Pexip社 は、Platform Equinix®を活用し、7倍にも増加する企業向けビデオ会議およびコラボレーションの成長に対応
世界的なデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、グローバルの大手企業や公的機関向けビデオ会議およびコラボレーションソリューションの大手プロバイダーであるPexip社が、アムステルダム、フランクフルト、香港、シリコンバレー、シンガポール、シドニー、東京、トロント、ワシントンDCにあるEquinix International Business Exchange™(IBX®)データセンター上でサービスを展開し、Equinix ConnectとEquinix FabricTM を活用して世界規模のビジネスを拡大させていると発表しました。現在、多くの人々が新しいハイブリッドの働き方や生活を送り、効率的・効果的なコミュニケーションの基本ツールとなったビデオ会議ソフトウェアやチャットアプリケーションの需要が大幅に増加しています。2020年には、世界全体でのビデオ会議アプリケーションのダウンロード数は6,200万ダウンロード[1]を記録し、前年比8.1%増となっています[2]。
Pexipは、ガートナー社の2021年マジック クアドラント(Magic Quadrant™)ミーティングソリューション部門においてチャレンジャーに選出されており*[3] 、2020年には最大で7倍のトラフィック増を記録するなど卓越した成長を遂げています。Pexipは急成長するビジネスへの対応に向けPlatform Equinixを採用し、レジリエント(回復力)のあるデジタルインフラストラクチャを構築し、複数のISPプロバイダーやクラウドサービスプロバイダーと相互接続を実現させ、190以上の国々で従業員や顧客に一貫したビデオ会議体験を提供しています。
Equinix Connectは、各都市で少なくとも2つ以上のアップストリームISPプロバイダーと接続しています。このため、主要なコンテンツ配信先への直接接続を含む最短経路を提供することができ、企業向けビデオ会議の顧客が求める回復性、低遅延、優れたパフォーマンスを実現しています。さらに、PexipはEquinix Fabricの活用により、オンデマンドでの安全なクラウド接続の導入を加速させ、Platform Equinix上でクラウドサービスや自社の分散型デジタルインフラストラクチャと接続しています。
発表の主なポイント
Pexip はビデオ会議コラボレーションソリューションを提供する大手プロバイダーです。Pexipは拡張性のあるプラットフォームにより、顧客のITやインフラストラクチャの要件に合わせて容易にカスタマイズできる、エンタープライズ品質のセキュリティを備えた高品質なビデオ会議ソリューションを提供しています。現在、同社の顧客には、Spotify、Vodafone、PayPalなどの企業のほか、アメリカ合衆国退役軍人省などの政府機関も含まれます。
エクイニクスが2021年10月に発表した年次市場調査「グローバル インターコネクション インデックス(GXI)Vol.5」によると、クラウドおよびITサービス企業のインターコネクション帯域は、2024年までに世界全体で45%の年平均成長率(CAGR)に達すると予測されています。世界的なコロナ禍によりビデオ会議の利用が急増する中、Platform Equinixは、Pexipが世界中のユーザーが求めるシームレスなビデオ会議体験に必要な低遅延かつ高性能な接続性を実現できるようにすると同時に、機密情報を保護するための最高水準のセキュリティを提供する堅牢なデジタルインフラストラクチャを提供します。
PexipはEquinix Fabricを活用することにより、最高水準の信頼性のある相互接続ネットワークを活用できます。これによりPexipには、組織が求める回復性、グローバルリーチ、Microsoft 365やDropboxなどの主要なコンテンツ配信先へのハイパフォーマンスな接続など、さまざまなメリットがもたらされます。
Pexipは、世界の複数の都市でEquinix Connectを活用しているため、コロケーションおよびインターネットサービスを1社から受けられるという利便性を得られます。これにより、複数のISPプロバイダーと契約してソリューションを導入する必要がなくなり、一貫したユーザーエクスペリエンスが得られます。また、プライマリまたはセカンダリのいずれかのアクセス方法を用いてインターネットに接続できる柔軟性を備えているため、使用量の増加に合わせた拡張が可能になります。
ビデオ会議は、環境に優しいコラボレーションソリューションであり、企業の二炭素排出量を削減するだけでなく、運用コストの削減にもつながります。エクイニクスとPexipは、持続可能性についての見解を共有しており、両社は二酸化炭素排出量の削減に関する共通の目標を発表しています。エクイニクスは、データセンター業界で初めて、科学的根拠に基づいた目標と持続可能なイノベーション計画を掲げ、2030年までにクライメイト・ニュートラルの達成を表明しており、Pexipも同じスケジュールでカーボンニュートラルを達成する計画(詳しくはこちら)をしています。
コメント
Pexip社 CEO オイスタイン・ヘム(Oystein Hem)氏
「当社は、既存および潜在的なお客様との会話を通じて、サーバーやコンピュート能力の拡張や管理に煩わされることなく、確実なデータ管理を実現するソリューションへのニーズが高まっていることに気づきました。エクイニクスの仮想ネットワークサービスの活用により、当社は、お客様がインフラストラクチャやコンピュート管理ではなく、自社ビジネスの成長に集中し、クラウド移行を推進できるようにサポートすることができます。同時に、当社の機能をより多くのお客様に提供し、より持続可能な方法で多くの組織の要件を満たせるようになりました」
エクイニクス プロダクト・マーケティング担当バイスプレジデント ジョセフ・ハーディング(Joseph Harding)
「ビデオ会議ソフトウェアやビデオチャットアプリケーションの需要は拡大しており、堅牢で信頼性の高いデジタルインフラストラクチャとハイブリッドマルチクラウド接続のニーズが高まっています。新たなレベルの需要に対応するため、Pexipのようなビデオ会議プラットフォームには、優れたビデオ会議体験に不可欠な低遅延で信頼性の高い相互接続性を一貫して提供する、堅牢で持続可能なデジタルインフラストラクチャが求められています。世界中でこれまでにないほど急増しているビデオ会議やコラボレーションソリューションへのニーズに対応するのに不可欠な敏捷性、スピード、信頼性を提供することで、Pexipのビジネス拡大をサポートできることを楽しみにしています。」
以上
エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャ企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの顧客体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。
※本資料は、2022年1月10日(シンガポール時間)付けで、米国Equinix, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。