坂城町の小学生が3D体験で埼玉工業大学を3月11日に訪問
富岡製糸場と埼工大を日帰りバスツアーで見学
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、URL www.sit.ac.jp/ )は、坂城町との連携協定における教育連携の一環として、さかきふれあい大学(長野県坂城町教育委員会生涯学習係)主催の「埼玉工業大学坂城町講座お出かけ編」を3月11日(土)に実施します。この講座のお出かけ編は2回目の実施となり、坂城町の小学生が約30名参加する予定です。
当日は、朝、坂城町から埼工大のスクールバスにて出発し、富岡製糸場(群馬県富岡市)を見学した後、埼玉県深谷市にある埼工大のキャンパスにて先進の3Dを体験します。 このイベントは、小学生が世界遺産となった歴史ある富岡製糸場を見学し、さらに大学にて、最新IT技術の3D体験をする、教育プログラムの日帰りバスツアーです。
埼工大は坂城町、坂城高校との協力協定を2010年2月に締結しました。坂城町は、以前より生涯学習として町民対象の公開講座を行っていましたが、この連携により埼工大との連携講座を追加しました。
具体的には、連携授業として2011年3月から小学生向けの理科教室を坂城町にて毎年実施しています。その実績に加え、2016年3月には、富岡製糸場の見学と埼工大訪問のツアーを初めて実施しました。
3D設備のある教室での体験の様子
今回の3D体験では、坂城町の小学生が埼工大のキャンパスにおいて、工学部情報システム学科の教室設備である3Dプロジェクタと3D-PCを実際に使用し、3Dメガネ(円偏光方式)による各種3D体験をします。3Dカメラで人物を撮影して、3D-PCに表示させたり、専門的な3次元可視化ソフト(AVS)を使って、3次元構造物の観察などをします。 参加する小学生は、大学の高度な3D環境において、3Dの専門家である井門俊治(埼玉工業大学特任客員教授)と大学生の指導により、3Dを学びます。 <3D体験プログラム内容>
①3D映画(3Dブルーレイ)の上映・鑑賞する。
②3Dカメラにより人物の撮影をして、目の前の3D-PCに表示する。
③Google Earthにより地球の各地を探訪し、3D写真として取り込み3D写真として観察する。
④3次元可視化ソフトAVSを使って、3次元構造物を観察する。
⑤3次元CGソフトを使って、3次元構造物を作成し、3次元表示、立体表示を行う。
また、キャンパス見学では、昨年夏に完成したばかりのユニークな木造建築「ものづくり研究センター」などを見学します。埼工大では、このような教育連携の一環を通して、未来を担う子供たちの育成を支援する社会貢献活動を積極的に展開していきます。
●開催概要
・日時:平成29年3月11日(土)8:30~17:00予定
・訪問先:富岡製糸場、埼玉工業大学
・行程:
08:30文化センター出発 ⇒ 坂城 IC ⇒ 富岡 IC ⇒10:00富岡製糸場見学
⇒11:30富岡 IC ⇒藤岡 JC ⇒本庄児玉 IC ⇒12:30埼玉工業大学 食事・見学他
⇒14:30 本庄 ・児玉 IC ⇒ 藤岡 JC ⇒ 坂城 IC ⇒17:00文化センター解散予定
●参考情報
・案内パンフ:「埼玉工業大学坂城町講座お出かけ編」 (別紙参照)
・前回の開催情報: URL www.idolab.sakura.ne.jp/IDOLAB/events/2016/0312/0312.html
・埼玉工業大学に関して: www.sit.ac.jp/
・本学情報システム学科に関して www.sit.ac.jp/gakubu_in/kougaku/jouhousystem/it.html
●本件のイベントに関するお問い合わせ
長野県坂城町 教育委員会 教育文化課生涯学習係 TEL:0268-82-2069
埼玉工業大学 特任客員教授 井門俊治 TEL:048-585-6874