ネットワールド、ファイルのゼロトラスト化を実現する 米OPSWATとディストリビューター契約を締結
構築サービスやトレーニング、日本語サポートを提供し、全国をカバーする販売チャネルを通じて、広範なユーザーに拡販
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、米OPSWAT社(オプスワット、本社:フロリダ州)とディストリビューター契約を締結したことを発表します。ファイルの高度な無害化や次世代サンドボックスなどによる脅威除去を可能にする「MetaDefenderプラットフォーム」を、本日11月9日より、全国をカバーする同社の販売パートナーを通じて提供します。 また、ネットワールドが開催するイベント「Networld X 2023」(現地開催:11月15日、会場:新宿住友ビル三角広場)においてOPSWAT社の展示ブースを設け、詳細をご説明します。
OPSWATは、ゼロトラストの発想により、メールや様々な経路で受け取る多種多様なファイルを、受け取る前に高度な検査で確認し、高度な無害化などにより脅威除去をするという新しいアプローチのセキュリティソリューションを提供しています。マルウェアやランサムウェア攻撃が増加する中、従来のアプローチでは防ぎきれない未知のマルウェアやゼロデイ攻撃を未然に防ぎ、リスクを大幅に低減する事が可能で、その高い有効性と信頼性から、国内でも注目が高まっています。
また、Microsoft 365のメールやm-Filterなどのメールセキュリティ、OneDriveやBox、AWS S3などのクラウドストレージや各種ファイル転送サービス、F5やA10などのApplication Delivery Controller、Menlo Securityなどの仮想ブラウザによるインターネット分離といったソリューションとの組み合わせも可能です。ネットワールドと同社のパートナーは、これら製品の取り扱い実績が豊富なことから、MetaDefenderプラットフォームと組み合わせたトータルなソリューションを提供します。
◆ OPSWATの特長
◇ファイルのゼロトラスト化を実現: ファイルが社内や組織内に入ってくる前に、全てを確認し、脅威があれば拒否あるいは除去し、安全なファイルだけを受領や受信することで、サイバーセキュリティにおけるリスクを大幅に低減できます。
◇豊富な機能を1メーカーで提供: 複数のアンチウィルスエンジンでスキャンし、検知率を上げるOPSWAT独自の「マルチスキャン」、ファイル内の脅威を高度かつ高速に除去する「Deep CDR(高度な無害化)」、exe等の実行ファイルを高速に検査可能な「次世代サンドボックス」、インストールする前に、アプリケーションのインストーラーの脆弱性を検査する「アプリ脆弱性チェック」、機密情報を秘匿化(マスキング)し、漏えいを防ぐ「DLP(Data Loss Prevention)」といった豊富な機能で、高度に多重にファイルの安全性を確認できます。
◇高度で高速なDeep CDR(無害化): OPSWATは、全てのファイルに悪意があるものとみなし、ファイル内の潜在的に悪意のあるコンテンツを削除・無効化することで非武装化するDeep CDR(無害化)を提供します。多くのファイルが1秒以内~数秒で無害化できる高速性と、ファイルが崩れず、ファイル形式もそのままで、処理前、処理後のファイルイメージが変わらないユーザビリティを維持したまま安全なコンテンツに再構築できる安定性が、多くのお客様にも評価されています。
◇多種多様なファイルに対応: OPSWATのDeep CDR(高度な無害化)は、150種類以上のファイルタイプに対応しています。Office ファイルはもちろん、一太郎、PDF ファイル、各種画像ファイル、動画ファイル、CADファイル(.dwg)の無害化が可能です。
◇様々な経路、ユースケース、構成に対応: ファイルが入ってくる経路は、USBなどのリムーバブルメディア、メール、クラウドストレージ、ファイル転送/交換サービス、Webサーバー等様々ですが、OPSWATのMetaDefender オプションを組み合わせることで、ファイルの検査や無害化等の脅威除去等が可能です。また、自治体や重要インフラの組織におけるネットワーク分離環境(インターネットに接続しないオフライン環境)へのファイル持ち込みに対しても対応可能です。
◇API連携: OPSWATは、MetaDefenderのREST API やオンプレミスAPIが提供されます。そのため、企業や組織のアプリケーションやすでに実装されたセキュリティアーキテクチャーに、MetaDefender Coreの高度な検査や脅威除去技術を連携や統合することが可能です。
◆ OPSWAT MetaDefenderプラットフォーム
◇OPSWAT MetaDefender Core OPSWATのMetaDefender Coreの各機能により、様々なファイルの高度な検査や脅威除去ができます。 マルチスキャンや無害化等、必要な機能を選択してご利用いただくことも可能です。
◇OPSWAT MetaDefender オプション リムーバブルメディア、メール、クラウドストレージ、ICAPサーバー、ファイル転送サービス等、ファイルの受領や受信方法により、MetaDefender Coreと連携するオプションがあります。 ※OPSWATの詳細は以下をご参照ください。 www.networld.co.jp/product/opswat/
◆ OPSWATの販売について ◇販売開始: 2023年11月9日 ◇販売経路: ネットワールド、および同社販売パートナー経由 ◇参考価格: 年間サブスクリプションモデル OPSWATのソフトウェアを動作させるインスタンス数により変動。お問合せください。
◆「Networld X 2023」について ネットワールドが毎年開催するイベントです。今年は、11/14-15の2日間の日程で、オンラインとリアル会場のハイブリッドで開催します。2日目(11/15)の現地開催では、新宿住友ビル三角広場のリアル会場にて、約50社のITメーカーがブース出展します。
イベントの詳細、お申込みは、イベント公式サイトをご覧ください。 networld-event.jp/
◆ OPSWAT社 エンドースメント OPSWAT JAPAN株式会社 カントリーマネージャー 高松篤史 氏 「OPSWAT JAPAN株式会社は、株式会社ネットワールド様とのディストリビューター契約を歓迎いたします。 ネットワーク、データ、デバイスを保護し、未知の脅威、ゼロデイ攻撃、マルウェアを防止するゼロトラスト・ソリューションを提供する弊社は、株式会社ネットワールド様とのパートナーシップ締結により、全国のより多くのお客様に、弊社IT及びOT環境におけるサイバーセキュリティ・ソリューションを役立てていただけるものと期待しています。 今後も、株式会社ネットワールド様との協業により、お客様のさらなる安心安全、そしてビジネス価値の向上に貢献していきます。」
◆ OPSWAT社について
OPSWATは、IT、OT、ICSの重要インフラサイバーセキュリティソリューションとDeep CDR(高度な無害化)DeepCDR(Deep Content Disarm and Reconstruction)のグローバルリーダーとして、世界の基幹組織をマルウェアやゼロデイ攻撃から保護しています。侵害のリスクを最小限に抑えるため、OPSWATの重要インフラ保護ソリューションは、最新の技術、プロセス、ハードウェアスキャンにより、重要ネットワークにおけるデータ、ファイル、デバイスアクセスの転送を保護し、公共部門と民間部門の両方の組織を保護することができます。金融サービス、防衛、製造、エネルギー、航空宇宙、輸送システムなど、世界中で1,600を超える企業が、ファイルやデバイスの保護、業界や政府主導のポリシーや規制への準拠、サイバーによる混乱からの評判、財務、社員、顧客の保護にOPSWATを信頼しています。
■ 株式会社ネットワールドについて
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、セキュリティ、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。