月額料金800円/TBの従量課金でデータ転送料金なし、年間ストレージコスト最大80%削減
オンプレミス / 各種クラウド間でデータモビリティを促進し、あらゆるワークロードをあらゆる場所で実行可能に
株式会社TwoFive(本社:東京都中央区、社長 末政 延浩)は、米RSTOR社(アールストア、本社:カリフォルニア州)と国内販売代理店契約を締結し、マルチクラウド対応オンラインストレージ「RSTORマルチクラウドプラットフォーム(以下 RSTOR)」を本日9月1日より提供開始します。
RSTORは、オンプレミス環境および複数のパブリッククラウド(AWS、Azure、GCPなど)を、独自の高度なプロトコルで効率的に帯域を利用することで遅延を排除して相互接続し、従来よりも最大30倍高速なデータ転送速度を可能にしています。データ移動の追加料金は不要で、業界標準よりも最大80%の低コストで分散ファイル / オブジェクトストレージを提供し、クラウドネイティブなハイパフォーマンスオブジェクトストアから、エッジコンピューティングでのデータ転送、データのバックアップ/アーカイブまで、様々なストレージニーズに新しい価値を提供します。
RSTORでは、すべてのデータはエンドツーエンドで暗号化され、最高のセキュリティを提供し、冗長性を確保するためにデータを3つの物理データセンターに同時に配置します。今回、日本でのサービス提供開始に合わせて東京にデータセンターを新設し、本日から稼働開始します。また、本年中に、大阪にも開設を予定しています。
◆ 市場背景とRSTORのビジョン
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既存のクラウドサービスプロバイダーは、データ格納に課金するだけでなく、データを移動する時に再度課金します。複数のクラウドサービスを利用すると複数の重複した料金を払うことになり、データ量が増大し、データ活用が重視される昨今、データへのアクセスに関連するコストは非常に大きく予測困難です。
また、IoT端末やビジネスシステムから発生する膨大なデータを、機械学習や深層学習などのAI技術で分析するなど、昨今のワークロードでは、必要なデータを必要な時に準備し、オンプレミスでもクラウドでもエッジコンピューティングでも稼働できるのが理想的です。
市場は、ベンダーロックインから解放され自由な接続性と制御を求めており、クラウド、エッジコンピューティング、ハイブリッドITが真の価値を発揮するためには、新しいアーキテクチャモデルが必要であるとRSTORは考え、新しいサービスモデルで、クラウドに接続する新しい方法を設計しました。
独自の革新的なファブリックテクノロジーを介して、顧客のオンプレミス環境と、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などと接続できるRSTORは、コスト、パフォーマンス、セキュリティの側面でクラウドストレージを革新し、真のマルチクラウドを実現することを目指しています。
RSTORは、Equinix(エクイニクス)やCoreSite(コアサイト)、Interxion(インタークシオン)とのパートナーシップを通じて、大手企業1万社にサービスを提供しており、RSTORのユースケースには、クラウドの他に、防衛、ライフサイエンス、製造、メディア、小売などがあります。
TwoFiveは、既に、日本の大手メーカー、ゲーム会社などにRSTORを紹介して高評価を得ており、既存の販売パートナーに加えて、新たにVARとなるパートナーを積極的に開拓してまいります。
◆ RSTORの主な特長
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RSTORは、分散オブジェクトストア「RSTOR Space」、ネットワークアクセラレーションを担う「RSTOR Transporter」、データ保護・セキュリティを担う「RProtect」などから構成されます。エンタープライズグレードの機能、信頼性、およびセキュリティを備えた、クラウドストレージを簡単に利用でき、主な特長は以下のとおりです。
◇ ベンダーロックインを回避しコストを削減
データを移動することなく複数のパブリッククラウド(AWS、Azure、GCPなど)に直接インターコネクト可能で、ベンダーロックインや大規模データの移行に伴うコストを回避。GET / PUT、ネットワーク、データ移動の追加料金がゼロで、業界随一の価格競争力で高いプライスパフォーマンスを提供。他のクラウドプロバイダーのサービスと比較して年間最大80%のコスト削減が可能。
◇ 地域分散レプリケーションによる高いレジリエンシー
3-2-1バックアップルールにより、リスク軽減とディザスターリカバリー(DR:災害対策)を提供します。
