- Now Platformの最新バージョン「Orl ando」により、ワークフローがよりスマートに
- Adobe、Deloitte、Equinixなど業界のリーダーがNow Platformを活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を強化
【2020年3月11日(米国時間)カリフォルニア州サンタクララ発】:最新のデジタルワークフローを使って人々により良い働き方を提供するServiceNow(NYSE:NOW)は本日、強力なAIとアナリティクス機能からなる“Now Intelligence”を搭載する「Now Platform」https://www.servicenow.co.jp/now-platform.html の最新バージョン「Orlando」 を発表しました。Now Intelligenceを利用することで、従業員はよりスマートかつ迅速な業務の遂行、ビジネス上の意思決定の合理化、新たな段階の生産性の実現が可能になります。
世界的に、いかなる企業も顧客や従業員に素晴らしい体験をしてもらうことに注力してきました。素晴らしい体験の陰には素晴らしいワークフローがあります。ServiceNowの出番はまさにその点にあります。Now Intelligenceを搭載したNow PlatformはServiceNowが先駆者の地位を確立した企業向けの実用的なAIとアナリティク機能です。Now Intelligenceにより、従業員は迅速かつ容易に意思決定を行い、問題を解決し、回答を見つけ、業務を自動化できるようになります。つまり、職場環境をシンプルかつ簡単で、より便利にすることができます。
ServiceNowは、「Fortune 500」の約80%を含む、世界の大規模企業の戦略的デジタルトランスフォーメーションパートナーです。これらの企業は、Now Platformを「プラットフォームのプラットフォーム」として活用しており組織全体でサイロ化されたレガシー・システムを統合し、複雑なワークフローとプロセスをデジタル化することで、業務の合理化を図っています。Adobe、Deloitte、Equinix、Red Hat、Nutanix、UnitedLex、whyaye!、Acorio、Autotestpro、HighmetricではNow Platformを使用して企業内のデジタルトランスフォーメーションを強化しています。
ServiceNowの最高製品責任者 (Chief Product Officer)のチランタン・CJ・デサイ(Chirantan “CJ” Desai)は、次のように述べています。「人々は、今日のソフトウェアが求めるようなやり方ではなく、自分の望むやり方で仕事ができるようになるべきです。強力な新しいAIとアナリティクス機能を提供するNow Platform の最新バージョンOrlandoによって、人々が仕事をよりスマートかつ迅速に処理できるようになります。、この追加されたインテリジェンス機能は、インサイトやレコメンデーションを介して問題を予測しながらビジネス上や顧客の問題を予め解決し、最終的により良いビジネス上の意思決定ができるようになります。Now Platformに搭載されたNow Intelligenceはワークフローをスマートにして優れたユーザー体験とより多くの生産性を従業員と顧客の双方にもたらします。」
Orlando公開により、ServiceNowは企業全体で引き続き顧客向けのモバイル体験を提供します。そしてNow IntelligenceではNow Platformが素晴らしい体験を提供します。その機能は以下の通りです。
? 作業のスマート化と迅速化:チームがその場で行動できるように、コンテキストに応じた推奨や予測、洞察を自動的に提示します。
? より優れたセルフサービス機能:あらゆるチャネルで常に利用可能なインテリジェントな仮想エージェントにより、顧客と従業員は必要なものを迅速に入手し、行動を起こせるようになります。
? 高度な問題予測およびアクション自動化機能:Now Platformに完全に組み込まれた仮想エージェントにより、顧客と従業員は、時間や場所を問わず、迅速な解決を求められるリクエストを自動化することで、動的な対話を通じてワークフローを開始し、解決策を得ることができます。
? ビジネス上の意思決定のサポート:組織のすべてのレベルで透明性と整合性を高め、チームとプロセス・オーナーに、リアルタイムのパターン(傾向)とトレンドに関する意義ある情報を提供します。その結果、より多くの情報に基づいた意思決定が可能になり、改善すべき分野を迅速に特定することができます。
