リアルタイムでの解決、ユーザビリティの向上、船舶メンテナンスのための高度なデータ管理を可能に
複雑化する製品の設計・製造・運用を担うローコードプラットフォームアプリケーションをグローバルに提供するAras(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:ロッキー・マーチン、日本法人:アラスジャパン合同会社、本社:東京都千代田区、社長:久次昌彦)は、本日、サステナブルな海上貨物および荷役装置のリーディングカンパニーであるMacGregor社が、Aras Innovatorを使用して自社の状態監視 および予知保全サービスを提供する「OnWatch Scout」を開発したことを発表しました。
「OnWatch Scout」は、船舶に搭載した必須機器からの性能データを融合して、リアルタイムの状態および予測監視情報を乗組員に提供します。
「OnWatch Scout」をデジタルサービスの第一歩として開発したMacGregor社では、サービスエンジニアリングの知識をデジタル化して、顧客が情報をすぐに利用できるようにしています。
この情報によって、顧客はダウンタイムを短縮し、輸送の遅延を緩和しながら、船舶での潜在的な問題の特定を可能にし、リアルタイムで解決できるようになります。
Aras Innovatorのデジタルツインコアアプリケーションを使用しているMacGregor社は、「OnWatch Scout」の初期段階のコンセプトを発展させて、船舶のデジタルツイン構成を容易に構築できる追加機能を開発しました。
また、パフォーマンスデータと結合することにより、機器性能の信頼度予測をさらに向上させ、タイムリーなメンテナンス計画を可能にしました。この追加機能とパフォーマンスデータの結合によって、機器に対処する必要がある時や、
目の前の問題に取り組む方法について段階的な提案を行う際に、技術部門に注意喚起する処方的メンテナンスが可能になりました。
「予知保全だけでなく、処方的メンテナンスの提供によって、一歩先を行くというのが当社の考え方でした。「OnWatch Scout」の主要な機能の一つに、すべての関連データをコンテキストとともにすぐに利用できるようにするというものがあります。
私たちは、当社の中核としてAras Innovatorでこのデータを効率的に作成および管理できます」
と、MacGregor社のデジタルソリューション担当ディレクターであるバービック・サッカー(Bhavik Thakker)氏は述べています。
MacGregor社は、同社の機器データ管理の成熟度を高める重要な一歩として、Arasのプラットフォームを使用してきました。マニュアル、段階的な指示、予備部品管理表をはじめとした文書の信頼できる唯一の情報源としての役割を果たしています。
2022年、MacGregor社は「OnWatch Scout」の開発でSMART4SEA Technology Awardを受賞しました。船主やオペレーターが、条件に基づき、さらに先を見越したインテリジェントなメンテナンス戦略の開発をサポートするために、
データアナリティクスを活用しているサービスの最高例として選ばれました。
Aras InnovatorがMacGregor社の高度なモニタリングソリューション「OnWatch Scout」の導入を実現した方法を確認するには、こちらをダウンロードしてください。
www.aras.com/ja-jp/resources/all/cs-macgregor
Aras について
Arasは、複雑化している製品の設計開発、製造、および運用を支援するアプリケーションを備えた、最も強力なローコードプラットフォームを提供しています。
このテクノロジーにより、柔軟でアップグレード可能なソリューションが迅速に提供可能になり、ビジネスのレジリエンス性の向上に貢献します。Aras のプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、
製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。
主要顧客:川崎重工業、クボタ、デンソー、日産自動車、日立製作所、富士フイルム、三菱重工業、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、Microsoft などの顧客に採用されています。
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