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Nutanix、2023年第3四半期の業績を発表

第3四半期にはすべての指標で上方修正を達成
監査委員会の調査が完了、2023年度第2四半期のForm 10-Q報告書を提出

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、2023年4月30日を末日とする2023年度第3四半期の業績を発表しました。

Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「先行き不透明なマクロ経済の中、Nutanixのクラウドプラットフォームの価値提案がお客様の支持を獲得し続けたことで、第3四半期は堅調な業績を達成しました。サードパーティ製ソフトウェアの使用に関する監査委員会の調査が完了し、2023年第2四半期のForm 10-Q報告書を提出できたことも嬉しく思います。」

NutanixのCFOであるRukmini Sivaramanは、次のように述べています。「第3四半期の業績は、成長と収益性のバランスのとれたものであり、その結果、ACV請求額は前年同期比で20%以上増加し、フリーキャッシュフローも前年同期比で好調に推移しています。サブスクリプション更新の拡大する基盤に対して、当社は優れた実行能力を発揮し続けており、持続可能で収益性の高い成長に向けた取り組みに注力しています。」

また、サードパーティ製ソフトウェアの使用に関する調査の結論として、監査委員会は、ソフトウェアプロバイダー2社の評価用ソフトウェアが複数年にわたり不適切な形で使用されており、同社の企業行動・倫理規範などのポリシーに違反する形で、一部従業員が評価用ソフトウェアの不適切な使用を隠蔽していたと判断しました。

調査の結果、Nutanixは財務報告に関する内部統制の重大な脆弱性も特定しており、2014年8月以降の過去の期間について、営業費用、未払費用、その他の流動負債について、軽微な過小報告が確認されました。ベンダー2社のソフトウェアの過去の不適切使用によって算定される財務的影響については、2023年第2四半期時点で1,100万ドルの累積算定費用を計上しています。これは、当該ベンダー2社のソフトウェアの過去の不適切使用に関し、複数年の期間にわたって未払となっている、将来的な支払の算定額を意味します。これを受け、本日提出された2023年第2四半期のForm 10-Q報告書では、過去の期間の決算情報も修正されました。

サードパーティ製ソフトウェアの使用に伴う本年度の営業費用への影響については、100万ドル台前半程度の増額を予想しています。このほか、上述の重大な脆弱性に対処し、財務報告に関する全体的な内部統制を強化するため、同社は現在、複数の改善策を実施中または計画中です。

2023年第2四半期の最終業績や、サードパーティ製ソフトウェアの検証に伴い算定される財務上の影響や改善策に関する情報などの追加情報は、2023年第2四半期のForm 10-Q報告書でご覧いただけます。

2023年第3四半期の業績サマリー

 23年第3四半期22年第3四半期*前年同期比
年間契約額(ACV)1請求額2億3,980万ドル2億470万ドル17%
年間経常収益(ARR)214億7,000万ドル11億1,000万ドル32%
平均契約期間33.0年3.2年-0.2年
売上高44億4,860万ドル4億370万ドル11%
GAAPベース粗利益率81.4%80.2%120 bps
非GAAPベース粗利益率83.8%83.3%50 bps
GAAP営業費用4億3,410万ドル4億1,650万ドル4%
非GAAP営業費用3億6,910万ドル3億4,210万ドル8%
GAAP営業損失-6,890万ドル-9,270万ドル+2,380万ドル
非GAAP営業利益(損失)700万ドル-580万ドル+1,280万ドル
GAAPベース営業利益率-15.3%-23.0%7.7% pts
非GAAPベース営業利益率1.6%-1.4%3.0% pts
営業活動によるネットキャッシュ6,430万ドル-320万ドル+6,750万ドル
フリーキャッシュフロー4,250万ドル-2,010万ドル+6,260万ドル

GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。

最近の事業ハイライト

2023年第4四半期の業績見通し

ACV請求額2億4,000万~2億5,000万ドル
売上高4億7,000万~4億8,000万ドル
非GAAPベース粗利益率最大84%
非GAAPベース営業利益率9%~10%
加重平均発行済株式数(希薄化後)最大2億8,200万株

2023年度の業績見通し

ACV請求額9億1,500万~9億2,500万ドル
売上高18億4,000万~18億5,000万ドル
非GAAPベース粗利益率最大84%
非GAAPベース営業利益率6%~7%

Nutanixの2023年度第3四半期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial/ でご覧いただけます。

GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。

用語の定義と総売上高への影響
1 ACV(年間契約額)は、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。
2 任意の期間のARR(年間経常収益)は、特定期間末の時点で有効な、すべての非永続製品契約のACVの総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間までNutanixが義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
3 平均均契約期間は、期間中に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
4 現在進行中のサブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、平均契約期間が前年同期比で減少したことにより、売上高はマイナスの影響を受けました。

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2023年5月24日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

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