Now Platform の最新バージョンOrlandoは、ServiceNowのIT担当者、従業員、および顧客のワークフローにアナリティクスを提供し、インテリジェンスとモビリティのソリューションを高めます。その中でも重要なイノベーションは、以下となります。
アナリティクス・ソリューションズ
? クラウド・インサイト:業務時間内のクラウド利用状況の管理、適切なリソースの選択、利用ポリシーの適用に関するインテリジェントな推奨を提示することで、ITチームのクラウド資産のコストを最適化できます。
? 先進のリスクアセスメント(リスク評価):第一線に立つ組織のチームは日常業務のさまざまなリスクを容易に評価できるようになるため、他のチームはビジネス全体にわたる運用上のリスクやその他のリスクを分析および管理する際に、変化に効果的に対応できるようになります。
? ソフトウェア脆弱性評価:セキュリティチームとITチームは、脆弱性のあるソフトウェアと関連デバイスおよびサーバを即座に特定し、標準的なITワークフローを通じて迅速に変更を加えることで、ゼロデイ脆弱性の潜在的な影響を最小限に抑えることができます。
インテリジェンス・ソリューションズ
? 作業割当におけるエージェント親和性:カスタマーサービス・チームは、インテリジェントなコンテキストを使用して最適なエージェントに作業を割り当てることができ、顧客満足度を向上させることができます。作業を割り当てることができるエージェントには、常に特定の顧客にサービスを提供する特定のチーム、以前にその顧客にサービスを提供したことのあるエージェント、または関連タスクの経験があるエージェントが含まれます。
? 自然言語を理解する仮想エージェント:Now Platform の「Madrid」バージョンと「New Yorkバージョン」で発表されたイノベーションを継続的に進化させ、自然言語理解(NLU)モデルの作成と保守を容易にします。
? CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー):選択的コミットや衝突回避による開発者コラボレーションの強化や、開発期間を短縮する簡潔なデプロイメント・プロセスなど、チームによる標準DevOpsツールを使ったオン・プラットフォームの大規模な開発をサポートします。
モビリティー・ソリューションズ
? モバイル・エージェント機能の強化:ネイティブなモバイル体験を提供することで、サービスデスクのエージェントとオペレーターは任意のデバイスを使用していつでも問題を解決できるようになります。これらの機能は、ITSM、ITOM、およびフィールド・サービス管理ソリューションで利用できます。
? モバイル・ブランディングとアナリティクス:採用応募者、新規採用者、従業員が最もよく利用する自社サービスを、従業員との関係をより密にして、アナリティクスを使用することで顧客ブランドの環境でNow Mobileの企業体験を設定することができます。
? モバイルを対象としたキャンペーン(目的別アプローチ):部署や職種などのプロファイル情報を使用して、重要で関連性のある情報(課税期間 、サイトの更新、地域のITイニシアティブなど)を、モバイル・デバイスを介して従業員に提供します。従業員のコミュニケーションに対する、この積極的なアプローチにより、従業員満足度が向上し、サービスデスクへの問い合わせの減少が期待できます。
ServiceNowはNow Platformを延長してDevOPsパイプラインを管理し、ITオペレーションに関わる開発者が新たな見識を受け入れ、マニュアル作業で時間のかかる変更承認過程をオートメーション化します。このことで顧客は安全性を保持したままより迅速にオフ・プラットフォームでリリース機能を開発できます。当初はServiceNowストアでしたか購入できなかったServiceNowのDevOpsは現在Orlandoの一部として提供されるようになります。
IDCのコグニティブ・AIシステム担当リサーチ・ディレクターのデイブ・シュメール(Dave Schubmehl)氏は次のように述べています。「企業がデジタルトランスフォーメーション化を続ける限り、分散された部署を繋げるための適応化実行ツールが必需品となります。エグゼクティブがより実践的にAIを業務に取り入れる方法を模索し続ける必要があります。それにより企業全体の業務の効率性を高めるだけでなく増え続けるエンドユーザーの要求を満たすことになるでしょう。」
「Now Platform」 の最新バージョン「Orlando」を利用し、支持している業界リーダー(各社からのエンドースメント)
Adobe
アドビは、企業の競争方法を創造し、変革する力を人々に提供することを戦略として掲げています。同社の最高情報責任者(CIO)兼シニア・バイスプレジデントのシンシア・スタッダード(Cynthia Stoddard)氏は、次のように述べています。「アドビはデジタル体験を通じて世界を変えることを目指し、顧客と従業員に素晴らしい体験を提供することに注力しています。ServiceNowのNow PlatformとITSM Proソリューションにより、当社のエンジニアはより効率的に作業ができるようになり、新しい市場に参入する際に、技術革新と品質に注力できるようになりました。」
