シーメンス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:藤田研一、以下シーメンス)は、東洋エンジニアリング株式会社と日鉄エンジニアリング株式会社が構成する共同企業体から新たに蒸気タービンと関連製品を日本におけるバイオマス発電所向けに受注しました。
受注した機器は、発電出力74,950kWの蒸気タービン、発電機、周辺機器です。これらの機器は合同会社御前崎港バイオマスエナジーが2023年に静岡県御前崎市・牧之原市にて営業運転開始を予定するバイオマス発電所にて活用されます。
低二酸化炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの導入・普及を一層加速するための取り組みが進められる中、バイオマスの発電設備は日本国内でもその重要度が増しています。シーメンスは、国内市場におけるエネルギー事業戦略の柱の一つとして、バイオマス発電向け蒸気タービンの拡販を図っています。
「弊社は事業者様の利益に貢献する高効率蒸気タービンの提供に注力しております。この数年間、弊社は日本においてバイオマス発電向け蒸気タービンの受注に連続して成功してまいりました。今後も日本における再生エネルギー、バイオマス発電の発展に寄与できるよう努めてまいります。」とシーメンス株式会社代表取締役社長兼CEO藤田研一は述べております。
■ シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。発電および送電、ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーである、個別管理会社のシーメンスモビリティを通じ、旅客および貨物サービスの世界市場を形成しています。さらに上場会社であるSiemens Healthineers AGとシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーの株式の過半数を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービス、環境に優しい陸上、洋上風力発電ソリューションの世界の大手サプライヤーでもあります。2018年9月末に終了した2018年度において、継続事業の売上高は830億ユーロ、純利益は61億ユーロでした。2018年9月末時点の全世界の社員数は37万9000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
■ 日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2018年9月末に終了した2018年度において、日本のシーメンスの売上高は約1569億円、社員数はおよそ2,200人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。