む8,000社に及ぶ顧客に導入されています。詳細はhttps://www.infoblox.co.jp/をご覧下さい。