2024年5月28日

ビジネスブレイン太田昭和、グループ全社のセキュリティ教育とメール訓練に セキュリティ教育プラットフォーム「KnowBe4」を採用

ドラマ仕立てや動画、ゲームなど、多種多様なコンテンツを毎月配信
社員のセキュリティ意識が向上し、訓練メールの開封率が1/3以下に低減

ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 芹澤 朋斉 )は、経営会計コンサルティングやシステム構築・運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを提供する株式会社ビジネスブレイン太田昭和(本社:東京都港区、代表取締役社長 小宮一浩、証券コード:9658、以下 BBS)が、ネットワールドの提供するセキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた統合型プラットフォーム「KnowBe4(ノウ・ビフォー)」を採用したことを発表します。

BBSは、国内支店、海外現地法人、関連会社を含めたグループ全体のセキュリティを、本社の情報システム部が統括しています。ビジネスの安全を守るために、システムやプロセスの整備だけでなく、“人”に対する教育活動が重要であるとの認識から、以前からフィッシングメールなどに対処するための教育やメール訓練を実施してきましたが、教育コンテンツが尽きて同じコンテンツを複数回使用することになり社員の関心が低下していました。また、社外スタッフの入れ替わりが多く、訓練用のメールアドレスの収集に手間を要していました。

KnowBe4は、一つのテーマに対して数種類、海外ドラマ仕立てなどの多彩な教育コンテンツが用意されています。
メール訓練機能では、アドレスの更新が容易で、訓練メールの文面は、カテゴリーや難易度別に用意されている複数のテンプレートを基に作成しています。実在する企業ロゴなども利用可能なため、ロゴ入りメール等で訓練を行うことができます。また、KnowBe4は多言語対応で、タイとベトナムの海外拠点にも教育や訓練を容易に展開することができます。

KnowBe4導入により、質の高い教育と訓練を継続的に実施することで、社員のセキュリティ意識は大きく向上し、例えば、メール訓練の開封率は、訓練開始時よりも15ポイント以上改善しました。BBSは、意識調査のためのアンケート機能や、訓練結果やコンテンツ受講状況からリスクスコアを算出する機能など、KnowBe4の可視化・分析機能を活用し、今後もさらなるセキュリティ意識向上を目指します。

◆ 導入の背景と選定のポイント
経営会計コンサルティング、SI、BPOの3分野を主力事業として企業のビジネス変革を支援するBBSでは、国内支店、海外現地法人、ならびに10社以上の関連会社も含め、グループ全体のセキュリティを本社の情報システム部が統括しています。 同部署では、「優れたシステムがあっても、人の意識が伴わなければビジネスの安全は守れない」という考えから、システムやプロセスを整備だけでなく、“人”に対する教育活動にも積極的に取り組み、フィッシングメールなどに対処するための教育やメール訓練を実施してきました。
しかしながら、何度も実施するうちに教育コンテンツが尽きて同じコンテンツを複数回使用することになり、社員の関心が低下。セキュリティ意識を継続的に高めるためには、社員を飽きさせない対策が必要だと考えていたところに、ネットワールドからKnowBe4を紹介されました。

KnowBe4は、海外ドラマ仕立てのコンテンツをはじめ、多彩な教育コンテンツが大量に用意されており、また、メール訓練や訓練結果の可視化・分析機能も備えているので、教育・訓練・分析の各プロセスを、単一のプラットフォーム上で実行することができます。また、BBSはタイとベトナムに海外現地法人がありますが、KnowBe4は多言語対応でタイ語、ベトナム語にも対応していることから、これらの海外拠点にも教育や訓練を展開することができます。

◆ 新システムの概要と導入効果
KnowBe4を導入後、BBSでは、グループ約3,500名のユーザーに対して毎月教育コンテンツを配信しています。一つのテーマに対して数種類のコンテンツが用意されているため月ごとに選択でき、内容が面白いので集中して見られると社員からも高評価を得ています。

KnowBe4により、メール訓練の効率化も実現しました。BBSでは、社外スタッフの入れ替わりが多いため、以前は訓練用のメールアドレス収集に結構な手間を要し、年2回程度しか実施できませんでしたが、KnowBe4は、コンテンツ受信者の情報を元にリストを最新の状態にリフレッシュでき、実施回数を増やすことができました。
また、KnowBe4のメール訓練機能では、現実に則した訓練を行うために実在する企業ロゴなども利用可能です。社内利用しているWebサービスのロゴ入りメールで訓練を行ったところ、これまでは騙されなかったユーザーが引っかかってしまい、この失敗経験をしたことで、より真剣に教育を受けるようになりました。訓練メールの文面は、カテゴリーや難易度別に複数のテンプレートが用意されており、BBSでは、これらを基に訓練目的に応じた文面を作成しています。
さらに、KnowBe4にはテナント管理機能があり、BBSとは認証基盤が異なる関連会社であっても、テナントに分けることで、コンテンツの配信管理を一元管理して教育・訓練サービスを提供することができます。

KnowBe4を導入し、質の高い教育と訓練を継続的に実施することで、社員のセキュリティ意識は大きく向上。例えば、最初にメール訓練を始めた頃の開封率に比べて、現在では15ポイント以上改善しています。BBSでは、この成果に満足することなく、さらなるセキュリティ意識向上を目指して、意識調査のためのアンケート機能や、訓練結果やコンテンツ受講状況からリスクスコアを算出する機能など、KnowBe4の可視化・分析機能を活用していく計画です。

◆ 株式会社ビジネスブレイン太田昭和
www.bbs.co.jp/
本社:東京都港区西新橋1-1-1
設立:1967年8月
主要営業所:大阪支店、名古屋支店、静岡支店、福岡支店ほか
海外現地法人:タイ、ベトナム
事業内容:経営コンサルティングやシステム構築・運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを提供

■ 株式会社ネットワールドについて
www.networld.co.jp/ 
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、セキュリティ、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。

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