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サトー、高級トマトジュースに開封検知機能付き NFCタグを納入
不正流通を防止し、スマホでブランド情報も紹介

株式会社サトー(本社:東京都港区、以下、サトー)は、株式会社サジ ェスコム(本社:東京都港区、以下、サジェスコム)が販売するブランド 「ベジターレ」の高級トマトジュース「トマトクリスタル」用に開封検知 機能付きの NFC タグ※1 付きのラベル(以下、開封検知 NFC タグ)を提供 します。この秋に出荷される、トマトクリスタルから利用が開始されます。

高級ブランドの日本酒やワインなどプレミアムな飲料品が商品の中身を 偽造品に差替えて転売されるケースが海外で発生しています。生産者から 消費者へ商品が届くまでの経路において、不正流通や転売が介入しないよ うに防止対策が必要となっています。また偽造品の横行や非正規ルートに よる販売は、ブランド力の低下を招くことが懸念されます。これまでサト ーは、開封検知 NFC タグを活用し、ブランド保護や販売促進につなげるソ リューションを日本酒業界のお客さまを中心に提供してきました。今回、 その実績を活かし、開封検知 NFC タグをサジェスコムが展開するベジター レブランドへ提供します。

開封検知 NFC タグで封止めされた 「トマトクリスタル」

開封検知 NFC タグ

消費者はベジターレが販売する高級トマトジュースのトマトクリスタルを購入する際に、瓶に装着さ れた開封検知 NFC タグに NFC 対応のスマートフォンをかざすことにより、未開封であることが確認で きます。また、スマートフォン上で、製品のこだわりを伝える動画も閲覧可能となるなど、サジェスコ ムはブランド力の向上につながる情報を提供できます。加えて、タグが消費者の開封の時期や位置情報 などのデータも取得できるため、マーケティングへ活かすこともできます。サトーは今後、高級飲料向 けに開封検知 NFC タグを提供するだけでなく、2024 年をめどに商品の流通管理のプラットフォームを 構築し提供していく予定です。

開封検知 NFC タグなど、モノと情報をつなぐ「タギング」を通して、サトーはこれからも不正な流 通や販売を防止し、消費者が本物のプレミアム商品を安心して飲めるような流通と販売の確立を支援していきます。

※1 NFCタグ:NFC「近距離無線通信(Near Field Communication)」という通信技術規格を使用した非接触の IC チップを埋め込ん だもので、タグに NFC対応スマートフォンをかざすだけでアプリを起動するなどのプログラムを記録できます。

<参考資料>
■トマトクリスタルに関して
トマトクリスタルはベジターレが 2013 年に販売開始以来、高級志向のジュースとして高く評価されて、 飛行機のファーストクラスや高級ホテルにも採用されています。従来のトマトジュースのイメージを覆 すほど、さらりとした飲み心地と、香り高く透き通る味わいが特徴です。福井のブランド野菜・越前ト マトを 100% 使用しています。日本酒・大吟醸の『雫取り』という伝統技術を応用し、自然の重力のま まに滴り落ちる上質なトマトのエキスのみを一滴ずつためたものです。水を一切加えず、保存料や着色 料、酸化防止剤、香料などの添加物不使用、さらに塩や砂糖も無添加ですので子供から大人まで安心し て飲めます。
トマトクリスタルの詳細情報は、ベジターレ公式 HP より
www.vegetareshop.jp/product/39

■サトーの日本酒業界向けソリューションに関して
次の機能を蔵元や、生産者へ提供しています。主な機能は次の通りです。 ・RFID ロガーによる温度管理(LogBiz – Thermo Ver. 2.0)
・RFID タグ・ラベルによる在庫・入出荷管理、流通経路管理
・NFC タグによる不正防止、販売促進
NFC/RFID 利用で日本酒の不正流通防止については、下記をご参照ください
www.sato.co.jp/products/primarylabel/security/pdf/sake_leaf.pdf

■株式会社サトー 概要
所在地 :東京都港区芝浦 3 丁目 1 番 1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者 :代表取締役社長 笹原 美徳
資本金 :40 億円 事業内容:自動認識ソリューション商品(プリンタ、ソフトウェア、シール・ラベル、ハンドラベラー 等)の市場調査、企画・開発、設計、製造、販売、保守および販売促進ソリューションの販売

■サトーグループについて
サトーグループは、グローバルで 5,637 名※の従業員を擁し、90 を超える国・地域でビジネスを展開す る創業 1940 年の企業グループです。バーコードや RFID などに代表される、自動で情報を認識・入出 力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活
用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(連結売上高 1,428 億円※)。 ※2023 年 3 月末現在
より詳しい情報はこちら www.sato.co.jp/

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