Deloitte
デロイトは、ServiceNowの提携パートナーであり、世界中に30万人以上の従業員を擁する、監査、コンサルティング、税務、アドバイザリー・サービスを提供する業界有数の会計事務所です。同社はServiceNowを利用して、ワークフローを刷新し、従業員の生産性を新たな段階に引き上げながら、グローバルの標準化を通じてクライアント・サービスを強化しています。デロイトAmericasの最高情報責任者(CIO)であるステファン・マンスフィールド(Stephen Mansfield)氏は、次のように述べています。「ServiceNowを利用する、当社の世界中の技術部門は今後、Now Platform上で業務ができるようになります。Now Platformを使用することで、作業中のワークフローのより一層の自動化とデジタル化が可能になります。ServiceNowを使用することで、当社は高度なモバイル対応を実現しており、セルフサービスを通じて従業員の生産性を大幅に向上させることに成功しています。ServiceNowを導入している領域では、さらなる効率化と改善が期待されます。」
Equinix
エクイニクスの最高情報責任者(CIO)であるミリンド・ワーグル(Milind Wagle)氏は、次のように述べています。 「当社は、五大陸、26カ国、52の市場で最も相互接続されたデータセンターを通じて、世界の主要企業と、顧客、従業員、パートナーをつなぐ、デジタル・ビジネス向けのグローバルプ・ラットフォームを提供しています。デジタル・ビジネスの台頭は、革新的な商取引やコラボレーション・モデル、そしてまったく新しい競争方法を生み出しています。これらを効果的に開発するには、世界中の従業員の生産性を高め、顧客へのサービスを向上させることができるソフトウェア・プラットフォームが不可欠です。そのプラットフォームを当社に提供してくれたのが、ServiceNowとNow Platformです。」
Red Hat
レッドハットは、エンタープライズ・コミュニティにオープンソース・ソフトウェア製品を提供する、米国の多国籍ソフトウェア企業です。同社のエンタープライズ・サービス・マネジメント担当ITディレクターのジョー・デコンティー(Joe DeKonty)氏は、次のように述べています。「Now Platformは、企業のサイロ化された記録システムを統合し、組織全体に渡る複雑なプロセスをデジタル化する、プラットフォームのためのプラットフォームのようなものになりました。当社ではServiceNowを使用している部門が多いため、Orlandoに含まれる、新しいAIおよびアナリティクス機能にとても期待しています。当社は、Now Platformに完全に組み込まれた仮想エージェントと予測インテリジェンスを使用することで、優れたアソシエイト体験の実現に注力しています。今後、当社の従業員は、時間や場所を問わず、現実世界のように動的な対話を通じて、ワークフローを開始し、リクエスト対応の自動化によって、迅速に解決策を得られるようになります。」
Nutanix
エンタープライズ・クラウド・コンピューティングのリーダーであるNutanixは、Now Platformを利用して、生産性と効率性を向上させています。「当社は、市場にイノベーションを継続的に提供し、顧客がクラウド・インフラストラクチャを構築できるようサポートしています。ServiceNowと協力し、当社の従業員の生産性を向上させることで、顧客にさらなるイノベーションをもたらすことに、より多くの時間を割けることを大変嬉しく思っています。」
UnitedLex
デジタル・リーガル・トランスフォーメーションの提供に特化した、リーガルテック・サービス企業であるUnitedLexは、ServiceNowのNow PlatformとそのITおよび顧客ワークフローを使用して、リーガル・エコシステム全体の変革を推進しています。UnitedLexの最高技術責任者(CTO)のショーン・ジェニングス(Sean Jennings)氏は、次のように述べています。「当社は、顧客をイノベーションに導き、顧客のためにイノベーションを設計し、実施することに注力しています。ServiceNowを使用することで、社内と顧客の両方でデジタルトランスフォーメーションを大規模に推進することができます。ServiceNowの強力なデジタルワークフローにより、従業員と顧客の生産性が向上し、よりインパクトのある業務に集中できるようになりました。」
whyaye!
