Nutanix Cloud Platform とNutanix Database Serviceにより、インフラからデータベース管理までIT運用を内製化し、ベンダーロックインを排除
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、代表執行役員社長:金古 毅、以下Nutanix)は本日、株式会社山一ハガネ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 寺西 基治)がNutanix Cloud Platform とデータベース管理ソリューションNutanix Database Service(NDB)を採用して、売上/請求、入出荷、在庫管理などを行うあらゆる基幹システムを刷新し、IT運用を内製化したことを発表しました。
株式会社山一ハガネは、金型の材料になる工具鋼と部品に加工される生産材の2種類から成る自動車産業向け特殊鋼の卸売を核とし、工具鋼などを豊富にストックして部品製造から配送までを一気通貫で行う「ファクトリーモール」を構築し、鋼材のロケーションを確実に把握できる独自の在庫管理システムで生産材へのニーズにスピーディーに応えています。
以前はほぼすべての基幹系システムをデータセンターでホスティングし、ROIの向上を期待して各種システムを導入しましたが、ベンダーロックインの状態に陥り、バックアップすら取れないような八方塞がりのオペレーションになっていました。こうした状況を打破し、すべてのシステムの運用管理を内製化するため、Nutanix Cloud Platformの採用を決定しました。売上/請求、入出荷、在庫管理などを行うあらゆる基幹システムを Nutanix 上に構築し、売上高や利益率など経営分析データをPostgreSQLとNDBを使って運用しています。また、意思決定の迅速化や紙の削減などを目指して電子ワークフローシステムも導入し、Nutanixで運用を開始しました。
Nutanix Cloud Platformによる内製化により、プロセスが合理化され、運用コストの軽減や作業時間の短縮、ベンダーに依存せず社内判断によって即座に変更などに対応できるメリットが得られました。またGUIが直感的に使いやすいため、稼働チェック、異常値検知やNDBのチェックが容易になり、運用管理が効率化しています。
株式会社山一ハガネ 取締役 管理本部 本部長 小林 秀雄氏は、次のように述べています。「工具鋼、生産材の生産量は自動車の生産台数に依存しています。コロナ禍や半導体不足の影響が一昨年下期頃から徐々に回復しつつありますが、挽回生産に備えて部材を手配したことで余剰在庫を抱えてしまい、在庫管理がこれまで以上に重要です。」
株式会社山一ハガネ 改革推進室 IT戦略Sec. チーフマネージャー 坂本 成俊 氏は、次のように述べています。「評価用の VM やテスト用のデータベースが欲しいという要望が出てきたら、Nutanix上で稼働するワークフローシステムを使って申請から承認、構築まで、短時間で容易に新しい環境が利用できるようになりました。『思った時にすぐにできる』 ということは、わたしたちにとって本当に素晴らしいことでした。」
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
www.nutanix.com/jp/company/customers/yamaichi-special-steel
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Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。