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Facebookで複数の個人プロフィールを持てるように

Metaは9月21日(米国時間)、Facebookで複数のプロフィールを持つことができるようになることを発表しました。本日以降、グローバルで開始し、今後数か月のうちに順次展開される予定です。これにより、Facebook上で、自身のプロフィールを簡単に切り替えて自身の利用体験をカスタマイズできるようになります。Facebookを新たに利用する人も、長く利用いただいている人も、プライベートと仕事のつながりを分けたり、自分が参加しているコミュニティでのプロフィールと、友達や家族へのプロフィールを分けるなど、複数のプロフィールを作成することで、さまざまな場面でシェアする相手やコンテンツを簡単に整理することができます。

Facebookで追加の個人プロフィールを持てるようになり、以下のことが可能になりました。

Facebookでシェアする相手や範囲を選択できる機能を以前より提供していますが、昨年に複数のプロフィールをテストした結果、友達、グループ、興味・関心がより明確に整理されることで、利用者に最も関連する共通のトピックを通じてつながり、自由に交流できるようになるとの声が寄せられました。Instagramでは、興味・関心に基づいてアカウントを複数持っている利用者も多く、Facebookにおいても同様のことが可能になることは嬉しい限りです。

追加のFacebookプロフィールについて

ローンチ時点においては、マーケットプレイス、プロフェッショナルモードなどの一部機能は、追加のプロフィールでは利用できません。まずは、Facebookアプリ内とウェブ上で、追加のプロフィールのメッセージ機能が利用できるようになります。今後数か月のうちにMessengerの機能を拡大する予定です。また、プロフィールを追加するオプションは、18歳以上のアカウントにのみ適応されます。

管理機能
追加のプロフィールを作成すると、自動的にデフォルトの設定が適用され、他のプロフィールで設定している通知・お知らせやプライバシー設定は引き継がれません。さらに、そのプロフィールの投稿を閲覧できる人や、そのプロフィールに友達リクエストを送信できる人の範囲などの一部の設定はプロフィールごとに管理することができます。そのため、新しいプロフィールを作成する際に、その都度、プライバシー設定の確認をすることを推奨しています。また、プロフィールのプライバシー設定はいつでも更新することができます。なお、メインプロフィールに、追加したプロフィールが表示されることはありません。

真正性と責任
アカウントの保全性と実名の使用に関する長年のポリシーでは、メインプロフィールは実名でなければならないと定めており、これは変わりません。追加のプロフィールには自由に名前を決めることができますが、メインプロフィールに使用することはできません。Metaは、なりすましや身元の偽装の防止に注力しています。そのため、追加のプロフィールで他人になりすましたり、年齢や居住地を含む身元を詐称したりすることはできません。

これまで同様、すべてのプロフィールはFacebookコミュニティ規定に準拠していなければなりません。直近、または何度もポリシーに違反したことがある場合は、追加のプロフィールを作成することはできません。追加のFacebookプロフィールを使用して繰り返しポリシーに違反した場合、そのアカウントと関連するすべてのプロフィールに対して適切な措置が講じられます。追加のプロフィールに関するポリシーについては、こちらをご覧ください。

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