イギリスを拠点とするwhyaye!は、顧客のビジネス変革を推進するITおよびサービス企業で、ServiceNowの大規模な実装をサポートしています。whyaye!のビジネス変革リーダーであるリサ・スミス(Lisa Smith)氏は、次のように述べています。「Now Platformの最新バージョンOrlandoには、ServiceNowのIT、従業員、および顧客ワークフロー・ソリューション全般の効率を向上させる、多くの生産性向上機能が盛り込まれています。ServiceNowは、職場の生産性を向上させるデータとツールを提供することで、顧客の従業員がより有意義な仕事に集中できる環境を顧客に提供することに継続的に取り組んでいます。」
Acorio
クラウド・コンサルタント企業であるAcorioの最高経営責任者(CEO)であるエレン・デイリー(Ellen Daley)氏は、次のように述べています。「今日のモバイル・ファーストの世界では、顧客は提案と迅速な解決を求めています。NLP(自然言語処理)の先進的な機能に加えて、顧客満足度を向上させるエージェント親和性を備えていることは、これまでの考え方を根本から変える画期的なことです。これは、たとえば、患者により迅速で適切な回答を提供したり、小売店におけるベンダー体験が向上することを意味します。当社の顧客は、クラウドコスト、ビジネスリスク、ソフトウェアの脆弱性に関して、より優れた可視性を求めており、これら全てをOrlandoは提供します。AI、可視性、およびモビリティのコンテキスト統合により、Orlandoは顧客のデジタルトランスフォーメーションを次の段階にまで引き上げました。」
Highmetric
ニューヨークに拠点を置くHighmetricは、専門的なテクノロジー戦略、設計、およびデリバリー機能を提供しています。Highmetricの北米ESM戦略担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのアンドリュー・パオリーノ(Andrew Paolino)氏は、次のように述べています。「ServiceNowの主要なGo-To-Marketパートナーの1社である当社の視点から、当社の顧客はOrlandoの新しいイノベーションにとても期待していると思います。顧客は特に、Orlandoが提供する革新的なAI技術と、その他のカスタマーサービス管理、ライブ・チャット、仮装エージェントにおける機能拡張を活用したいと考えています。Now Intelligence、プロアクティブ・カスタマー・サービス・オペレーションズ、およびCSM エージェント・ワークスペースとNow Platformを組み合わせることで、顧客は従業員の作業効率を高めるだけでなく、顧客と従業員の体験全般をより楽しいものにすることができます。」
Autotestpro
英国に拠点を置くAutotestproは、エンタープライズ・クラウド・ソリューションとDevOpsソリューションおよびサービスを提供するプロバイダーです。Autotestproの最高経営責任者(CEO)で共同設立者のポール・チョーリー(Paul Chorley)氏は、次のように述べています。 「経営幹部レベルの観点から、仮想エージェントの運用はコスト削減につながります。当社は非常にスリムな組織であり、標準的な質問に回答したり、自動化できる作業に対し多くの人を配置したくはありません。自動化ソフトウェア開発という当社の中核ビジネスに集中したいためです。」
提供開始時期
Now Platform の最新バージョンOrlandoは本日より提供を開始します。ServiceNow Now Agent、Now Mobile、ServiceNow Onboardingの各アプリは、Appleの iOS ストアと Google Play ストアからダウンロードできます。
詳細は、URL: www.servicenow.com/now-platform/latest-release.htmlをご確認ください。
ServiceNowについて
ServiceNowはITから人事、セキュリティ、カスタマーサービスまで企業全体の定型業務プロセスを簡素化、自動化するシングルプラットフォームNow PlatformRを中核として、企業向けのクラウドサービスを提供しています。世界中の企業が、多様なニーズに合わせてカスタマイズ可能なサービスポータルやワークフロー、機械学習などの機能を活用することで、デジタルトランスフォーメーションを推進し、従業員や顧客に優れた体験を提供しています。詳細は www.servicenow.co.jp/ をご確認ください。
ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他の ServiceNowマークは米国および/またはその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名と製品名は、関連する各会社の商標である可能性があります。
※本資料は、2020年3月11日(米国時間)付けで、米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。