現在、米国およびヨーロッパ、および東京(2020年9月)に「Point of Presence Sites(PoP)」となるデータセンターがあります。また、大阪にも開設が予定されており、その他にもアジア地域・オセアニア地域への展開が予定されています。
◇ セキュリティとデータ保護
Erasure Coding、レプリケーションにより冗長化し耐障害性を提供。
全てのデータを End To End で暗号化(暗号化方式はAES-256bit 採用)。SSE-C によるDARE(静止データ暗号化)など、堅牢なセキュリティを確保。
二要素認証によるアクセスコントロールが可能で、Google Authenticator、Microsoft Authenticator、Okta、LastPass などが利用可能。
◇ 高信頼性とコンプライアンス
99.999999999% の耐久性と 99.99% の可用性。
第三者認証として SOC2 を 2020年3月に取得済みです。
◇ 低レイテンシーのネットワークファブリック
RDMA(remote direct memory access)と独自仕様プロトコル拡張
※RSTOR製品ページ
www.twofive25.com/service/rstor.html
◆ 料金と提供開始時期
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・月額料金(税抜):800円~/1TB
RSTORの料金は、ストレージ容量とデータセンター間レプリケーション数に応じて従量課金されます。
・提供開始日:2020年9月1日
・提供方法:クラウドサービス(オンプレミスへのアプリケーション導入/アプライアンスでも提供可能)
・販売経路:TwoFiveおよび同社のパートナー経由で販売。今後、新規パートナーも開拓予定。
www.twofive25.com/partner/
◆ RSTORの創業者およびマネジメントチーム
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CEOで創設者のGiovanni Coglitore氏は、高性能コンピューティングシステムで知られるSGIを買収したRackable社の共同創設者であり、最初のCTOでした。
また、Facebookで「Open Compute Project」を率いていました。Facebookでは、コールドストレージ技術の開発にも関与し、このテクノロジーは、Coglitoreが共同で設立し、2015年にソニー・コーポレーション・オブ・アメリカに買収されるまで、CTOとして主導した新興企業であるOptical Archive社の基盤となりました。買収後は、ソニーのオプティカルアーカイブ部門のCTOを務めました。
RSTORのチームメンバーには、Google、Microsoft、Facebook、Dropbox、Amazonなどのハイパースケールデータセンター企業のインフラストラクチャエキスパートが含まれており、HPC、ハイパースケール、エンタープライズコンピューティングに精通しています。
◆ RSTORについて
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RSTOR.io/
RSTORは、次世代ネットワークファブリック上のプライベートデータセンター、パブリッククラウドプロバイダー、信頼できるスーパーコンピューティングセンターからのコンピューティングリソースを集約および自動化することを使命として2018年に設立されました。エンタープライズインフラストラクチャの革新に精通した創設チームによって構築されたRSTORは、変動コスト、ベンダーロックイン、および地域性を排除する単一の統合プラットフォームを顧客に提供すると同時に、追加料金なしで複数のクラウドサービスプロバイダーを使用する柔軟性を提供します。
2020年5月には、東京オフィス(所在地:東京都中央区、代表:スチュアート・フォロ)を開設しています。
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■株式会社TwoFiveについて
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www.twofive25.com/
株式会社TwoFiveは、大手ISP、ASP、携帯事業者の電子メールシステムインフラで長年経験をつんだメールシステムの技術者集団により2014年に設立されました。日本の電子メール環境を向上させることを使命としてベンダーニュートラルな立場で最適な技術とサービスを組み合わせ、メールシステムの設計・構築、電子セキュリティなどについてコンサルティング、ならびに各種レピュテーションデータを提供しています。