Nutanix Enterprise Cloud OSの採用により、ICTの利活用促進を実現するとともに、地震などの大規模災害発生時にも止まらないシステムを構築
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、社長:町田栄作、以下Nutanix) は本日、大阪府高槻市(市長:濱田剛史、以下高槻市)のICTインフラ基盤にNutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。
高槻市は、摂津峡や今城塚古墳をはじめとした日本有数の古墳群などの豊かな観光資源を有するエリアでありながら、大都市のベッドタウンとしても発展を遂げてきました。同市では、ICT戦略基本方針のもと、サーバー統合によるコスト削減や共通基盤を介したシステム連携によるシステム最適化を推進しつつ、クラウド活用や災害復旧(DR)対策およびテレワークの実現による働き方改革等、ICT利活用による効率的な行財政運営のさらなる推進を目指しています。
2020年度のファイルサーバー更新の調達においては、コストおよび運用上の課題解決とサーバー集約を目的とした新たな仕組み作りを目指して入札を実施することになりました。2018年大阪府北部地震や新型コロナウイルスの感染拡大を経験した同市では、罹災証明書の発行や緊急時における職員の業務継続性の確保のために、BCP(事業継続計画)対策が不可欠という意識が高まっていたことから、将来的な拡張性やDR対策に重きを置いていました。試験導入および比較検討の結果、Nutanixによる仮想化基盤をベースとしたファイルサーバー環境の導入が決定しました。
Nutanixの導入により、職員の運用負荷が大きく軽減しました。例えば、グループウェアのログ検索が数十分から数十秒に短縮されるなど、運用効率も大幅に向上し、職員の精神的な負担も軽減できたといいます。また、バックアップとして、これまでLTOテープに書き出して遠隔地に保管していましたが、DRサイトが構築できたことで職員が1クリックするだけで復旧できるようになりました。高度なITスキルを持ち合わせていない職員がITを担当する可能性がある自治体においては、Nutanixのシンプルで扱いやすい構造が高い評価を得ています。
高槻市 総合戦略部 情報戦略室 主査 前 尚徳氏は次のように述べています。
「構成の複雑さが、運用の複雑さにつながります。シンプルなNutanixであれば、運用上の課題も解決できると考えました。我々がこだわった業務継続性が高く、わずか数分で瞬時に復旧できる点が高く評価できました。Nutanixは、何か問題が起きた場合でもわずか数分で瞬時に復旧できるため、事業継続性を確保することができました。Nutanixが優れた技術、性能、および費用対効果を提供してくれたため、Nutanixを選ばない理由がありませんでした。」
同市では、今後の基盤統合の際に、Nutanixをさらに活用していく方針です。また、テレワーク環境の整備や新たなセキュリティガイドラインに則った三層分離対策の見直し、パブリック、プライベートクラウド環境をつなぐハイブリッドクラウド化の実現等も検討しています。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
www.nutanix.com/jp/viewer?type=pdf&path=/content/dam/nutanix/ja/resources/case-studies/cs-takatsuki-city-jp.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jpをご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。