2023年6月2日(金)と3日(土)の2日間、横浜の開港記念日を祝う「第42回 横浜開港祭」が開催され、パシフィコ横浜 国際交流ゾーンの円形プラザで行われる「CEP*横浜みなとみらいパーク」エリアにおいて、玉川大学・玉川学園の木の輪を広げる「Tamagawa Mokurin Project」ブースを出展いたします。
「第42回 横浜開港祭」では、サブテーマで『つないでいこう きれいな海を 世界へ 未来へ』を掲げ、2050年のゼロカーボンシティを目指す横浜市に先駆け、開催に際して考えうる環境への影響にも配慮した、新たなお祭りのカタチを目指しています。 当日は、「Tamagawa Mokurin Project」メンバーによる教育・研究成果の展示や玉川の間伐材や玉川の丘アワビの殻を使ったワークショップも企画しています。ぜひ会場にお立ち寄りください。
CEP…Circular Economy Project
日 時:
2023年6月2日(金) 10:00~15:00/3日(土) 10:00~17:00
場 所:
みなとみらい21地区臨港パークエリア
パシフィコ横浜へつなぐ円形広場「プラザ広場」周辺
内 容:
・「Tamagawa Mokurin Project」メンバーによる成果の発表
・玉川大学・玉川学園の環境への取り組みを多角的に触れて学べる展示
・玉川間伐材と玉川の丘アワビの殻を使ったワークショップ
参加費:
無料
問い合わせ:
総務部管財課 042-739-8775
出展の背景
『つないでいこう きれいな海を 世界へ 未来へ』をサブテーマに開催する「第42回 横浜開港祭」では、環境への影響に配慮した様々なイベントが実施されます。本学が出展する「CEP*横浜みなとみらいパーク」は、開港祭を通じてサーキュラーエコノミーを来場者に知っていただくコーナーとして位置付けられ、様々な分野で活動している団体が参加可能なイベントです。
玉川大学・玉川学園は、前述の「Tamagawa Mokurin Project」のほか、児童・生徒・学生への「環境教育」や学園全体で「環境保全管理規定」「ISO14001永年表彰」など様々な取り組みの実績があることから、今回の出展につながりました。
サーキュラーエコノミー…循環経済を意味し、従来の3Rの取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動で、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。例えば、廃棄物や海洋プラスチックを使ったアップサイクル、地元農家や地域企業の商品を販売するマルシェによる地域循環経済などのこと。
展示・ワークショップの見どころ
玉川大学農学部が研究に取り組んでいる閉鎖環境下での「アワビ」の陸上養殖は、餌の散布による海洋汚染といった問題への取り組みの一つであり、「きれいな海」を目指す研究活動です。その研究過程から出てくる「アワビの殻」と、学内の間伐材を使って、日用品へとリデザインするワークショップを行います。サーキュラーエコノミー活動のいったんを体感していただければ幸いです。
なお、出展には、「Tamagawa Mokurin Project」のメンバーでもある、芸術学部や工学部の学生たちが参加しています。
芸術学部生は、ブース内の展示空間レイアウトから什器類(展示台)の制作まで、一貫して担い、キャンパス内の伐採材で制作した什器を利用した展示では、本学の環境への取り組みを多角的に触れて学べる内容などを準備しています。
また、工学部生は、ものづくりの技術や自身の専門知識を駆使して、ワークショップで制作する新たなプロダクトを創造し、試行錯誤を重ねてきました、今回のブースでは、技術的な視点からも、環境への取り組みを支援し、より持続可能なソリューションの開発にも貢献しています。