2024年3月15日

Rubrik、保存場所を問わず、あらゆる環境のデータを保護する業界初のDSPMソリューションを発表

  • クラウド、SaaS、オンプレミスでデータセキュリティ態勢管理(DSPM)をサポートするRubrik Enterprise Proactive Edition(EPE)の一般提供を開始
  • 二重脅迫型ランサムウェアなど、進化し続けるサイバー脅威に対するサイバーレジリエンスを実現する上でDSPMは不可欠
  • Rubrik Laminarは、組織の最高機密データに対する全面的な可視性を提供し、ユーザーとその行動を評価

人工知能(AI)、デジタルトランスフォーメーション、IoTにより、データ量が増加する中、組織はサイロ化が進み、急増するデータへの対応に迫られています。

Rubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、データの保存場所を問わず包括的なサイバーレジリエンスを実現するために、データセキュリティ態勢管理(DSPM)とリカバリ機能を組み合わせた業界唯一のデータセキュリティ製品スイート「Rubrik Enterprise Proactive Edition(EPE)」の一般提供を開始したことを発表しました。Rubrik EPEにより、組織はクラウド、SaaS、オンプレミスの環境を問わず、ミッションクリティカルなデータを保護することで、将来的なサイバー攻撃に対して包括的な保護、リカバリ、回復力を実現できます。

ガートナー社のレポートには、以下のように記載されています。「これまで知られてなかったデータリポジトリの場所を特定し、セキュリティおよびプライバシーのリスクを軽減することが急務となる中、2026年までに、20%以上の組織がDSPMテクノロジーを導入すると見込まれています。」*¹こうした需要は、データが無秩序に増える中で深刻化しており、Rubrik Zero Labsの調査レポート「データセキュリティの現状」によると、調査対象の61%の組織は、クラウド、オンプレミス、SaaSの環境の複数の場所で機密データを保存していることが判明しています。

Blue Diamond GrowersのITインフラストラクチャ担当ディレクターであるライアン・ファンク(Ryan Funk)氏は、次のように述べています。「ITおよびセキュリティリーダーが現在直面している最大の課題の1つは、組織の最重要機密データに対する全面的な可視性の確保です。Rubrikはデータ保護機能とデータガバナンス機能を兼ね備えており、データにアクセスする人物とその行動を完全に可視化できるようになりました。Rubrik EPEは、統合型のデータセキュリティ・ソリューションであり、競合するクラウド専用およびオンプレミスのDSPM製品を上回る形で、運用コストの削減を支援します。」

サイバー態勢とサイバーリカバリの連携により、サイバーレジリエンスを向上

Rubrik EPEは、クラウドに特化したDSPMの大手企業であるLaminarの買収を経て開発されました。RubrikとLaminarは共同で、エンタープライズ、クラウド、SaaS全体にわたるサイバーリカバリとサイバー態勢を連携させ、業界では唯一の包括的なサイバーレジリエンス製品を開発しています。

Rubrik EPEのDSPM機能は、信頼された認証情報を使用してデータを暗号化、破壊、窃盗する最先端のサイバー攻撃に対抗する上で重要です。その中核的な機能は、以下の通りです。

クラウドやSaaSからデータセンターまで、ハイブリッド環境に対する全面的な可視性を提供
データ資産を監視して、機密データ、保護レベル、ユーザーアクセスポリシーを特定
こうしたデータに対するアクティビティへの洞察を提供
ITおよびセキュリティチームが修正すべき構成ミスを検知し、不注意によるデータ漏洩リスクを軽減

Rubrikの最高ビジネス責任者であるマイク・トルニンカーサ(Mike Tornincasa)は、次のように述べています。「現在のサイバー脅威は、大半の企業の予防能力を上回っており、従来型のセキュリティ対策では時代遅れです。悪意のあるアクターは、ハッキングと認証情報の漏洩を拡大しながら、AIも自由に駆使しています。組織は『彼らの次の一手』を考えながら、事態の修復を強いられています。Rubrik EPEを使用することで、企業は悪意のあるアクターが自社の重要データを破壊し、漏洩させようとする場合でも、攻撃の影響を排除できるようになりました。Rubrikはこうしたソリューションを提供する唯一の企業として、データの保存場所に関わらずサイバー態勢とサイバーリカバリを連携させることで、より包括的なサイバーレジリエンスを実現します。」

*1: ガートナー社、「Innovation Insight: Data Security Posture Management」、Brian Lowans、Joerg Fritsch、Andrew Bales著、2023年3月28日

Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。

Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP

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