The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、国内におけるヘルスケア業界における導入数が2023年度前期(2月〜7月)ですでに、2022年度の導入数を超え倍増したことを発表しました。ヘルスケア業界では、患者の個人情報や医療記録など機密性の高い情報を保持している上、人々の生命や健康に直結するため、ランサムウェア攻撃の標的にされやすくランサムウェア対策の重要性は、年々高まっています。Rubrikは今後も、社内体制を強化し、同業界のランサムウェア対策を積極的に支援していきます。
ヘルスケア業界は、他業界と比較してセキュリティ対策にかける予算やリソースが少ない傾向にあることも標的にされる要素となっています。攻撃手法も巧妙化する中、100%攻撃を防ぐのは極めて困難なため、経営に深刻な影響を及ぼすインシデントを防ぐためには、運用を省力化および自動化し攻撃を防止するとともに、ランサムウェアによる被害を最小限に抑えるための迅速なデータの復旧が欠かせません。
Rubrikでは、データを隔離し、書き換えを不可能にしデータを確実に保護する「データレジリエンス」、機密データの漏洩、セキュリティ侵害の兆候を継続的に監視する「データオブザーバビリティ」、再感染を阻止しながら正確かつ迅速に復元する「データ修復」を高い運用効率やコスト効率で一元管理できる点が評価されています。
Rubrik Japan株式会社のカントリーマネージャーである石井晃一は、次のように述べています。「近年、日本においても医療機関へのサイバー攻撃に関する被害が取り上げられるようになり、復旧までに時間がかかり経営や診療に大きな影響を与えています。またサイバー攻撃に対応できている病院の割合は低いとされ、規模が小さいほど対策がとれていないことが分かっています。Rubrikは、容易な操作性とゼロトラストをベースにしたデータの保護と高い復旧能力により、グローバルの多岐に渡るお客様をはじめ、主要な医療機関で採用されております。引き続き社内の体制を強化し、今後も日本のヘルスケア業界のお客様を積極的に支援していく所存です。」
済生会熊本病院 医療情報部 診療記録管理室 野口 忠祥 様は次のように述べています。「済生会熊本病院では、高度急性期病院に求められる可用性の高い医療システム構築を進めています。2016年4月に発生した熊本地震によって、バックアップの課題が浮き彫りになったことを期にランサムウェアなどのサイバー攻撃の脅威からデータを保護し、さまざまなデータやシステムに対応したスケールアウト型のバックアップシステムの構築が可能なRubrikを採用しました。現在、Rubrikの製品は継続的な医療活動を行う上で欠かせない存在となっており、今後は同じ熊本県支部に属する他の病院や福祉センターのデータバックアップもRubrik に統合し、システム単位でバックアップを行う必要のない 統合バックアップシステム の実現を目指しています。」
地方独立行政法人新小山市民病院 システム管理室 吉野 絢祐 様は次のように述べています。「当院は、市民に信頼され、必要とされる地域密着型の急性期中核病院を目指しています。病院のシステム担当者として、サイバー攻撃に備え、データを保護すると同時に、いかに復旧を迅速に行うかが、病院の安全と持続性を担保する上で重要と考えております。当院では電子カルテが稼働しているHCI環境にRubrikのソリューションを導入してバックアップ体制をとっています。今後も巧妙化するサイバー攻撃に対して、しっかりと対策し、いつも安全に医療提供できるよう努めて参ります。」
Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP